登山サークル アウトドアチャイルド

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釜戸山の山頂には樹木研究の大きな進捗が落ちている
投稿日
2020/12/31
こんにちは。
登山サークルを運営している47才のフリーランスプログラマです。
プログラミングの仕事はX社(仮名)から依頼してもらってます。
X社にはいつも大変お世話になっています。
X社が仕事を依頼してくれているおかげで、食えてます。
もしX社に切られたら、もうプログラミングの仕事はできないかもしれません。
今年の2月から8月までは完全に無収入でした。
100社以上求人に応募しましたが、すべて不採用でした。
そんな中、X社に拾ってもらいました。
X社には本当に感謝です。
私は現在、X社に完全に依存してます。
X社に養ってもらっている状態です。
さて、今日は大みそかです。
いよいよ来ました。
年末年始。
一人暮らし、一人ぼっちの独身男性にとって、年末年始は恐怖です。
どのように過ごせばいいのか、わかりません。
そんな中、今日は目覚めました。
さて、大みそか。
どうする?
それを悩みました。
大みそか、いったいどのように過ごせば良いのか。
色々考えました。
登山に行くことも勿論考えましたが、大みそかに登山に行くのは変じゃないかと思って、大みそかと元旦は、登山に行かないほうが良いだろうと思いました。
登山に行くのであれば、1月2日からが良いでしょう。
そのように思ったのですが、それでも結局、登山に行くことにしました。
登山に行かない場合は、大みそかと元旦は、ずっと家に引きこもるだろうと思ったからです。
ツタヤでDVDもたくさん借りてます。
20枚借りてます。
それを観て、年末年始をやり過ごすことになるでしょう。
しかしそれもいまいちです。
いくら年末年始が居心地が悪いといっても、その間中ずっと家に引きこもるのは、あまり健康的ではありません。
やはり健康第一です。
そのためには、積極的に外に出るべきです。
というわけで、今日は登山に行くことにしました。

私は格闘技の試合を観ることが趣味です。
大みそかは格闘技の試合があります。
楽しみな試合がたくさんあります。
しかし私の家にはテレビがありません。
いつも、格闘技の試合は、ユーチューブで観ています。
格闘技の試合が、おそらく22時くらいにはすべて終わると思います。
今日のテーマは、その時間までいかにして時間を潰すかということです。
すべて結果が出そろってから、ユーチューブで動画を観ようと思っています。
ユーチューブで動画はすぐには観れないと思います。
動画が観れるのは、三日、四日後かもしれません。
でも試合の結果は今日中にわかるはずです。
結果が出るのが、とても楽しみです。

とにかく大みそか、登山に行くことに来ました。
どの山に登るのか。
軽めの山が良い。
そう思い、釜戸山に登ることにしました。
釜戸山はとても軽いです。
武蔵横手駅から登り始め、50分程度で山頂につきます。
そして、40分くらいでまた武蔵横手駅に戻ってこれると思います。
たった1時間30分の登山です。
とても軽めです。
よし、それで行こう。
そう決めて、私は登山の支度をしました。
ザックに、ザックカバー、レインコート、ヘッドライト、ゼリー飲料、お茶、大福、ビニール袋、コンパス、地図、ポケットティッシュ、ニット帽を入れました。
そして服を着て、外出しました。
まず、燃えるゴミの袋を、ゴミ捨て場に置いてきました。
そして駅に向かいました。
駅の券売機で、スイカに二千円分チャージしました。
そしてホームに移動して、電車に乗りました。
さて、大みそか。
みんなどんな感じか。
コロナ禍のため、あまり人出は多くないようです。
電車は進みます。
拝島駅で乗り換えて、東飯能駅まで移動しました。
そして駅前のファミリーマートでメロンパンを四つ買いました。
そしてその場でそのうちの二つを食べました。
東飯能駅で再び電車に乗りました。
四人がけの椅子に座れました。
一人で四人がけの椅子を占領です。
とても快適な座り心地です。
下車予定の武蔵横手駅は、たった二駅先です。
もっと電車に乗り続けたかったので、正丸駅まで行こうかとも思いましたが、やはり今日は武蔵横手駅で降りることにしました。
そして予定通り、武蔵横手駅で降りました。
トイレは、東飯能駅で済ませました。
武蔵横手駅のトイレでも、小用を済ませました。
さて、登山です。
今日は登山に夢枕獏先生の「呼ぶ山」という本を持ってきました。
夢枕獏先生の、山岳小説集です。
その中の、「深山幻想譚」という作品が好きで、もう三回以上読んでます。
今日来るときも、電車の待ち時間や、電車に乗ってる間にも、ずっと読んでいました。
その作品の中で、「山の性格」について書かれていました。
山には性格がある。
だから自然と、好きな山と、そうでない山にわかれる。
相性の良い山と、そうでない山がある。
そういう山の性格はどこで決まるのか。
山には聖域がある。
その聖域から、「気」が出てくる。
その「気」が、山の性格を決める。
そんなような話が出てきます。
今日私は、とても気分が沈んでます。
大みそかに一人。
一人ぼっち。
大みそかなのに何もすることがない。
その現実は、とても気分を落ち込ませます。
そんな状態でふらふらと、登山にやってきました。
なぜ山に登るのか?
夢枕獏先生の作品を読んで、考えさせられたことがあります。
まず、山はパワースポットなのではないかと思うのです。
山というものは、地面から盛り上がっています。
なぜ盛り上がってるのか。
もしかしたら、地球の「気」が、宇宙に向かってどんどん出ていく場所なので、山は盛り上がっているのではないだろうか。
ということは、山の山頂とは、地球の「気」が、どんどん宇宙に向かって出て行ってる場所なのではないだろうか。
だから山頂には、すごいパワーがあるのです。
そしてそこに行くことで、人は元気が出るのです。
元気が出れば、運気もあがり、良いことがたくさんあるのです。
そういうことかもしれない。
眉唾ものの、怪しい話ではあるのですが、パワースポットという話は、よく言われます。
そしてそういう場所に行くことで、パワーを貰い、元気をもらい、運気が良くなる。
そういう話はよく聞きます。
そしてもしかしたら、山の山頂なんかもパワースポットなのではないかと思うのです。
というわけで、今日は実験です。
私は今日、とても元気がなかった。
とても落ち込んでいた。
この状態で山に行くことで、どういうことになるのか?
元気が出るのか。
何か良いことがあるのか。
そういうことを試してみようと思い、山に出かけたという一面もあります。
さて、武蔵横手駅に到着して、さっそく登山開始です。
ほんの50分ほど歩けば、釜戸山の山頂に到着します。
そのように登山することで、果たして私は元気になるだろうか。
この大みそかだというのに一人ぼっちという、この惨めな気持ちが、少しは改善されるだろうか。
それを見ていきたいと思います。
まずは登っていきます。
ゆっくりと登っていきます。
とても良い気分です。
嘘偽りなく、山道に入り、ゆっくり登っていくと、とても良い気分です。
空気が澄んでます。
深く呼吸ができます。
ささくれだった神経が、ゆるめられます。
確かに、登山は健康に良い、間違いなく。
それをまず、確認します。
しゅくしゅくと登っていきます。
前を見ると、山道が塞がれていました。
がーん。
通行止め?
嘘でしょ。
そう思って近づいてみると、その扉は開けるようでした。
「こちらのフックを抜いて通行してください。通行後はフックを戻してください」と書かれています。
どうやら害獣防止のために、ネットが張られているようでした。
そこを通り、フックを戻します。
そして先に進みます。
ゆっくりと歩みます。
なぜ山に登るのか。
みなさん、修験道というものをご存じでしょうか。
「修験道(しゅげんどう)は、山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられた日本独特の宗教である。」(ウィキペディアより)
山に登って、悟りを開こうとしている人たちがいます。
修験者または山伏と呼ばれる人たちです。
山に登って悟りを開く。
悟りを開くと、何か良いことがあるのか。
それはもちろん、色々とあると思います。
人間、いかに生きるべきか?
自分は、何をすべきか?
自分の使命はなんなのか。
一番大切なことは、なんなのか。
そういうことを悟ることで、きっと良いことがあるに違いありません。
人から聞いた話ですが、悟りを開くと、体中にパワーが漲るらしいです。
体の中から、すごいパワーが溢れ出てくるらしいです。
そして、超人的な力強い活動をしはじめるらしいです。
悟りには、そういう効果があるらしいです。
なぜ山に登ることで、悟ることができるのか?
それはよくわかりませんが、もしかしたら、山は特別な場所かもしれません。
山はパワースポットなのかもしれません。
その山のパワーが、人間に何かを悟らせるのかもしれません。
そういうことを考えながら、私は登っていきます。
とても良い気分です。
清潔感を感じます。
心も体も、澄んでいくような感覚があります。
釜戸山の山頂、なかなかたどり着きません。
けっこうあるなと思います。
そんな風に歩きながら、今日はちょっと長めに歩いてみるかと思いました。
釜戸山で終わりではなく、もっと先に進んで、多峯主山まで行ってみよう。
そのように思いました。
今日は格闘技の試合の結果が出る夜まで時間を潰したい。
あまり早く家に帰りたくない。
そのように思うので、少し長めに歩こう。
そのように思ったのです。
登っていると、上から女性が下りてきました。
年の頃、五十代くらいでしょうか。
ジワジワと近づいてきます。
私は「こんにちは」と、声をかけました。
「あー、こんにちはー」と、女性は挨拶を返しました。
その後、しばらく歩きました。
「三角天」というところに出ました。
ここから釜戸山の山頂は近いようです。
進んでいきます。
釜戸山の山頂に到着しました。
どうだ気分は。
元気が出るか?
己に問いかけます。
まあ、元気が出たと言えば、元気が出たような気がします。
ここはパワースポットだろうか。
山頂がもしパワースポットなのであれば、すぐに下山せず、しばらく山頂に留まって、のんびりしたほうが良いかもしれません。
釜戸山からの景色は、悪くありません。
ただ小さな山頂です。
そんなにのんびりできる感じの場所でもありません。
ふとその付近の木を見ると、「鬼捨塚」と書かれた、赤い板が木につけられています。
なんだこりゃ? と思いました。
さて、今日はここからもっと先に進みます。
多峯主山の方向に行きます。
で、どこの道を行けば良いのか?
地図を見ると、釜戸山山頂から、南西の方向に進まなければいけないようです。
その方向に、道らしきものがあるのですが、ちょっと急な坂みたいな感じになっていて、それが本当に正しい道なのかどうか、いまいち判別がつきません。
で、行ったり来たりして、他の道を探してみたのですが、他には道がありません。
じゃあやっぱり、この道かなー。
大みそかから道迷いとかしたくありません。
大みそかに遭難とか、絶対にイヤです。
とにかくその道を進んでみます。
急な坂を、すべらないように気を付けながら、慎重に下りていきます。
そこは確かに正しい道でした。
ちょっと進むと、歩きやすい道になりました。
ここをずっと進んでいけばいい。
静かに進みます。
動物は出てくるだろうか。
動物が出てくることも、恐れません。
山の「気」を感じながら、進んでいきます。
人間の性格を決めるのは、なんなのか。
魂である。
人間に限らず、虫も、動物も、樹木も、植物も、すべて魂を持っている。
夢枕獏先生が書かれている「気」というものは、「魂」なのではないだろうか。
そして山は、魂の通り道ではないだろうか。
地球の中に魂があるから、樹木や、植物が育つ。
そして魂はやがて宇宙に帰る。
その魂の通り道が、山なのではないだろうか。
そんな、怪しいことを考えながら進みます。
魂!
霊魂の不滅!
そんな風に、山の「気」を感じながら進んでいきます。
分岐点に出ました。
そこは、「竈門山」と書かれていました。
左に行くと天覚山、右に行くと九須美坂とのことです。
九須美坂のほうを進んでいきます。
道中、気持ちの良い景色が目を楽しませてくれます。
しばし歩くと、小さな祠がある場所に出ました。
ちょうど後ろから、トレランの人が近づいてきます。
ここであの人たちを先に行かせよう。
そう思い、その人たちを待ちます。
やってきたのは、二十代前半らしき若者二人です。
「こんにちは!」と、元気よく挨拶していきます。
私も挨拶を返します。
二人目の人も「こんにちは!」と挨拶してきましたが、なんとなく、無視してしまいました。
二回連続、「こんにちは」というのも、だるいよ。
そんな気持ちだったのですが、でもときには、十人のグループの場合は十人から次々、「こんにちは」と言われることもありますし、その場合は、十回、「こんにちは」と、挨拶を返すことになります。
今回、その若者二人組の、二人目に対して挨拶を返さなかったのは、私がその二人に嫉妬していたからだと思います。
その若さと、勢いに対する嫉妬です。
この人たち、きっと充実した大みそか、元旦を過ごすのだろうなと思い、嫉妬してしまったのです。
きっとその若者二人は、元旦の朝まで遊ぶでしょう。
大みそかの夜は仲間と集まって、盛大な飲み会をするでしょう。
とても楽しく大みそかの夜を過ごすでしょう。
年越しソバも、食べるでしょう。
それがありありとわかってしまったので、ついつい嫉妬してしまったというわけです。
あらためて、私が現在いるお社のある場所を確認します。
この場所も、山頂のようです。
マジック書きの小さな看板で、「九須美山 標高260m」と書かれていました。
さて、先に進みます。
だらだらと進んでいきます。
山の中を歩き、気分が良いことは確かです。
だらだら歩きます。
街中だと、こんなにだらだら歩く事は許されません。
街中でこんな風に歩いていると、酔っ払っている人か何かのように思われるでしょう。
しかし山道は、だらだら歩きたくなります。
だんだん山と同化していく。
そんな感覚さえもあります。
夢枕獏先生の作品の中で、登場人物は、山の中で勝手にテントを立てていました。
下界で色々あり、山に逃げてきたのです。
それで誰も来ない場所を見つけて、テントを張って、そこで過ごしていたのです。
そういうことできたらどれほど素晴らしいでしょうか。
とても楽しいに違いありません。
作品の中で登場人物がテントを立てていたのは、樹林帯でした。
山頂付近でテントを立てたら、ヘリコプターから見つかってしまいます。
そして、「ここ、テント禁止だよ!」と、怒られてしまうでしょう。
罰金も払うことになるかもしれません。
しかし誰も人が来ない樹林帯を見つければ、そこでテント立て放題です。
それは、秘密基地みたいなものなのです。
そしてそんな誰にも見つからない場所、いくらでもありそうに思いました。
樹木や茂みで隠れている場所だったら、誰にも見つかるわけがありません。
今度テント持ってきて、どこかでテント泊してみようかなとか、不埒なことを思ってしまいます。
先に進みます。
私は色々考えます。
そしてふいに、「人の心!」「登山!」と、叫んでしまいました。
するとまさにそのタイミングで、前から男性がきました。
やばい、聞かれたか。
と思い、私は恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤っ赤になりました。
そして恥ずかしさのあまり、下を向きながらその人に挨拶をすると、その人も挨拶を返してきました。
大声で独り言をいってると、人が現れて独り言を聞かれてしまうという大失敗、ちょくちょくやってしまいます。
これは気をつけなければいけません。
いや、人の心はとても複雑だなーということを、考えていたのです。
そして登山のことも考えていたのです。
それでつい、「人の心!」「登山!」と叫んでしまい、それを人に聞かれてしまったというわけです。
なんともみっともない話です。
先に進みます。
しばし歩くと、また山の山頂が出てきました。
板にマジック書きで「永田山 標高277.5M」と、書かれています。
そしてその看板の前に、意味ありげに石が積まれています。
しかし思うのですが、無名のピーク、もしかしたら勝手に名前を付けて良いのかもしれません。
板っきれにマジック書きで名前を書けば良いのであれば、誰でも勝手に山の名前をつけることができそうです。
あるいはそんなことはしてはいけないのでしょうか。
そこに書いてあった「永田山」なんかは、マジック書きで板っきれに書かれている簡単なものなので、永田さんという人が、面白半分で勝手に山の名前を決めたのではないかと疑ってしまいました。
まさかそういうことはないとは思うのですが、どうなのでしょうか。
先に進みます。
そこからの道のりで、とても良い場所に来ました。
そのあたりの樹木には、名札がつけられているのです。
うひょーと、私は思いました。
これはありがたい。
私は樹木の名前を覚えたいと思っているのですが、なかなか覚えることできません。
しかし今回、その道を歩いていると、なんと23種類に樹木に名札がついていました。
以下の23種類です。
マルバアオダモ、アカメガシワ、ゴンズイ、ウリカエデ、クリ、リョウブ、エゴノキ、シラカシ、アオハダ、イヌシデ、イタヤカエデ、ヤマザクラ、イヌツゲ、シロダモ、アラカシ、カキノキ、アカシデ、アセビ、モミ、ヤブツバキ、スギ、ヒノキ、コナラ
これほどたくさん樹木の実物と、名札を見ることができました。
それにより、私の樹木の理解は、飛躍的に向上しました。
いつも見かけていて、この木の名前はなんだろうと気になってきた木も、いくつか名前がわかりました。
樹木に名札付けてもらえると、ほんと助かります。
そのあたりを歩きます。
樹木の名札を見かけるたび、写真に撮りました。
歩いていると、「やっほー!」という叫び声が聞こえてきます。
どうやら女児が叫んでいるようです。
いやあ、微笑ましいなあ。
大みそかに山に来て、女児が大はしゃぎしているようです。
いやあ、実に可愛らしい。
しかし子供のうちは、あんなに可愛らしいのに、20才くらいになったらどうして化け物になってしまうのでしょうか。
昔はあんなに可愛かったのに、大人になると、どうしてそんなに変わってしまうのでしょうか。
ああ、無情。
残念な話です。
あんなに可愛らしかった子供が、大人になると、地獄の底からやってきたようなモンスターになってしまいます。
まさに化け物、恐怖の大魔王です。
妖怪です。
そんな風に、どうして変身してしまうのでしょう。
ああ、無情。
かなしい話です。
そんなことを思いながら、樹木の写真を撮りながら歩きます。
するとだんだんと、女児の叫び声が大きくなってきました。
どうやら、ファミリーが私に近づいてきているようです。
やべ。
と、思って、私は足を速めます。
女児は相変わらず、叫びまくっています。
うるさいなーと、私は思います。
さっきまではあんなに、「可愛いなー」とか思っていたにも関わらず、その声が近づいてくると、ふいに拒否反応が起こります。
うるさいなー。
そんなに騒がないでもらいたいなー。
静かにしてもらえないかなー。
などと思います。
一体親の教育は、どうなっているのでしょうか。
とにかく、ファミリーが着々と近づいてきているので、私もぼやぼやしていられません。
すばやく写真を撮りながら、なるべく早く歩きます。
そうこうしながら進んでいきました。
横を見ると、大きな公園があるようです。
そこも立ち寄ってみたいところですが、ひとまず今回は先に進みました。
いやあ、景色もいいです。
楽しいです。
でももう、けっこう歩きました。
もう結構疲れました。
そろそろ帰りたいな。
そういう気持ちになります。
そのあたり、「はんのうアルプス」というそうです。
女児もはしゃいでいたし、とても気持ちの良い道のりでした。
さてさて、多峯主山まで行くの、ちょっとだるいな。
でも、45分くらいで登れるみたいだし、今日は頑張るしかないね。
そう思って、自分を奮い立たせます。
でもこの道で合ってるのかな?
しばらく進むと、多峯主山への登り道を見つけました。
しかし地図と地図アプリを見てみると、どうも、意図した場所と違います。
地図と地図アプリを見比べて、「ここを行くべきだったんだよなー」などといって、本来行こうとしていた道と、ずれてしまっていることに気付きました。
それで、「しょうがない、今日はもう帰ろう」と思って、そこから東飯能駅まで、歩いて戻ることにしました。
しばし歩くと、普通の道路に出ました。
道路から登山道への入り口には、大きな鳥居が立ってます。
鳥居には、新しい紙垂がついた、新しく太いしめ縄がぶら下がっていました。
さて、戻ろう。
これからは普通の道路です。
駅までせっせと戻ります。
コンビニでもあったら、チキンでも買って、歩きながら食べようかと思いましたが、コンビニはありませんでした。
自動販売機があったので、温かいお茶を購入しました。
途中、河川敷がありました。
そこでは、たくさんのテントが張られていました。
あー、テント泊したいなーと思います。
修験道の人たち、山で修行する人たち、山で悟りを開こうとする人たち。
悟りを開こうとするのであれば、日帰り登山はダメだと思います。
やっぱり昔の修行者みたいに、洞窟に30日以上こもったりとか、そういうことしないとダメだと思います。
山で悟りを開きたいのであれば、やっぱり、テント泊とかしたほうがいいと思います。
お手軽な日帰り登山で悟りを開くとか、悟りはそんなに甘くないと思います。
100日間くらいテント泊して、山と完全に同化して、ようやく悟りが開けるのではないでしょうか。
私はそう思います。
しばらく歩いて、東飯能駅に戻ってきました。
駅前のファミリーマートでチキンを買おうと思いましたが、いまいち良いものがなかったので、何も買わずに店を出ました。
そして、東飯能駅の東口のスーパーも覗いてみました。
なにか正月らしい惣菜でもあれば買おうと思ったのですが、特に気に入るものは売ってませんでした。
私はスーパーを後にしました。
そして東飯能駅のホームで電車に乗りました。
拝島駅で乗り換えて、自宅の最寄り駅まで帰ってきました。
そして自宅の近くのスーパーを覗いてみました。
すごく大きな寿司が売ってます。
でも高い。
2980円です。
半額だったら買いたいのですが、半額ではありません。
デラックスな刺身も売ってましたが、やっぱり2980円です。
半額じゃないければ、買えません。
で、結局、納豆、タマゴ、牛乳、ポテトチップス、野菜ジュースだけ買って、家に帰ってきました。
家には、焼き肉のタレに付け込んだ牛肉があります。
でも、ご飯を炊いていません。
まずは、ご飯を炊きます。
そして、お茶を沸かして、保温ポットに入れました。
そして再び、カップラーメン用のお湯を沸かします。
そしてフライパンで少し牛肉を焼きました。
焼いた牛肉をお茶碗に入れて、その上にキムチを載せて、ひとまずソファーに座ってそれを食べました。
その後に、カップヌードルシーフード味も食べました。
そしてポテトチップスを食べながら、樹木の本を見ました。
今日、23種類の樹木の名札を写真に撮ってきたので、それらの樹木について、簡単に調べました。
すべての樹木の説明が、本に載ってました。
これで多少また、樹木に詳しくなれたはずです。
さて、今回の登山はこんな感じでした。
大みそかも、頑張って登山してきました。
なぜ山に登るのか。
よくわかりませんが、まあ山はパワースポットかもしれませんし、山に登ってると、何か良いことがあるかもしれません。
登山は健康にも良いです。
そもそも、私は体調がいまいちです。
だから健康のために、登山をした方が良いと思っています。
山はパワースポットで、登るだけで何か良いことがあるのであれば、なおのこと登山はしたいと思います。
あと、悟りも開きたいですね。
登山をして、いろんな道を歩けば、悟りを開くまではいかないまでも、色々と気づくこともあるかもしれませんし、色々と良いアイデアも浮かぶかもしれません。
まあ、本来はもっと本業であるプログラミングの勉強をしなければいけないところですが、そのかわりにしばらくは、山の勉強をしてみてもいいかもしれません。
私もなんだかんだ言って結局山に登ってますから、やっぱ多少は登山に魅力を感じていると思います。
まあ、軽めのお散歩登山ばかりしているわけですが、登山で悟りを開きたいのであれば、やっぱりきつめの登山もしたほうが良さそうです。
まあ来年も、なるべく積極的に、どんどん登山をしていきたいと思っています。
しかしこのブログ、はたして見てる人、いるのでしょうか。
まあもしいたとしたら、読んでくれて、ありがとう!
あなたの来年の一年が、とても楽しく充実したものになるように、私は願います。
強く願ってあげます!
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