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峰谷からの鷹ノ巣山登山、雪で敗退しました
投稿日
2018/02/03
今日は奥多摩の鷹ノ巣山の登山に行ってきましたが、登頂はできませんでした。
雪のため、敗退してしまいました。
つねづね峰谷から鷹ノ巣山に登ってみたいと思っていました。
奥多摩から峰谷に行くバスは、7時45分です。
しかし今日はそのバスには間に合わず、8時35分の西鴨沢行きか何かのバスに乗りました。
本当は、8時35分は丹波行きのバスなのですが、人が多かったので、臨時便が出たようで、その臨時便が西鴨沢行きだったと思います。
そのバスに乗って、峰谷橋まで行きました。
そして峰谷橋から峰谷まで歩きました。40分くらいの道のりでした。
昨日はけっこう雪が降りましたので、奥多摩の山々もけっこう雪山になってます。
峰谷からは延々と、細い車道のような道を歩きました。
車道といっても、ほとんど車は来ません。
そしてようやく、鷹ノ巣山への本格的な登山のスタートという感じの、登山道が始まったのですが、開始早々、いきなり挫折しました。
雪が多くて、危険。
そもそも、どこが登山道なのか、とても分かりにくいです。
しかし人の踏み跡がありました。
だからその踏み跡をたどって行きました。
でもなんか、すごい滑落しそうな道です。
登山靴にはチェーンスパイクははいています。
でもチェーンスパイクだけでは全然心もとない。
危ないので、座って移動したりもしました。
危険なので、四足歩行ばっかりです。
でも雪道なので、四足歩行だと、手が冷たくて仕方がない。
これは軍手の登場だとばかりに、リュックを探ってみると、なんと軍手、忘れてきてました。
話にならん。
登山道が全然わからない。
チェーンスパイクじゃ全然心もとない。
道が狭い。
危ない。
それでもなんとかじわじわ進みました。
すごい時間かかります。
しばらくは分かりやすい道が続いたのですが、その後、かなりの急登が始まりました。
とにかく、どこが登山道なのか、わけがわからん。
で、こりゃ、ダメだなーと思って、引き返すことを決意しました。
峰谷から鷹ノ巣山に登るのは、今回が初めてでした。
はじめての道を雪山は、やめておいたほうが良さそうです。
これからどんな道が続くのか全然わからない状態で、そしてどこが登山道なのかも全然わからない状態で、雪山登山は厳しいと思いました。
とにかく雪が積もってしまうと、登山道がわかりません。
何度か登ったことがある道じゃないと、どうしようもない。
リスキーにもほどがある。
というわけで、引き返しました。
峰谷まで引き返したとき、12時30分くらいでした。
で、運よく12時50分の奥多摩駅行きのバスがありました。
だからそれに乗って帰ってきました。
雪山、全然ダメでした。
なんでだ?
そもそも、初コースで雪山はダメ。
あと、軍手を忘れたとか、冗談じゃない。
雪道はけっこう四足歩行が多いです。
危険な道ですと、四足歩行になったり、座った状態で移動したりもします。
ズボンのお尻なんか、けっこう濡れます。
座り移動もちょくちょくするので。
で、チェーンスパイクだとダメですね。
いや、ダメではないかもしれませんが、もっとがっつりした軽アイゼンのほうがいいと思いました。
あとピッケル。
ピッケルもあったほうがいいです。
すごい滑落しそうでした。
雪山は滑落対策絶対に必要です。
危険個所はロープとハーケンで、安全確保しながら移動したいようにも思いました。
まあロープとかハーケンとか、使い方知らないですけど。
トンカチみたいなやつで、ハーケン打ち込みながら進むんでしょうね。
岩登りとか、沢登りの心得があったほうが良さそうです。
で、家に帰って思ったのですが、雪山はもう、登山道とか関係ないですね。
とにかく、上へ上へ登っていく。
これしかない。
そうすれば山頂に着くはずです。
なんか、雪山登る場合は、地形図を持って行くらしいのですが、地形図が必要なのかもしれません。
というか、現在地がわかったりするといいのですが。
登山道とか関係のない道のりで、ただひたすら、上へ上へと登るという、原始的というか、アバウトな感じの登山になりますので、現在地とかがわかるアプリとかあるといいですね。
GPSですかね。
そういうのあると楽でしょうが、ないと大変です。
どっちにしろ、登ったことがないコースは、やめといたほうが良さそうです。
通常の稲村岩尾根のコースですと、もう三回くらいは鷹ノ巣山に登ってるので、雪山でもけっこういけるかもしれません。
ちょっと今度はそっちでチャレンジしてみたいところです。
とにかく、雪が積もってしまうと、登山道とか、関係なくなってしまう。
その状況で進むのだから、本当はロープとかハーケンとか持って、岩登りの人みたいな恰好して、ごついアイゼンと、ピッケル持って、ざくざく雪にアイゼンとピッケルを突きさしながら、じわじわと登っていく。
そんな感じになるんですかね。
ま、とにかく、無雪期とは全然勝手が違います。
普段登ってる山も、全然違う顔になります。
まあ高水三山とかだったら、そんなに急登とかないですし、チェーンスパイクで充分かなーとは思います。
でも登山靴だけだとけっこうしんどいかもしれないですね、雪が積もっちゃうと。
しかしまあ、けっこう雪が降ってくれたおかけで、近場の奥多摩でも、そこそこ雪山を満喫できました。
もっともっと雪降ってほしいところですね。
雪山はけっこうスリリングな感じで、なかなか楽しいと思いました。