登山のときには花をよく見かけます。
道端に咲き誇る花々、なかなか目を楽しませるものです。

何度も見かける花があると、その花の名前が気になります。
私も少しは花に詳しくなろうと思い、花の本を何冊か買ってきました。

秩父でよく見かける白い花はなんだろうと思い、家にある本で調べてみたのですが、その花のことは載っていませんでした。
しかし昨日買った本の中にその花は載っていました。

ドクダミでした。

先日は秩父の蓑山(美の山)に行ってきました。
道中はドクダミ以外、ほとんど花は見かけなかったのですが、山頂では何種類かの花を見かけました。

蓑山は関東の吉野山と言われることもあるみたいで、その山頂はサクラの名所のようです。
色んな種類のサクラの木が植えられているらしく、四月中はずっとサクラが楽しめるようです。

蓑山の山頂に小さな写真館のようなものがあり、そこでサクラ、ヤマツツジ、アジサイなどの写真が飾られていました。

山頂にアジサイもけっこう咲いていて、おー、と思ったのですが、本当はもっとたくさん咲いてるみたいで、山頂に来てた年配の方グループが、「まだまだ来るの早すぎたなー」と言って、残念がっていました。

どうやら6月下旬から7月上旬あたりが蓑山のアジサイは見ごろなようです。

山に登るとき、花が見どころのシーズンであれば、登山の楽しみは一段とアップします。
サクラや紅葉などの季節になると、登山者はとても多くなります。

他に花が咲いてる山がないかなと思ってちょっと調べてみたのですが、御岳山のレンゲショウマが8月中旬ごろが見ごろなようです。

御岳山のケーブルカー御岳山駅から数分で行くことができる富士峰園地というところはレンゲショウマの日本一の群生地と言われているそうです。
約五万株のレンゲショウマをそこで見ることができるようです。

8月中旬の御岳山登山もちょっとご提案してみようかと検討しています。

御岳山は奥宮なんかも結構いいところです。

御岳山の神社の奥には御岳山の山頂があり、そこから奥宮の姿を見ることができます。

そこから奥宮を見ると、ぜひあそこに行ってみたいと思うはず。
それで実際に奥宮まで行くというわけです。

奥宮までの道のりはなかなか本格的な登山道で、がっつりした登山も楽しめます。

静かな奥宮はオーラがあって、なかなか渋くて良いところです。

見ごろのレンゲショウマと奥宮を堪能する御岳山の登山というのも、なかなか良いのではないかと思っています。