今日は千葉の鋸山に登ってきまして、天気は悪かったのですが、登山をしてると、つくづく登山は健康に良いなーと思いました。
山の中という自然の中でのびのび歩くと、すごくリラックスできて、すごく上機嫌になります。
そして本当に、ああ登山って、健康に良いなーと、つくづく思いました。
一人で登山してて、天気が悪かったせいか、登山中誰にも会わなかったわけですが、本来そんな登山、退屈じゃね？とは思われると思いますが、そして確かに、退屈は退屈でしたが、しかし退屈ってだけでなく、なんか上機嫌になるようなことも、確かにありますね。
で、どうでもいい話かもしれませんが、小さなカニが、たくさんいましたよ。
そしてカニ、横歩きしてました。
そしてそのカニ、からかいましたよ。
カニに枝を突き出して、枝をハサミで挟ませて、カニを持ち上げて、カニがひっくり返ったりなんかして。
で、カニって、目があるみたいで、私がカニの前に座ると、カニのやつ、ピタッと動きを止めましたよ。
で、分かりにくいとは思いますが、カニのやつ、私が怖かったのだと思います。
そりゃそうだ。
カニはとても小さいし、私はとても大きい。
その私が枝を持ち、カニのハサミに枝を挟ませたりして、たっぷりカニのやつをからかってやりましたよ。
カニはヘビに睨まれたカエルみたいに、動かずにじっとしてました。
きっとカニ、すごく怖かったのだと思います。
私がカニを踏んづけたら、簡単にカニを殺生できますからね。
カニの命、私が完全に握ってました。
で、カニって表情がないから、カニが怖がってるかどうか、伝わりにくいですけど、カニのやつ、実際、すごく怖がってたと思いますね。
もしカニに表情があったら、きっとカニのやつ、死の恐怖で顔が引き攣ってたと思います。
だから私は言ってやりましたよ。
怖がらなくていいよ。
ただ、からかってるだけだから。
すぐに解放してあげるから。
そんな風に、カニに言ってやりました。
で、カニとの別れ際、
じゃあな、達者で暮らせよ
って、言ってやりましたよ。
カニと私の間に、友情生まれましたよ。
まあ、カニとか、クモとか、ムカデとか、ゴキブリとか、生きとし生けるものすべて、やっぱり生きたいと思う気持ちは同じだし、死ぬのが怖いのも、きっと同じです。
カニも人間も、そんなに変わらないですよね。
カニの頭脳がどの程度か知りません。
しかしカニもカニなりに、一生懸命に生きてるんだなーって、思いましたね。