登山サークル アウトドアチャイルド

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大山の登山レポート
イベント名
大山(丹沢)の登山
イベント日時
2018年3月24日(土)
報告者
MK
2018年3月24日、女性1人、男性3人の4人で丹沢の大山に登りました。
今回は約三か月ぶりの登山イベントの開催になりました。

今回は男性のYさんにスタッフ参加していただけました。
女性Tさんと、男性Nさんははじめましての方たちです。

今回は以下のルートでの登山になりました。

伊勢原駅で待ち合わせ
大山ケーブルまでバスで移動
男坂から阿夫利神社へ
阿夫利神社から山頂
山頂から見晴台
見晴台から阿夫利神社
阿夫利神社から女坂で下山

大山の主要なルートはすべて歩くというルートになりました。

今回は参加費を千円頂戴し、スタッフ参加のYさんは参加費なしという形になりました。

私が待ち合わせ場所に到着していたときには男性Nさんはすでに到着されているようでした。
改札口から少し離れた場所に立ち、アウトドアチャイルドと書かれた紙を持って立っていると声をかけて頂けました。

そのあとに女性Tさんがきて、最後に男性Yさんがやってきました。

そして軽く自己紹介をしてからバス停に向かいました。

バスで大山ケーブルに到着してからさっそく登山開始です。

今回はケーブルカーは使わずに、男坂から阿夫利神社まで歩きました。
急坂ばかりのかなりきつい道のりですが、今回は体力的にはまったく問題の無い方たちばかりになりました。

今回最後までほとんど疲れを見せなかった女性Tさんはヨガをされているとのことです。
とても感じが良くて笑顔が素敵で、会話が止まったときなどは積極的に質問してくれる感じのとても気配り上手な方でした。
登山は月に一回程度されているそうです。

男性Nさんは大山の近くに住んでいる方で、丹沢の山々について非常に詳しい方でした。
登山道ではない道を歩くような冒険的な登山なども好まれているようです。
話がとても面白くて、積極的に話してくれる方でした。

男性Yさんはもう5回以上はお会いしている方です。
物静かで一見するとインドア派のような印象の方ですが、北アルプスの槍ヶ岳に一泊二日で登ったり、奥穂高岳や甲斐駒ヶ岳にも登る予定のかなり登山好きな方です。
テント泊には興味があるらしく、テントや寝袋の購入も検討されているようです。
ちょうとYさんとは久しぶりにお会いしたと思っていたところだったので、今回来ていただけてとてもありがたく思いました。

今回は知らない人同士の少人数での登山だったので、楽しい登山になるだろうかと少し心配していましたが、女性Tさんも男性Nさんもすごく楽しく話してくれる方だったので、そんな心配は不要でした。

阿夫利神社から山頂までも、神社で参拝したり良い風景を堪能したりしながらゆっくり歩きました。
ただ天気は曇り空で、富士山の姿などはまったく見れませんでした。

丹沢のスペシャリストである男性Nさんは大山には何度も登ったことがあるようでしたが、女性Tさんと男性Yさんは今回が初の大山だったようです。

この日の四日ほど前に大雪が降ったようで、山頂付近にはまだかなり雪が残っていました。
そろそろ桜の季節であるというのに、大山の山頂付近はまだかなり雪山の姿を見せていました。
そこから眺める山々もかなり雪をかぶっており、まだまだ冬の景色になっていました。

そんな中、小さなお子さんなどもたくさん登山されていました。
靴も普通の運動靴です。
五歳くらいの子供なんかもして、小さな足に小さな靴を履いて頑張って登山していました。

そんな雪がかなり残っている道を何度か休憩しながら進んでいきました。
男性Nさんの丹沢についての博学ぶりはすさまじく、ヒルやスズメバチ、丹沢の山々の歴史などにもとてもお詳しくて、とても楽しい話をたくさん聞かせてもらえました。

そんな風に歩いて山頂に到着しました。

まだ雪がかなり残っている大山ですが、山頂には人が多く、休憩スペースを探すのにも一苦労でした。
とはいっても、シーズン中の大山に比べると、それでもまだまだ人は少ないほうだったと思います。

休憩スペースのほうは程よい場所が見つかって、そこにブルーシートを敷きました。

そこでみんなで座って食事タイムです。

今回は山頂でホットワインを作ってみました。
以下のようなレシピでホットワインを作りました。

みかんの皮をむき、一つ一つをはさみで二つに切ってからコッフェルに入れる
そこに赤ワインを並々と注ぐ
そこにシュガースティックを5個入れる
沸騰させる
アルコールを飛ばすため5分間沸騰させ続ける

そのホットワインをみなさんにふるまいました。

女性Tさんからはチョコレートを貰いました。
ちょっぴりビターなとても美味しいチョコレートでした。

山頂での食事休憩が終わり、見晴台への下山を開始しました。

見晴台までの道のりもかなり雪が残っていて、ところどころ滑らないように気をつけながら慎重に下っていきました。

見晴台までの60分くらいの道のりは黙々と歩いていきました。

ホットワイン、飲んだ直後は全然酔いの症状は出ず、さすがに5分間も沸騰させ続けたのでアルコールは完全に飛んだようだと思いきや、歩いているとじわじわと酔いの症状が出て、軽く酔っ払ったような状態になりました。
どうやら完全にはアルコールを飛ばし切れてはいなかったようです。
それは他の方たちも同様だったようで、少しだけ酔ったらしく苦笑いされていました。

次は10分くらい沸騰させてみようか、あるいは次は6分か、など、迷いどころです。

見晴台までの道のりは黙々とした道のりだったので、みなさんお疲れかと思ったのですが、見晴台のベンチに座って休憩しているときに、Nさんの冒険登山話がとても面白くて、地図を広げてみんなであれこれとおしゃべりをして、かなり長めの休憩になりました。

その後再び、阿夫利神社まで戻ってきました。
そしてそこでお手洗いを済ませてから、今度は女坂で下山しました。

大山寺では釣り鐘付近の小さな池なんかもとてもきれいな池で、みんなでしばし眺めていました。

女坂で下山して、バス乗り場まで戻ってきました。
そこで靴を洗ってから、バスに乗り込みました。
帰りのバスの中は超満員でした。

たしか帰りのバスの時間は16時49分だったと記憶しています。
大山の主要な全ルートを歩いたので、けっこうな疲労感です。
バスの中で20分ほど座っていると眠くなってきます。

伊勢原駅に戻ってきてから「何か食べていきますか?」とみなさんに訊いてみると、Nさんがとんかつ屋に行きませんかとご提案してくれて、TさんもYさんも行くという話になり、マユという名前のとんかつ屋に行くことになりました。
ボリューム満点で有名なとんかつのお店です。
大山の登山のあとはここで食事して帰る人も多いような人気店です。
以前ほかの参加者にもおススメされた店で、私も何回か通っていて、今回でマユでの食事は三回目くらいです。

ボリューム満点で有名な店なので、絶対に大盛を注文してはいけません。
大盛を注文してしまうと、すさまじい量のごはんの定食が出てきます。
若い男性のお客さんが大盛を注文して、TさんもYさんもそのごはんの量にびっくりしていました。

普通サイズがすでに大盛です。
Nさんはヒレカツ定食、TさんとYさんはロースかつ定食、私はとりのからあげ定食を注文しました。

Nさんはこの店のボリュームを知っているので、ごはん少なめで注文していました。

Yさんは普通サイズで注文して、完食はしたものの、食い過ぎたと言って腹をさすっていました。

女性のTさんはさすがに全部は食べきれず、食べきれないぶんのごはんとトンカツは、私がもらいました。
私は大盛を食べれるほどではないですが、けっこう大食らいなほうなので、とりのからあげだけでなくトンカツまでも食えて、腹もいっぱいになってかなりの大満足です。

食事の場などでも会話が途切れてしまうような場合には女性Tさんは積極的に質問とかしてくれて、すごくありがたい気配りをたくさんしてもらえました。

その中の難しい質問。

どうして登山をはじめようと思ったんですか?

私は高尾山イベントに参加して、そこで知り合った人で登山好きな人がいて、その影響で登山をはじめました。
それで登山の魅力はなんなのかというような話にもなり、登山の魅力についてあれこれと意見交換しました。
なんでもTさんのお友だちで登山が大好きな方がいるらしく、その方は好きが高じて山梨のほうに引っ越しをしたとのことでした。

登山の魅力はなんなのか?なぜ登山するのか?
なかなか難しいテーマです。

とんかつ屋でたくさん話をしてから、みんなで駅に戻って帰路につきました。
そして電車を降りる別れ際にはお疲れさまでしたの挨拶をしました。

今回は食事をして帰ることになりましたが、Tさんに話を聞いてみると、鶴巻温泉にも興味があったようです。
ではまたの機会では登山後は温泉もいいですねという話をしました。

ただ温泉に入るときはもうあまり気を使ったりとかはしたくないのではないかと思い、温泉場についてからは自由行動という形にして、お食事処に集まって最後に軽くお疲れさまでした会をするかどうかは、気が向いた人だけ、みたいな感じが良いのかなというふうにも思います。
まあそのあたりはあんまり気にしないでもいいのかなとも思ったりもして、なかなか難しい話です。

電車の中ではNさんが最初に降りてから、次に私が降りました。
TさんとYさんは新宿くらいまでは一緒だったようです。

今回の登山はそのような感じでした。
参加の人数が男性一人、女性一人ととても少なかったので、参加費を千円もらうイベントとしてはあまりにも数が少なすぎてなんかもうしわけないなという気持ちでいっぱいでしたが、TさんもNさんもとても楽しい方で、Yさんとも久しぶりに会えて、とても楽しいイベントになりました。
参加された方たちにとっても楽しい登山になったとしたら、とてもうれしいなと思います。
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