修験道に興味があります
投稿日
2018/06/27
修験道をご存知ですか?
それは日本独特の仏教です。
私も最近知りました。
なんでも山岳信仰と神道と仏教が合体したような宗教らしく、基本仏教みたいです。
特徴は、山に籠って修行するところです。
山で修行する修験道の人たちのことを山伏とか修験者とか言うらしいです。
新田次郎の有名な小説で、「劒岳 点の記」という小説があります。
測量士が未踏の山、剱岳に挑む物語です。
その作品の中でも修験者が出てきていました。
そのときも結構修験者というものに興味を持ちました。
何十年も山の中で暮らしたりするようです。
インドかチベットかどこかのヒンズー教の修行者も、同じような修行をしてたと記憶しています。
ヒンズー教の修行者は確かサドゥーとか言われていて、すごい変わった修行をします。
一つの場所に座り込んで、5年以上そこから動かなかったりします。
身を横たえたりもしないみたいで、座りっぱなしで、眠りもしません。
とは言っても、座って、目を開いたまま寝ているような状態になっていると思います。
私の記憶が確かであれば、確かサドゥーの修行はそんな感じのものだったと思います。
それと似たような修行を日本の山でしている人たち、それが山伏とか修験者とか言われている人たちだと思います。
高尾山なんかでも修験者の修行を体験できるイベントなんかがあるみたいです。
しかし修験道というものはおそらく、高尾山でちょろっと修行体験をするという甘っちょろいものではなく、もっと過酷な環境で修行しないとあんまり意味はないものなのではないかと思います。
何を目的として修行をするのか?
要するに悟りを開くためのようです。
その他の目的もあるのかもしれませんが、悟りを開くという事も大きな目的の一つであると思っています。
だから禅とか、そういうものとも共通しているのかもしれません。
山に籠って修行する。
心と体を鍛え、悟りを開く。
なんか魅力を感じる世界です。
私は何回か山でテント泊をしたことがありますが、テント泊、けっこう苦手です。
あんまり寝れないし、疲れもあまり取れません。
しかし修行と思ってテント泊をすれば、けっこう耐えられるものなのかもしれません。
まあ悟りを開くとか大げさな目的ではなく、山の中で長い間テント泊をして、己の心や生活を見つめ直し、何か新たな発見を得る。
そしてその発見により自分の人生がより豊かになる。
そんなメリットもあるかもしれません。
機会があれば修行目的で山籠もり、実践してみたいものです。