登山サークル アウトドアチャイルド

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すべった
投稿日
2025/01/11
二〇二五年一月十一日(土)。もやいのオンラインセミナー(昨日)、オリエンテーション、都庁前でのボランティアに参加した。そしてボランティア後、初めて参加した人だけ、一人ずつ、感想コメントを求められた。私は笑いを取ろうとして、「私はミカンって、ふだんあまり食べることが無いので、今日は私もミカンを食べたかったです」とコメントした。食料配布の中にミカンが有ったのである。しかし誰もニコリともしない。逆にみんなシーンとなった。どうも私の姿が生活困窮者そのもののように見えたらしい。ミカンも買えないくらいの貧乏人だと思われたらしい。だから誰も笑わない。逆に気の毒そうな顔を見せる。私は完全に滑ってしまい、恥ずかしくて顔が真っ赤になり、穴が有ったら入りたかった。他の人たちのコメントは立派だった。それはボランティア精神溢れるものだった。それに比べて私のコメントだけあまりにもポンコツすぎた。笑わそうと狙ったが、誰も笑っていなかった。そもそも感想コメントを言う前に、優しそうなスタッフさんが近づいてきて、「このあと一人ずつ感想のコメントを頂きたいのですが、もしかしてそういうの苦手ですか? 苦手ならムリしなくて大丈夫ですよ」と言ってくれた。どうやら私は人前で話が出来ないレベルの可哀想な陰キャのように思われたらしい。「いやいや、全然大丈夫ですよ。余裕ですよ」。R1グランプリに出た事がある私は(一回戦敗退)、力強くそう言った。そしてみんなの前の感想コメントで、ギャグをブチかました。しかしそれはまるで悪ふざけみたいな発言になってしまった。ボランティア精神に溢れる発言を期待していた人たちの顔は、一斉に曇った。私のボランティア中の動きも、まるっきりデクノボウだった。スタッフさんの指示を私だけまるで理解できていない。まさに無能であった。そんな感じだったので、スタッフさんから、「こいつには感想コメントとかムリだな」と思われても致し方なかった。そして結局、大恥をかいた。
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