今年の1月5日から働きはじめた都内の職場山、Aヶ岳の仕事が、終了になりました。

3月末まで働く契約であったのですが、残念ながら途中で終了となってしまいました。

仕事はウェブサイト制作です。

私は業務委託という雇用形態で勤務していました。

Aヶ岳の社員は四人、社長のMさん、ウェブエンジニアのTさん、ウェブディレクターのHさん、ウェブディレクターのBさんです。

私が作業の指示を貰うのは、ウェブエンジニアのTさんからです。

Tさんは43歳で、44歳の私とは同年代です。

Tさんはお喋り好きで、とても賑やかな人です。

勤務初日に、Tさんは自分でも会社を持っているというようなことを言っていました。
父親の会社で一緒に働いてた、と言ってた気がします。

それからAヶ岳の社長、Mさんと知り合ってから、Aヶ岳の社員として働くことになったようです。

社長のMさんは、優秀な営業マンという感じの人です。

MさんとTさんの間柄は、対等か、むしろちょっとTさんのほうが強い、みたいな感じでした。

Aヶ岳は、優秀なウェブエンジアであるTさんがいないと成り立たず、同時に優秀な営業マンであるMさんがいないと成り立たない、という感じの会社のようでした。

ディレクターのHさんと、Bさんは、平社員、という感じの方で、MさんとTさんは、重役、役員、という感じの方でした。

あとTさんは鉄道関係の、制御系システムの仕事をされていたこともあるようです。
C言語を使ったプログラマーの仕事をしていたとのことです。

そういう中で、私は働かせていただきました。

月、水、金の週に三日。
報酬は月に30万円。
オフィスで10時から19時までの勤務です。

オフィスは、普通のマンションです。

オフィスには、社長のMさんはほとんど来ません。

ディレクターのお二人がやってくるのも、14時以降くらいからです。

Tさんは10時からオフィスにいました。

勤務初日に、誰もいないこともある、ということで、マンションの開け方とか、暗証番号とか、教えてもらいました。

仕事はワードプレスを使ったレスポンシブサイトの制作、とのことだったのですが、私の経歴を見て、他のものをしてもらうことになるかもしれないと言ってました。

予約管理システムとかが、話に出てました。

予約管理システムの制作ですと、私の専門分野です。

ワードプレスを使ったレスポンシブサイト制作は、不慣れな分野です。

勤務初日の1月5日は、オフィスのテーブルで仕事しました。

同じテーブルでTさんも仕事しました。

そのテーブルは、三人が座れるテーブルです。

映画の話とか、仕事とは全然関係ないことを色々と楽しくおしゃべりしながら仕事しました。

その同じテーブルに、ディレクターのHさんもやってきました。

いやーとにかく、すごくうるさかった。

Tさんはノリノリで、Hさんとものすごく賑やかにお喋りしました。

私はそれに対し、愛想笑いを浮かべながら、仕事をしていました。

その日の仕事が終わってから、Tさん、Hさん、私の三人で、飲みに行きました。

Tさんは、「MKさんのスキルや知識をどんどん吸収して自分のものにしたい。そして僕も自分の持ってるスキルや知識を隠すことなく、すべて見せるつもりです」というようなことを言っていました。

そんな風に、勤務初日はとても楽しい一日であったのですが、とにかくオフィスがうるさすぎた。

これではとても仕事にならないと思ったので、そのことを社長のMさんにお伝えしました。

それと、この感じだと、留守番とか、電話応対、来客応対などもやらされそうな感じだったので、電話応対や来客応対はご遠慮したいともお伝えしました。

まずここで、早くもギクシャクとしたものが生まれてしまいました。

Tさんは私に、予約管理システムの開発をやってもらうかもしれないと言っていて、私もそれは自分の専門分野なので、ぜひやりたいと思ったのですが、結局予約管理システムを開発することはありませんでした。

予約管理システムの開発に関しては、Tさんよりも私のほうが詳しいので、その開発をするとなった場合は、私が主導権を握れるはずでした。
そして自分の裁量で、のびのびと働くことができたはずでした。

しかし結局、ワードプレスを使ったレスポンシブサイトの制作の方だけをやるような感じになりました。

それはTさんの専門分野で、私にとっては不慣れな分野です。

それでTさんは、まるで先生、指導者のような態度で、私を指導しはじめました。

その指導は、日に日に厳しいものになりました。

まるでベテラン作業者が、新人を鍛えるような態度です。

自分が今、悩んでいる問題を、隣に座っているTさんであれば、あっさりと解決する。

そんな仕事が続きました。

基本的に私は、少々悩んでも、大抵は自分で解決しようとします。

すぐにTさんに助けを求める、ということはしません。

しかしオフィスで作業していると、常にTさんの目が光っているので、おちおち悩むこともできません。

どうしてもわからないものに関しては聞くしかないのですが、そうではないものについては自分で解決したいと思っています。

しかし悩んでいる素振りを見せると、「どうですか？」と、Tさんに訊かれてしまい、「いや、別に大丈夫です」などと強がりを言ったりしなければいけません。

そういうのが、とても煩わしく、オフィスでは自分の仕事のやり方で、仕事ができないと感じました。

Tさんの許可があれば、自宅で作業もできます。

仕事量が多いので、次回は自宅で作業してもらってもオッケーです。

と、言われたりもします。

しかしそれもなんか、気にいらない。

私が自宅で作業できるかどうかは、Tさんのさじ加減一つです。

なんか、何かにつけて、すべて主導権はTさんが握ってる感じです。

それがすごく気にいらない。

非常に屈辱的な扱いを受けている、と感じました。

もう完全に、スキル不足の、ダメな奴、みたいな感じの扱いになってます。

そんなんじゃ、あなたに払う報酬は高すぎる。
というようなことも言ってきますし、もっと頑張ってください、というようなことも言ってきます。

週に三日の勤務ではありますが、Tさん的には、パソコンを持ちだしてもいいので、それ以外の日でも、どんどんやってください。
報酬分の働きを、ちゃんとしてください。
というような態度です。

そういうTさんの態度が腹に据えかねて、「実作業は家でやらせてください。打ち合わせなどは、いつでもお伺いします」ということを、社長のMさんに要求しました。

最初はお願いであったのですが、最後には要求になりました。

とても仕事にならないと感じたからです。

とにかく自分の裁量で仕事がしたい。
Tさんの厳しい指導の元で、Tさんのやり方に振りまわされながら仕事をすることはできない。
という判断になりました。

そうしてもらえれば、報酬のほうも、30万円ではなく、25万円に下げてもらっても良いといいました。

そのほうが絶対に良い仕事ができると思います。

どうしてもそれを受け入れてもらえないのであれば、もう参画は終了にしてもらいたいと言いました。

しかし結局、それを受け入れてもらうことができず、先方としてはどうしてもオフィスで作業をしてもらいたいという話で、Tさんの指示があった場合のみ、自宅でやってもらって構わない、という話でした。

折り合いつかず、終了になりました。

なんで？

そもそも、今回わたしを採用してくれたのは、Tさんです。
Tさんは、同年代の私となら、仲良く仕事できると思い、私を採用してくれました。

しかし、勤務初日から、オフィスがうるすぎると苦情を言われ、Tさんとしても、がっかりしたと思います。

その後Tさんの態度が、かなり乱暴なものになってしまったのは、どこかに、「早くやめてくれ」というような気持があったのかもしれず、少なくとも、「もう別にやめてもらってもいいよ」、みたいな気持ちは確実にあったと思います。

最初の丁寧な態度とは別人のように、かなり乱暴な態度になってしまいました。

仲良く仕事やれると思って採用したのに、満足に話し相手にもなってもらえず、Tさんもがっかりしたと思います。

仲良くやれないのであれば、Tさんとしては、私を忠実な自分の手下にしたかったのだと思います。
気軽にアゴで使えるような、そんな人材に改造したかったのではないかと思います。

そのために、あれほどの執ようなダメ出しをしてきたのかなと思います。

でもTさんとしては、鍛えてやろう、みたいな善意からの行動だったのかもしれません。

実際Tさんとしても、私はもっとレスポンシブサイトもできると、思ったのかもしれません。

でも思ったほどには全然できなくて、そこでもTさんはがっかりしたのかもしれません。

しかしどうなんでしょ。

正直、Tさんに対しては、かなり不信感を持っています。

イジメ？

とかも、正直ちょっと思ったりもします。

最後のほうは、オフィスでは、私だけ透明人間みたいな感じになっていて、他の人だけで楽しくおしゃべりして、盛り上がっていました。

あんな透明人間みたいな気分を味わうのであれば、やっぱオフィスでは仕事したくないですよね。

自宅で作業していれば、透明人間になったような、ミジメな思いをしなくて済みます。

Tさん、けっこう子供っぽいんですよね。

どっちにしろ、ホンネを言うと、自宅で作業できたとしても、それでもあんまり気が進みません。

今回、自宅作業はダメだと言われ、参画が終了になって、ほっとした面もあります。

この苦しみから解放された！って感じです。

もうTさんの顔を見なくて済む。

社長のMさんも、なんかちょっとイヤです。

全然オフィスに来ないくせに・・・

まあでも、ちゃんと今までのぶんの報酬はちゃんと払ってくれるみたいです。

それはホントありがたいです。

その点はMさんに感謝です。

でもなんか、辛い職場でした。

今は風邪をひいてます。

めったに風邪を引くことがない私ですが、今はがっつり風邪をひいてます。

咳き込みがとまらず、頭痛がして、ノドが痛いという症状が出ています。

職場のストレスですね、完全に。

職場はほんと怖いです。

というか、私ももっとタフになりたいです。

もっと強く要求したりとか。

私はどうも、神経が細いですし、気が小さいですし、気が弱いです。

なにかあると、すぐにビクビクしてしまいます。

もっと強くならないとダメですね。

太い肝っ玉を持った、神経の太い人間になりたいものです。

今ほんとカゼひいてますし、立ち上がるのも、億劫です。
いくつかメールが来てると思うのですが、それを見るのもつらいです。

神経細いんですよねー。

困ったものです。

まあ、今は風邪ひいてるから、特にでしょうね。

世の中、辛いことばっかりだという、ネガティブな心境になってます。

もっとタフにならないと。

まあとりあえず、病気したときは気が弱くなるのは仕方がないですね。

一刻も早く病気から回復して、次の職場で頑張ろうと思います。