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四日連続で山と高原地図を買ったので、店員さんも半笑い
投稿日
2018/05/23
登山用の地図で「山と高原地図」というものがある。
登山してる人なら誰もが知ってる地図である。
北は北海道、南は鹿児島まで、山と高原地図は61個、出ている。
私は今日、40個目の山と高原地図を購入した。
西上州 妙義山・荒船山
というやつである。
私は山と高原地図をコレクション感覚で集めている。
61個、すべて入手するつもりである。
本日買ったのは、西上州 妙義山・荒船山。
しかし私は、西上州にも、妙義山にも、荒船山にも、全然興味がない。
興味がまったくないにも関わらず購入したのは、コレクション感覚で購入しているからである。
本日で、40個目。
40個目くらいになると、もう全然興味がないものになる。
38個目までは多少の興味はあった。
例えば軽井沢だったり、那須高原の那須だったり、なんか有名で、良さそうな場所の名前が入っていた。
しかし昨日買ったのは越後三山だったか、全然興味がない感じのやつである。
そして今日買ったやつも、全然興味がないやつだ。
とうとうこれからは、ひとかけらも興味がない山と高原地図をどんどん買っていくというフェーズに入ってしまった。
北海道の上二つと、京都から南の山々なんかは、まだ買ってないので、今後買うことになるだろう。
基本的に私はいつも、山と高原地図は一日一つだけ買っている。
時には一日に二つ買うこともある。
で、最近は、同じ西友の本屋で、山と高原地図を四日連続で買った。
最近だけでなく、その本屋で山と高原地図は、おそらくもう、20回以上は買ったと思う。
毎回毎回、一つだけ買っていく。
そして今日、いつものように、西友の本屋で山と高原地図を一つだけ買った。
そのとき、店員さんはとうとう、半笑いした!
また山と高原地図一つだけ?
それも毎日。
だったらまとめて買えばいいのに。
そんな風に思われたかもしれん。
毎回毎回、「キーポイントカードはよろしかったですか?」と、訊かれる。
毎回毎回訊かれて、さすがに今日は、しばらく何も聞いてこなかった。
あれ?キーポイントカード、今日は訊かんの?
と、不思議に思っていたが、最後の最後、お釣りを渡す直前になってから、「キーポイントカードはよろしかったですか?」と、しっかり聞いてきた。
「はい、大丈夫です」と、いつものように答える。
さすがに店員さんは、こいつはキーポイントカード持ってないやつだと、もう分り切ってるに違いないが、それでもマニュアルがあるのだろう。
やはりしっかり聞いてきた。
さすがにこう、毎回毎回同じ本屋で一つずつ、山と高原地図を買い続けるのも、かなり気まずくなってきた。
しかしその気まずさにめげず、今後も継続して、そこで山と高原地図を一つずつ、購入していこう。
今持っているのは40個。
残りは21個である。
もう21回あそこの本屋で買えば、もう完全に、ミスター山と高原の地図、という称号を、店員さんから貰えるかもしれない。
そして一度くらいは、「キーポイントカードはないですよね?」と、店員さんはマニュアルから外れた大冒険な聞き方をしてくるときが来るかもしれない。
あるいはキーポイントカードについては、訊かないケースも出てくるかもしれない。
ともあれ本日購入した山と高原地図も、まあ興味はまったくないが、同じものを買ってしまわないように、一度くらいは軽く目を通さねばなるまい。