登山サークル アウトドアチャイルド

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大塚山の山頂には昼型生活が落ちている
投稿日
2020/08/23
今日は奥多摩の大塚山に登ってきました。
最近はずっと、夜型生活です。
朝寝て、昼頃起きる。
いつもそんな感じです。
だから起きるとすぐに夜になります。
そういう生活は、なかなか気が滅入るものです。
だからできれば昼型生活にしたい。
そう思い、昨日は二時間しか寝ませんでした。
そして、眠たいのを我慢して、夜まで過ごしました。
そして夜、ウイスキーを飲みました。
そして酔っ払って、二十時ごろに寝ました。
早く寝たので、起きたのは深夜の三時でした。
それが私の今日一日のスタートです。
しばし読書をして過ごし、それから登山の支度をしました。
ヘッドライト、レインコート、飲み物、食べ物、ハンドタオル、帽子、ビニール袋、ポケットティッシュ、地図、コンパス、ストック。
持ち物は以上です。
登山の支度をして、登山に向かったのは、早朝の五時過ぎくらいです。
もうそのくらいの時間になると、外はかなり明るくなっています。
最寄りの駅に行き、スイカに千円分チャージして、プラットフォームに降りました。
自動販売機では、ジャスミンティーを買いました。
普段はよくコーヒーを飲むのですが、どうも最近、体調がイマイチなので、しばらくコーヒーは飲まないでおこうと思っています。
そのためコーヒーの代わりにジャスミンティーを購入したというわけです。
酒もしばらく飲まないでおこうと思っています。
昨日、ウイスキーを飲んだのですが、それで一旦ストップ。
もうしばらく、酒は飲まないことにします。
健康のため、体調のためです。
今日は大塚山に登ってきました。
ずっと登りたいと思っていたので、今日登ってきました。
最寄り駅で電車に乗り、古里駅まで移動しました。
古里駅から徒歩です。
途中、すごく高いところにかかっている橋を歩きました。
下を見ると、あまりの高さにクラクラします。
そしてその渓流の風景が、見事でした。
圧巻です。
良い景色を見ると、途端にテンションが上がります。
「さすが登山!」と、思ってしまいます。
登山に来ると本当に、とても良い気分になります。
まあ、橋からの風景は、登山は関係なく、単なる奥多摩の風景というだけなのですが。
古里駅から歩き始め、登山道の入り口までは、しばし歩きます。
迷うことなく、登山道の入り口を見つけることができました。
イノシシ対策らしく、登山道の入り口は、金網のドアで塞がれています。
しかし開けて入っていくことはできます。
登山道の入り口付近に、とても綺麗なトイレがありました。
その一つの便器の蓋を開けると、なんと、中に巨大なクモがいました。
「ゲゲ!」と思って、すぐに蓋をしました。
そして、もう一つの便器にて、お手洗いを済ませました。
さて、早速登山です。
なんともきつい。
しんどい。
最近運動不足です。
そして、昨日はウイスキーを飲んで、二日酔いで気分も悪い。
本来は、登山をしたいような気分ではなかったのですが、体調の改善と健康のため、良い機会だったので、あえて登山にきました。
まあ、体力も落ちているし、暑いし、滝のように汗が吹き出てきます。
そんな中、ノロノロと登っていきました。
どうも最近、ずっと夜型生活だし、家にこもりがちな生活でもあったので、もう身も心もドロドロという気分です。
山道を登っていくのも、とてもしんどい。
それでもせっせと登っていきました。
そして色々と思います。
ちょくちょく物音がします。
シカなり、イノシシなり、クマなりが、出てきてもおかしくない場所です。
考えてみると、私という人間は、この山に住んでいる動物たちに比べて、なんと、ぶったるんでいるのか、なんと体力がないのか、などと思い、反省させられます。
山で住んでいる動物たちは、私のように、山道を歩いて、「きつい。しんどい」と、ぼやいたりしません。
彼らは活き活きと、力強く生きてます。
山はそんな彼らの家です。
彼らの世界です。
その世界にお邪魔させて頂いたのだから、私もいつまでもダラダラしてはいられない。
他の動物たちに負けないように、気を引き締めて、立派な山の一員にならなければいけない。
そのような、変なことばかりを考えながら、歩いていきました。
誰にも会いませんでした。
それで油断して、ダラダラ歩いていると、突然、普段着の若者が降りてきました。
突然現れた若者を見て、私はぎょっとして、ぎくっとしてしまいましたが、気を取り直して、挨拶をして、通り過ぎました。
しばらく歩いて、スマホの地図アプリを確認し、また歩いて、また確認するという感じで、頻繁に現在地を確認しながら、登っていきました。
しかし全然、進みません。
もう疲れた。
もう到着するだろうと思って、アプリを見ると、まだ五分の一も進んでいません。
とても億劫で、そのまま帰ろうかと思ってしまいます。
どうも、身も心も、ぶったるんでしまっております。
それでもせっせと歩いていきました。
こまめに水分も摂取しました。
依然、滝のような汗が流れ続けます。
そして、昨日ウイスキーを飲んで二日酔いだったこともあり、どうも、自らの不潔感というものに、悩まされました。
汗をかいてすっきりという風にもならず、汗をかけばかくほど、ますます不潔感を感じてきます。
まさに自分のことを不潔の塊、みたいに思ってしまいます。
しかしそれでもだんだんと、調子が上向いてきます。
しばらく歩いていると、身も心も、すっきりしてきます。
そして訪れるのは、清潔感です。
私は登山で、清潔感を獲得しました。
どうも、体の澱のようなものが、すっきりと流し出されたような気分です。
そして上機嫌にもなります。
大塚山の山頂付近まで近づいた頃には、もう食欲旺盛な状態になっていて、登山の後、何を食べようかということばかり、気になります。
蕎麦を食べることに決めました。
蕎麦と、鶏の唐揚げあたりを食べようかと思います。
さぞかし美味いことでしょう。
登山をすると本当に食欲が旺盛になります。
そして登山後には、ビールが飲みたくなります。
しばらく酒は飲まないでおこうと決めたばかりなのに、早くも、その誓いを破ってしまいそうになります。
登山の後の酒は、別にいいのではないか。
登山自体がとても健康に良いものなので、その後に少々酒を飲むくらい、別に良いのではないか。
そんな風にも思います。
秩父の登山の場合ですと、登山の後、西武秩父駅のフードコートで、焼肉を食べ、冷酒を飲んだりします。
そしてその後、祭りの湯に入ります。
その流れは、まさに至福のひとときです。
それは登山の大きな楽しみのひとつです。
だから別に、登山の後に酒を飲むくらい、別に良いのではないかと思ったりします。
さて、そうこうしているうちに、ようやく大塚山の山頂に到着しました。
山頂に到着後は、ピストンでまた元きた道を戻ろうと思ったのですが、それだとあまり面白くありません。
それに地図を見ると、このまま御岳山方向に行った方が、下山が楽なようです。
御岳山方向に行って下山すると、ケーブル下バス停から、御嶽駅行きのバスに乗らなければいけません。
その金をケチるために、今日はピストンで、下山はまた古里駅まで戻って来ようかと思ったのですが、そもそもそこまで金をケチる必要もないだろうと、思い直しました。
それで、下山は、御岳山までいき、御岳山の下山道でバス停まで降りようと思いました。
御岳山に到着すると、女性から「レンゲショウマはどこに咲いてますか?」と、尋ねられました。
それで、「ケーブルカーのとこですよ。ケーブルカーのところを少し上がったところが、レンゲショウマが有名なところです」などと、説明してあげました。
「そうですか、ありがとうございます」と女性は言って、それですぐに別れたのですが、考えてみると、ちょっと説明が、下手くそ過ぎたのではないかと思って、後で反省しました。
多分、うまく説明できていなかったと思います。
その後も女性の様子を見てみると、依然として、ウロウロしてるみたいでした。
それでよっぽど、「あっちですよ!」と、追加で声をかけようかとも思ったのですが、そこまでするのも逆にしつこいかと思い、そのまま見捨てて立ち去りました。
もっとうまく説明できたはずです。
例えば、「ケーブルカーを降りたところから、歩いて三分くらいのところに、レンゲショウマの見所の場所がありますよ。ケーブルカーを降りたところから五分くらい歩くと、安産の神社があるんですよ。夫婦杉とかがあるところです。で、そこに行く途中の道に、レンゲショウマがたくさん咲いてます。いいですか。ケーブルカーを降りたところから、五分くらい歩くと、安産の神社があるのですが、そこに行く途中の道に、レンゲショウマがたくさん咲いてます。そこは、レンゲショウマの見所で、有名な場所なのです」
と、そのくらい詳しく教えてあげれば、より親切だったのでないか。
そんな風にも思います。
いっそのこと、「じゃあぼくが連れて行ってあげますよ、その場所まで」と、言いたくもなりましたが、そんなこと言うと、変な人だと思われるに違いなく、そして、そこまでされると逆に迷惑、ということにもなるに違いないので、無論、そこまではしない方が良いでしょう。
しかしその出来事があり、「ああ、もうレンゲショウマの時期なのか・・・」と、気づかされました。
で、レンゲショウマを見て帰りたいような気もしましたが、しかしもう頭の中は、食べることでいっぱいで、腹もとても空いていましたし、その時はもう、一刻も早く家に帰って、蕎麦とか、唐揚げとか、美味しいものたくさん食べたい。
そういう思いでいっぱいだったので、レンゲショウマは無視して帰ることにしました。
御岳山から下山して、バス停に到着して、すぐにバスに乗ることができました。
事前にスマホで時刻表を確認していて、なんとか、10時28分のバスに間に合いたいと思っていたのですが、無事にそれに間に合うことができました。
それを逃すと、また三十分待つ羽目になるところでした。
バスに乗って、御嶽駅に移動しました。
御嶽駅でバスから降りました。
ふと見てみると、前にコンビニがあった場所で、何か店ができているようです。
何ができてるのか、早速チェックしてきました。
なんか、ジェラードの店、アイスクリーム屋さんみたいな店が、できていました。
後、コッペパンの店、みたいなのも、できていました。
しかし改めてみると、御嶽駅周辺、結構いろいろ店があります。
登山道具を売ってる店もあるし、マニアックな喫茶店みたいな店もあるし、駅前には、北京料理の店もあるし、玉川屋というお蕎麦屋さんもあります。
北京料理の店、東嶺園とかいう、名前だったでしょうか。
なかなか気になる店が、色々ありました。
まあ、金をケチるばかりが能じゃありません。
時には金を使って、それらの店に突撃して、その店の料理に舌鼓を打つのも良さそうです。
御嶽駅周辺の店は、いつか全部開拓してやろうと思ってます。
御嶽駅から電車に乗り、最寄り駅まで戻ってきて、スーパーで、長芋、蕎麦、鶏の唐揚げ、カクテキキムチ、納豆などを購入しました。
そして家に帰ってきて、トロロ蕎麦を作って、鶏の唐揚げと一緒に食べました。
実に美味い!
やっぱり登山の後の食事は格別です。
気分もとてもスッキリです。
やはり登山はとても健康に良いなと思いました。
今回の登山はこんな感じでした。
早朝から登山ができたので、これで夜型生活から昼型生活に戻れるかもしれません。
次はどこに登ろうか。
また近いうちに登山したいところです。
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