腹が減ってきました
投稿日
2021/09/19
現在、猿倉荘にいます。
現在、4時31分。
朝ごはんは5時30分。
いい具合に腹が減ってきました。
朝ごはんをしっかり食べて、しばしのんびりして、トイレを済ませて、白馬岳の登山をはじめるつもりです。
標高差、実に1700メートル。
これはとんでもない数字です。
雲取山よりもさらに厳しいと、覚悟しなければいけません。
ぞくぞくと、目覚ましのベルが鳴ってます。
すでに外に出てる人もいます。
5時前に、登山に出発するつもりなのかもしれません。
大変だ。
なんといっても標高差1700メートル。
甘くありません。
明日は朝ごはん、どうしよう。
まずは無事に登れるかどうか。
そこに集中です。
しかし昨日、あれほど眠たかったのに、実際にはあまり寝れませんでした。
横になったら即座に寝れると思っていたのに、予想外です。
今回はストックを持ってきています。
ヘルメットは必要でしょうか。
昨日の夕ごはん時の山小屋スタッフさんの話では、軽アイゼンの話は出ていましたが、ヘルメットの話は出てきませんでした。
しかし落石が多いとは言ってました。
そして落石を起こしてしまった場合は、「ラク!」と怒鳴るようにと、教えられました。
しかし私の部屋、見てみると、畳四畳が一列に並んでます。
畳っていいですね。
畳に座ってると、ストレッチがしたくなります。
畳は柔らかいです。
畳の部屋のあるマンションに、引っ越しをしたくなります。
しかしあれですね。
もう登山せずに帰りたくもあります笑
これからだというのに。
いかんいかん。
1700メートル、登らねば。
しかし朝ごはんってのもあれですね。
時間が決まってるのが、ちょっと不便です。
自分のタイミングで食べたいものです。
さっと食べて、さっさと登りはじめる。
それがベストです。
しかしその場合、自分で食料も持ってこなければならず、荷物が多くなってしまいます。
荷物を軽くするには、やっぱ山小屋を利用するほうがいいんですかね。
まあ今回は山小屋の朝ごはんを食べることにします。
何事も経験です。
あ、ヒゲがちょっと伸びてる。
いやあ、待つなあ。
待ち時間、長いです。
テント泊だと、すべて自分のタイミングで、事を進めることができるのですが。
4時55分。
すでに山小屋のスタッフさんが、元気よく喋ってます。
何かを登山者に説明しています。
スタッフさんたち、風呂はどうしてるのだろうか。
猿倉荘、風呂はないです。
なんか首のところとか、虫に食われてます。
しかしあれですね。
ジャンダルムとか、到底ムリですね。
あまり危険な場所は、歩く気にはなりません。
そういう場所を歩くのであれば、もう最初っから、テント泊ですかね。
まああれかな。
ジャンダルムといっても、普段通り、気軽に登ったほうがいいんですかね。
あまり構えずに。
恐れすぎず。
楽勝感覚で。
スリルを楽しむような感覚で。
デンジェラスゲームを楽しむという感覚で。
今日も危険箇所があるでしょうか。
とにかく今日はきつそうです。
大雪渓、どんなだろう。
軽アイゼン、必要だろうか。
あ、山小屋を後にするときは、やっぱ、「お世話になりましたー」とか、言ったほうが良いでしょうね。
昨日山小屋に入ってきた集団、手慣れた感じで元気良く、「お世話になりまーす!」って、言ってましたからね。
じゃあ私も今日は、「お世話になりましたー」と言って、出ますかね。
しかし話は変わりますが、「10月に登山をご一緒したい」と言ってきた人がいて、登山をセッティングしたのですが、その後その人、音信不通になりました。
返事が返ってこなくなりました。
こういうことって、普通にあることなんでしょうかね。
四十代の人なんですけど、非常識じゃないですかね。
そういう人、多いのかなー。
イヤですねー。
冷やかし半分だったんですかね。
あるいはやむを得ない事情でもあったんですかね。
まあ「ご一緒したい」と言ったものの、その後いやになったんでしょうね。
で、適当なキャンセルの理由が見つからず、返事をしないことにした。
まあ、いいですよ。
それをきっかけに登山をセッティングできたし、人数も集まりましたし。
まあ、良いきっかけでした。
でもなんか返事してくればいいのに。
「もっと頻繁に登山するサークルだと思ったのですが、指定された日にちが思ったよりも先だったので、ちょっと自分には合わないと思いました。せっかくセッティングして頂いて恐縮ですが、すみません、参加はキャンセルさせてください」
そんな風に言ってくれれば、「かしこまりました。またご縁がありましたらご一緒させてください!」とか、こっちも言えて、すっきりするのに。
返事が途絶えるとか。
四十代のいい大人なのに。
むうっ。
まあ、何かやむを得ない事情でもあったのでしょう。
そう思うことにします。
あ、「お食事どうぞー」と、スタッフさんが言ってきたので、食事してきます!