立山の登山計画
投稿日
2018/03/28
先日の大山登山では参加されたTさんという方が立山に登りたいと言っていた。
立山、大人気の山である。
私も常々いつかは立山登らねばと思っていた。
調べてみると、立山という山があるわけではなく、その一帯の山域を立山というようである。
立山三山というものがあり、それは、浄土山、雄山、別山のことである。
立山で一番高い山は大汝山といって、雄山から20分の場所にある。
大汝山の標高は3015メートルである。
山と高原地図によると、室堂から出発して立山三山をすべて歩くコースだと、8時間くらいで室堂に戻ってくるようだ。
最高峰の大汝山も通る。
難易度は初級レベルとのことなので、かなり歩きやすい道のりのようだ。
しかし8時間はなかなか微妙な時間である。
そもそも登山のスタート地点の室堂まで行くのが大変だ。
立山はそもそも、気軽に登れるような山ではなかったらしい。
登山の上級者のみが登れる山であったらしいが、立山黒部アルペンルートというものができてから、誰でも気軽に登れる山になったらしい。
軽いハイキング気分で立山に訪れる人たちも多いようである。
しかしなんといっても3000メートル級の山である。
富士山、立山、白山と、日本三霊山の中の一座だ。
立山信仰の山である。
私の最寄り駅の福生から始発で出かけたとき、どのくらいの時間がかかるのかと調べてみると、立山駅に10時19分くらいにつくらしい。
立山駅からはバスとロープウェイで1時間くらいで室堂に行けるようだ。
待ち時間などあると思うので、それを考慮に入れたとしても、おそらく遅くても13時までには室堂に到着できるのではないかと思っている。
早ければ12時前にはつくのではないか。
ただ新幹線に乗る必要もあるらしく、片道の交通費で1万5000円くらいはかかりそうだ。
気楽に行ける距離ではない。
高い交通費を使って訪れる立山。
その名も高き立山。
立山三山をすべてめぐるコースだと8時間かかるらしい。
しかしせっかく立山に来て、足早にコースをさっさと歩いて、急いで帰るのはもったいない。
バスの時間とか気にしながら、慌ただしく登山するのはもったいない。
できればじっくり立山を堪能したい。
ゆっくりじっくり歩きたい。
立山で一泊二日の山行。
それだとどうしても慌ただしくなってしまう。
なんといっても、登山のゴールの室堂から家までの帰り道も5時間くらいはかかりそうだ。
それを考えると、立山三山をすべてめぐるのは諦めたほうが良さそうな気がする。
二泊三日ができるなら、すべてをゆっくりめぐることもできるだろう。
一泊二日であった場合でも、別山をあきらめれば、かなりゆっくりできそうだ。
浄土山と、雄山と、最高峰の大汝山をおさせて、それで帰ってくる。
別山だけちょっと離れた距離にあるので、別山も行こうと思ったら、やはりどうしても慌ただしい山行になってしまう。
しかし別山をあきらめれば、一泊二日で、のんびりじっくりと立山登山ができそうだ。
以下のような計画だ。
13時に室堂に到着。
そして浄土山に行く。
そして一の越山荘で宿泊。
室堂から一の越山荘までは2時間くらいの道のりだ。
その途中に浄土山がある。
じっくりゆっくり浄土山を堪能し、そして山荘で一泊する。
翌日は朝の6時に出発して、雄山を堪能し、大汝山も堪能する。
そして室堂に帰ってくる。
一の越山荘から大汝山まで行って、そして室堂に戻ってくるまでのコースタイムは、3時間10分くらいだ。
だからどんなにゆっくりしたとしても、12時前には室堂に戻ってくれるだろう。
そして長い帰宅の時間となる。
場合によっては温泉に入って帰ることだってできるだろう。
次の日が仕事であったとしても、あまり無理がないのではないだろうか。
とりあえずそんな感じがいいのかなと思っている。
一の越山荘の素泊まりの料金は5500円くらいのようだ。
今年の7月あたり、できれば立山登山を実現させたいものである。