やって来ました三条の湯
投稿日
2018/02/27
※このブログは2018年2月24日18時ごろに書かれています。
奥多摩の三条の湯に来ています。
テント泊しています。
三条の湯からは東京都の最高峰の山、雲取山に登れます。
雲取山の標高は2017メートルです。
雲取山に登るルートは大きなものでは三つあります。
鴨沢バス停から、三峯神社から、三条の湯からのルートです。
一番登りにくいルートは、三条の湯からのルートです。
しかし先ほど、三十代くらいの女性三人組が16時40分くらいに三条の湯まで降りてきました。
雲取山に登ってきたようです。
三条の湯に降りてくるルートはマイナーなルートだと思っているので、けっこうびっくりです。
よく降りてこれたなと思います。
わたしは先ほど、三条の湯から一時間ほどだけ雲取山に登ってみました。
三条の湯から15分ほど進んだところの道は、道が狭くて、けっこう急坂で、積雪があって、かなり危ないと思いました。
実際にわたしの前を歩いていた年配の男性は、そこで引き返してました。
その男性もおそらく、明日の登山に備えて軽く下見に来たのだと思います。
その積雪の道は人の足跡もありませんでした。
こりゃダメかなーと思いました。
ピッケルが必要なのではないかと思いました。
私はチェーンスパイクをつけていましたが、チェーンスパイクだとかなり心もとない感じです。
もっとごついアイゼンと、ピッケルがあったほうが良さそうな道のりでした。
ちょっとすべると滑落してしまいそうです。
しかしその道は長くはありませんでした。
その危険な道は、10分くらいの道のりです。
それを越えると、歩きやすい道が続きました。
下見の登山に出発したのは15時くらいです。
本当は17時くらいまで登ってみて、そして戻ってこようと思ってました。
ヘッドライトなども持ってでかけました。
しかし登山早々そういう危険な道のりがありましたし、その道を真っ暗になってから歩くとますます危険だと思ったので、16時になる前に登山はやめて、そこから下山しました。
下山しているときに、上のほうから人の叫び声が聞こえた気がしました。
助けを呼んでる?
と思って立ち止まって耳をすませます。
なんかグループが賑やかに話をしているような声みたいです。
でも空耳かなーとも思いました。
大学生くらいの若くてにぎやかなグループが、楽しくにぎやかにおしゃべりしてる感じです。
わたしはその人たちが姿をみせるまで、ちょっと待ってみましたが、姿を見せません。
それで結局三条の湯まで戻ってきたのですが、その10分後くらいに女性三人組が姿を見せました。
この人たちの声だったのかーと思いました。
こんにちは、と挨拶すると、
あ、どうもどうもこんにちは!
と、すごいハイテンションで挨拶をかえしてくれました。
わたしのことを三条の湯のスタッフと間違えたのかもしれません。
でもその人たち、あの危険な道を無事に歩けたんですね。
下りは一段と危ない感じでした。
今にも滑落しそうな感じです。
女性たちはそれで叫んでいたのかもしれません。
しかし無事に下山できて良かったです。
明日あの道をまた歩いて雲取山に登るのだと思うと、げんなりします。
大きなスコップを三条の湯で借りて、ラッセルしながら登りたいです。
あそこは本当に危険です。
でも三条の湯まで10分くらいの距離なので、滑落して骨折とかしても、はって三条の湯まで戻ってこれるかもしれません。
その道以降の道のりも、危険な道がないことを祈るばかりです。
明日もし予定通り三条の湯から雲取山に登るとしても、危険すぎる道があったらムリをせず、三条の湯に引き返そうと思います。
しかしそうすると、またあの道を下らなければいけない。
それもまたげんなりです。
もう明日は雲取山には登らず、そのまま家に帰るというのも一つの手ですね。