三頭山での再会
投稿日
2021/11/06
今日は三頭山に登っていると、向こうから見たことある人が降りてきました。
とある会で知り合った男の、Yさんです。
その人と登山中に出くわし、十分程度立ち話をしました。
Yさんは丁度登ってきて降りてきているところで、私はこれから登るところです。
というわけで、行を共にするわけにはいきませんでしたが、なかなか別れ難く、ずいぶん長話をしたものです。
Yさんは四十代後半くらいで、とんでもなく感じの良い独身男です。
Yさんとはとある独身者の集う会で知り合ったのですが、これほどに感じの良い人が独身であることが到底信じられず、実はYさん、既婚者なのではないかと疑っていたのですが、話を聞いてみると、間違いなく独身であるようです。
それで、これほどに感じの良い人がなぜ独身なのか、非常に不思議に思っていました。
しかし今ではYさんがなぜ独身なのか、その理由がわかりました。
ああ、だから独身なんだな、そりゃ独身だわ。
そう思うような、Yさんの致命的な欠点
を、明確に理解しました。
Yさんがこの文章を見る可能性があるので、詳しくは書かないことにします。
Yさんの致命的な欠点については、非公開とさせて頂きます。
しかしとにかく、私はそのYさんのその謎に気付いてから、その後はずっと疎遠になっていたのですが、本日思いがけず、Yさんと再会したわけです。
しかしYさん、やはり爆発的な感じの良さを炸裂させていました。
Yさんはこれほど感じの良い人なので、友達も非常に多いみたいで、今日も夜から友人と飲みに行くそうです。
多分、日本一感じの良い男なので、誘われることも多いみたいで、予定もぱんぱんに詰まっているようです。
そのYさんとはまた、こんど登山でもご一緒しましょうと言い合って、今日は別かれました。
Yさんの致命的な欠点、それがあるから絶対に百パーセント結婚はできないという弱点。
それは言わぬが花でしょう。
しかし人間とは複雑というか、不思議というか、一筋縄ではいかないもので、実際に会うと、とんでもなく良い人なのに、ラインでは、全く違った印象になる人もいます。
私は48年も生きているというのに、人を見る目が、いつまで経っても未熟です。
Yさんではないのですが、その他にもとんでもなく感じが良い人がいるのですが、その人はラインのやり取りの中で、信じられない欠点があることが、明らかになりました。
そこでも私はまた、人の評価を間違えました。
しかし基本的には、Yさんはとんでもなく良い人だし、多少の欠点があったとしても、それは大目に見るべきであると、今は思います。
二ヶ月前の私は、まだまだあまりにも若すぎた。
未熟すぎました。
今はもう少し、大人になれた気がします。
だからYさんとも、機会があればまた登山ご一緒したいと希望しております。