登山サークル アウトドアチャイルド

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陰謀か?
投稿日
2022/07/21
今日もまた、青梅丘陵ハイキングコースで、ハイキングをしてきた。
朝起きて、何も食わずに、お茶だけを飲んでハイキングをするものだから、いつもハイキングのあとは、凶的なほどに、食欲がたかまる。
口に入るものなら、アルミ箔でも、段ボールでも、なんでも口に入れたいと思うほどに、凶的に食欲が高まる。
そのような状態では、何を食べてもうまい。
食えるものなら、すべてご馳走である。
すべて、フランス料理の三つ星レストランである。
あるいは、高級寿司とか、高級懐石料理である。
あるいは、焼肉屋である。
安楽亭であり、牛角であり、スタミナ太郎である。
一度も行ったことはないのだが、叙々苑である。

そんな風な腹ペコ状態で、「腹ペコキッチン」と呼ばれたスーパーに、立ち寄った。
そして、もっとも肉っぽい惣菜パンである、山崎製パンの「まるごとソーセージ」を、大量買いして、貪り食ってやろうかと思ったのに、陰謀か、まるごとソーセージは、売り切れだった。
これは、この「腹ペコキッチン」と呼ばれたスーパーの社員の、悪意かもしれない。
私がまるごとソーセージ目当てでスーパーに来ていることを知っていて、わざと、まるごとソーセージを、隠したのかもしれない。
そんな、疑惑が胸に生じる。
しかしそんな仕打ちにめげず、買い物を続ける。
まず、1380円の激安5キロ米を、ゲットする。
それから、三矢サイダー、シーフードヌードル、「堅あげポテト うすしお味」を、ゲットする。
カルビーさんの、ポテチはうまい。
しかし、コイケヤさんのポテチは、口に合わない。
だから私は、コイケヤさんには悪いけど、コイケヤさんのポテチは、絶対に買わない。

カラムーチョは?

「腹ペコキッチン」と呼ばれたスーパーの社員が、テレパシーで尋ねてくる。
カラムーチョって、コイケヤさんだっけ?
ああ、カラムーチョは、「湖池屋」だ。
カラムーチョは、美味である。
それは認める。
だからカラムーチョだけはすまないが、コイケヤさん、私に売って欲しい。
私に対してカラムーチョを売り控えることは、やめてほしい。

あと、もっとも肉っぽい惣菜パンである、「まるごとソーセージ」を、スーパーの社員から隠されてしまったものだから仕方がない、そのかわりに、フジパンさんの、「エッグ&ベーコン」と、「ピザパン」を買ってみた。
それもなかなか、肉っぽいパンである。
「まるごとソーセージ」の代用品としては、やや不満足だが、まあこの際、仕方がない。
今回は、それで我慢することにする。

それらを買い物カゴに入れ、スーパーのレジの人に、カゴを渡す。
するとレジの人は、ニヤリと、悪そうな顔をして笑った。

と、私は身構える。
なにか、仕掛けてくる。
そんな予感が、確かにあった。

レジの店員さんは、何食わぬ顔をして、レジの作業を続ける。
私は何か不正があることを予感しながら、レジの表示を睨む。

なに!
米が2000円、だと?

私はすぐに気づく。
そして、店員さんに、怒鳴る。

これ、1380円って、書いてましたよ!

私はそのように、喚き散らす。
すると店員さんは、確信犯的な顔つきで、ニヤリと笑い、

あ、それはそれは、失礼した

などと、偉そうに呟き、その2000円を取り消しにして、かわりに1380円と、入力しなおした。
そして、「ほれ、持っていきなさい。お米、腹一杯食べるのだぞ」などと、声をかけ、私にカゴを、差し出した。
私はそんな店員さんの顔を、忌々しそうに睨んだ。
さらに、差し出されたレシートの一つ一つを、目を皿のようにして、チェックした。
さらに不正をされているのではないかと思って、私は疑心暗鬼に包まれた。
幸いその他のものは、大丈夫そうだった。

まったく、店員さん、油断もスキもありゃしない。
きっと店員さんにとっては、単なる火遊びだったのだろう。
レジの作業にも慣れきってしまい、すっかり退屈してしまったので、客をみて、わざと料金を高くして、文句を言われるかどうか、スリルを味わっていたに違いない。
そのように、ゲーム感覚として、スリルを味わって、レジの仕事を、なるべく面白いものにしようと、工夫していたに違いない。

しかしなんとか今回は、その奸佞な店員さんの謀(はかりごと)を、なんとか阻止することができた。
まったく、油断もスキもありはしない。
なにごとにも、金銭のやりとりのときには、ミスがないよう、注意をしなければいけない。
例えば、千円出したつもりで、一万円を出してしまうと、その一万円は、返ってこない。
すべて、猫ババされてしまう。
そして裏で、笑われる。

まあとにかく、そのようにして、ハイキングから帰ってきて、スーパーで買い物をして、家に帰ってきて、ピザパンと、エッグ&ベーコンを食べ、そして、今、鍋で、ニンニクと、キャベツを、煮ている。
味は、醤油味一本である。

その、煮たニンニクを、ロースハムで包んで食べてみようかと思う。
ニンニクが五玉余っているので、それを腐らせてしまう前に、何かして食べようと思い、工夫した結果、それを醤油味で煮てから、それを、ロースハムで包んで食べてみることにした。
で、ニンニクだけを茹でるのも物足りないので、追加で、キャベツも少し、ちぎっていれた。
そして今、ニンニクとキャベツを、醤油味一本で、煮ているのである。
それをこれから、食べてみる。

まだまだ腹は、減りすぎているのである。
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