ユーシン渓谷に行ってきました
投稿日
2017/09/30
今日は丹沢のユーシン渓谷に行ってきました。
前に塔ノ岳の登山イベントに参加された男性Nさんが、とても良いところ、と言っていたので、ユーシン渓谷、チェックしてきました。
新松田駅からバスに乗り、玄倉バス停まで行きます。
そこからユーシンロッジ、というところまで歩き、そして同じ道をまた戻ってきました。
ユーシン渓谷のハイキングとしては、そのコースが標準のようです。
歩く距離は18キロくらいで、歩く時間は7時間くらいとのことです。
しかし実際は、片道は2時間40分くらいでした。
実際には往復で6時間もかからないようです。
わたしの歩くスピードが早かったわけではありません。
たくさんの人がそのコースを歩いていたのですが、わたしが一番遅かったくらいです。
バスは満員で、50人くらいがバスを降りて、みんないっせいに歩きだし、気づいたときには誰もいませんでした。
みんな猛烈なスピードで先に進み、姿が見えなくなりました。
いやことによると、行く先がユーシン渓谷ではない人も多かったのかもしれません。
でも多分そのバス停で下車した人たちは、ユーシン渓谷目当ての人たちだと思います。
その後も女性の二人づれとか、ファミリーとか、次々と追い抜かされました。
わたしはおそらく、歩くスピードはかなり遅いほうだと思います。
それでもバス停を10時30分ごろ出発し、ゴールのユーシンロッジに到着したのは、13時10分くらいでした。
思ったよりもずいぶん早くついたな、と思いました。
とりあえずユーシンロッジの前の広場に座って、おにぎりを5個食べて、ウーロン茶を飲みました。
そして帰りは、金のミルク、というアメをなめながら、来た道を戻りました。
アメを全部なめたあとは、ウーロン茶を飲みながら歩きました。
もし登山イベントをする場合はユーシンロッジの前で休憩するよりも、その近くの渓谷で休憩したほうが良さそうです。
実際に渓谷で休憩してる人たちが何人かいました。
そこで釣りをしているおっさんもいました。
ユーシンロッジの近くにトイレがあるので、トイレだけを済ませたあとは、渓谷に行って、そこで長めの休憩をしたほうが良さそうです。
とりあえずわたしは渓谷の休憩に適してそうな場所をいくつか物色してから、その後に来た道を戻りはじめました。
そして16時くらいに玄倉バス停に戻ってきて、16時6分くらいの新松田行きのバスに乗り、新松田駅に戻ってきました。
さてユーシン渓谷の見所について。
まずはユーシンブルー。
渓谷の水が青くて、かなりきれいです。
青というよりも、エメラルドグリーンって感じです。
かなり珍しい色です。
どうしてあんな色になっているのだろう。
とても不思議です。
あとはやはら、長いトンネル。
とても長い。
500メートルくらいはあると思います。
そして中は真っ暗です。
とても真っ暗。
目をつぶっているのと同じくらい真っ暗です。
だからそこを歩くときは絶対に懐中電灯とかが必要です。
このトンネルはかなりの見所です。
いきなり真っ暗な異次元空間に入り込んでしまったような気分になります。
こんなに真っ暗な場所、なかなかありません。
ここは簡単に通りすぎてしまうのがとてももったいない。
わたしは帰り道でそのトンネルを通ったとき、トンネルの真ん中くらいで座り込んでみました。
まっくら。
目を閉じているとき以上に真っ暗。
とても面白い感覚です。
しばらくすると目がなれて、少しは見えるようになるのだろうか?
ためしてみたい。
一時間くらいその場に座っていたい。
しかしそんな贅沢は許されません。
なぜなら人がひっきりなしに通るからです。
人が来たとき、誰かが暗闇で座っていたらどう思う?
変に思うでしょう。
びっくりするかもしれません。
だから長く座り込んでいるわけにはいかない。
どうしてもその場で一時間以上座っていたい場合は、誰も人が来ないような大雨の日とかに来たほうがいいでしょう。
そうすれば、この絶対的な暗闇の中に座りたい放題です。
そして一時間も座っていれば目がなれて、少しは見えるようになるかもしれません。
あとはまあ、渓谷なので、川が流れています。
水が流れている場所を歩くのは、涼しげですし、とても気持ちのよいものです。
渓谷の岩の上に寝ころんで、休んでいる女性もいました。
まるで自分の家の中みたいに、岩の上でくつろいでいました。
まあユーシン渓谷、そんな感じでした。
ユーシンブルー、長いトンネル、渓谷。
滝もあります。
ユーシン渓谷は紅葉がキレイなことでも有名な場所です。
ユーシン渓谷、紅葉の時期にでも登山イベントを検討したいところです。