2021年9月18日、17時56分。
猿倉荘にいます。
山小屋のスタッフの人の話によると、今は白馬岳の大雪渓、15分くらいしかないそうです。
多いときは、四時間くらい大雪渓を歩けるらしいのですが、今は雪が少なくなっているのか、15分くらいしか歩けないそうです。
で、今は秋道を歩くらしく、落石注意だそうです。
落石を起こしてしまった場合、「ラク！」と大声で叫んで、下の人に知らせるそうです。
で、明日は、天気は良いようです。
スタッフの人の口ぶりだと、どうやら軽アイゼンは、いらないっぽいです。
明日は結構登りやすい登山になるかもしれません。
しかし油断は禁物です。
登りだけで六時間、それはかなり長いです。
きっと明日は厳しい登山になるとおもいます。
しかし登山してる人って、みんな性格が明るいです。
だから自分が、すごい根暗みたいな気がして、かなり恥ずかしいです。
みんなすごい明るくて、ごはん食べながら生ビール飲んでます。
すごく明るく元気です。
それに比べ、私は根暗みたいな気がして、落ち込みます。
テンション下がります。
だから敢えて、夕ごはんの場では、明るく元気に振る舞い、大盛りごはんを二杯おかわりして、野獣のように早食いしました。
まさに豪傑。
まさに張飛。
そんな感じです。
そしてさっとトイレして、さっさと自分の部屋に引っ込みました。
そして根暗のような顔をして、スマホでこれを書いています。
ああ、眠い。
もう寝ようか。
下からは楽しげなゆうげの会の談笑の声が聞こえます。
みんな登山を楽しんでます。
みんな底抜けに明るいです。
一人で来てるの、私だけかもしれません。
後はみんなグループかもしれません。
まあ私だってグループでくれば、明るいです。
しかしまあ、こんなに明るい人たちに囲まれると、自分が根暗すぎて、異常なのではないかという気になります。
普段から一人で仕事してるし、一人で登山することも多いので、根暗テンションが普通になってます。
登山だって、だるいです。
別にお花畑も、風景も、星空も、あんまり興味がありません。
とは言っても、美しい風景を見れば、おー！とは思います。
私の登山は、あくまで修行です。
懺悔、懺悔、六根清浄です。
でも明日の山小屋では、相部屋です。
まあ、大変かもしれません。
相部屋、だるいです。
まあしかし、修行だというなら、やっぱり一ミリの坊主頭にしたほうが、気分が出ます。
でも一ミリの坊主頭、私は似合わないらしいです。
多少は髪を伸ばしたほうが良いらしいです。
一ミリの坊主にすると、そうとう変らしいです。
まあとにかく、岳を見ます。
岳、けっこう面白いです。
今は、雨が降ってるようです。
しかし明日は、晴れるようです。
スマホでユーチューブでも観ようかなとも思うのですが、あまり見過ぎで通信制限に引っかかってしまうと面倒なので、ユーチューブは観ないことにします。
岳だけじっくり見て、そして早々と寝ようと思います。
トイレはおそらく、あと一回くらいは行く必要があるでしょう。