先日、「エベレスト」という名前の映画を観た。
外国の映画である。
エベレストの商業登山の話である。
エベレスト登山の環境を万全に整えて、お客さんをエベレストの山頂に登らせて、そして無事に下山させるという話である。
ネットで調べてみたのだが、「エベレスト 3D」という映画だったようである。
「俳優達は山に実際に上り、アシスタントもつけずに自分で荷物を運び、危険と隣り合わせの環境で撮影に臨んだ」というものらしい。
実際にエベレストに行って、エベレストに登って撮影した映画のようである。
「1996年に起きた山岳遭難事件を基にしたサバイバルアドベンチャー作品」とのこと。
全て実話!撮影は命がけ…映画「エベレスト 3D」がヤバ過ぎる
https://matome.naver.jp/odai/2144675830800016201
エベレストはかなり登山のための整備が進んでいるらしく、昔に比べるとかなり登りやすくなっているようである。
ネットの情報によると、エベレスト登山の死亡率は5パーセントくらいらしい。
5パーセントはかなり高いようにも思うが、これでも昔に比べると、大幅に死亡率が下がったようである。
今はもっと下がっているのだろうか。
私の知り合いの人の、また知り合いの人がお二人、エベレストに登って、無事登頂を果たしたらしい。
上記の映画を観ると、エベレストは山頂まで、ロープが設置されていたり、ハシゴが設置されていたりしているようだ。
ガイドともロープでつながっていて、天気の状態もしっかりチェックしながら、しっかりと計画的に進み、こまめに無線で連絡を取り合いながら、安全第一で登っていくようだ。
にもかかわらず、やはり遭難は起こってしまう。
場所によっては、ハシゴは確かに設置されているが、それは百パーセントの安全を保障するハシゴではなかったりもするらしい。
いきなりピキっと氷が割りたり、氷の塊がたくさん転がってきたり、危ないことがいっぱいあるようだ。
そして実にあっさりと、人が死んでしまう。
上記の映画では、ガイドの人も死んでた。
体力が尽きて動けなくなって死ぬ。
元気に山頂に到着できた人たちも、下山時に力尽きて死んでしまったりする。
しかしそのエベレストだが、三浦さんという人は、75歳で登頂に成功したらしい。
三浦さんはすごい有名な人なので、知ってる人も多いだろう。
で、上記の映画の中で、以下のようなセリフがある。
「6万5000ドルも払ってんだから、無事上まで登らせろよ!」
というセリフ。
ネットで調べてみると、今、1ドル109円のようである。
6万5000ドルということは、708万5000円。
すごい高いですよねー。
でも至れり尽くせりの登山である。
何から何まで面倒みてくれる。
以下の情報をネットで見つけた。
「顧客は全員アマチュアの登山家で、6万5,000ドル(1996年5月前半の1ドル105円前後で換算すると、日本円で683万円程度)という大金を支払い、プロの登山家やシェルパに引率されて山頂を目指します。」
第99回:エベレスト 3D 生死を超越した領域で、生きることを考える
http://www.stereosound.co.jp/column/tonari_no_sisyasitsu/article/2015/11/13/42028.html
683万円程度らしい。
映画では大量に人が死んでたが、普段はそんなに死なないのかもしれない。
かなり天気も把握できているみたいだし、プロの登山家とロープで繋がってるし、山頂までずっとロープとかハシゴがあるみたいだし、ここまで至れり尽くせりでサポートしてくれるのであれば、なんかエベレスト、登れそうな気がしてきた。
問題は、683万円というお金。
登れそうといったところで、よっぽど鍛えないと難しいことは難しいだろう。
でも三浦さんは75歳で登頂したらしいからなー。
なんか頑張れば、登れそうな気がしないでもない。
世界最高峰のエベレスト。
登れたら相当自慢できそうだ。
人生の大きな目標の一つとして、目指してみるのも良いかもしれない。