登山サークル アウトドアチャイルド

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<<「なかなか面白い富士山...」
とりあえず明日富士山に行く用意だけはしました
投稿日
2018/03/30
明日気が向いたら富士山に行ってみようかと思っている。

御殿場駅まで行って、バスに乗って、青年会館とかなんとか、そういう場所に行く。
バスで17分くらいでそこに着く。

そこから御殿場口の五合目までは3時間くらいで行けるようだ。

御殿場口の五合目は1400メートルくらいの標高で、富士山にある四つの五合目の中では一番標高が低い五合目だ。

1400メートル程度なので、雪はどうだろうか。
意外に五合目までは雪が全然ないかもしれない。

4月の富士。

1月から3月の富士が一番危険らしい。

4月は大丈夫かなと思いきや、実は4月が一番雪が多いらしい。

だから4月も基本、完全アウトである。

シーズンオフの富士山は、やはりかろうじて登れそうなのは6月に入ってからくらいではないかと思っている。
4月5月は難しいと思う。

富士山のシーズンは7月と8月だと思うが、9月や10月なんかも、わりといけるかもしれない。
なんといってもまだそんなに雪は積もっていないのではないかと思う。

12月になるともう、冬期ということで、登るのは難しくなるだろう。

実際のところ、明日は富士山に行かない可能性がとても高い。
今日はツタヤでドラマも借りてきた。
「山田孝之のカンヌ映画祭」とかいうの、借りてきた。

それを今から見はじめたら、もう確実に明日は登山にはいかないことになるが、それは今日は見はじめるつもりはない。

気が向けば、富士山に繰り出してみようと思っている。

山岳小説で有名な新田次郎さんの小説を最近よく読んでいる。
その中で、冬富士の登山も何回か出てきた。
そのコースはすべて御殿場口からのコースである。

吉田口、須走口、富士宮口、御殿場口とあるわけだが、たぶん一番冬富士に登りやすいコースは御殿場口だと思う。

でもネットで冬富士のツアーとかを目にしたが、それは富士宮口から登るみたいだった。

御殿場口からの場合、五合目から山頂まではかなり時間がかかる。
たしか8時間20分くらいかかる。

冬富士。
調べれば調べるほど、難しく、危険な登山だ。

とにかく強風がすごいらしい。
風速40メートルとからしい。

そして、上のほうはアイスバーンらしい。

アイスバーンとは?

要するに、氷である。

雪が積もってるというよりも、もう氷状態になっているようだ。

つまり、アイススケートみたいな感じになってるようだ。

富士山は急坂である。

その急坂が雪ではなく、氷におおわれている。

アイゼンもピッケルも、ほとんど中に入っていかないらしい。

そんな状態であるので、いったんすべってしまうともう止まらない。

どこまでもどこまでも滑り続け、命を落とすことにもなるだろう。

こんな登山、よくやるよなって思う。

いったん滑ると止まらずに滑り続け、なんとかという山の火口に落ちてしまうとか書かれているサイトもあった。

もう調べれば調べるほど、これはムリでしょうと思う。

1ミリのミスで死ぬとか書いてあるサイトもあった。

大げさに書いてあるのか、まさにその通りであるのか、こればかりは実際に自分で登ってみないと確かめようがない。

しかしネットで調べてみると、途中で引き返したという話ばかりである。

まあ急坂で、地面は氷で、そして風速40メートルだからなー。

で、そんなに風が強いので、石とかも飛んでくるらしい。

だからヘルメットとかも必須らしい。

目を守るために、ゴーグルとかも必要だろう。

必要なものがすごく多い。

こんなんどうやって登るんだろうって思う。

しかしこの道、今はどうか知らないが、富士山の観測所の人たちは、一年中登っているようだ。

今もその観測所があるのかどうかはわからないが、新田次郎の小説の世界では、富士山の山頂の観測所には一年中誰かがいるようだ。

そして観測所の人たちは一年中富士山に登っているらしい。

富士山の山頂がその人たちの職場であるのだ。

富士山の山頂の観測所はとても立派らしく、つまりその人たちにとっては山頂に家があるようなものだ。

だからなんとか山頂にたどり着くことができれば、そこからはのんびりできるのだ。

下山のことを心配しなくてもいいわけだ。

しかし一般の冬富士の登山者はそういうわけにはいかない。

山頂の観測所はホテルではないので、一般の人が「泊めてください」と言っても、基本的には泊めてもらえないだろう。

死にかけてたら当然、泊めてくれると思う。

とにかく、富士山はずっと急坂だし、強風が吹き荒れているらしいし、テント張れるような場所も、なさそうな感じだ。

テント張ったとしても、風速40メートルの風なので、すぐにテントはふっ飛ばされてしまうのではないか。

ちょっと途中で疲れたらテント張って休むとか、そういうようなことはできないかもしれない。

まーとにかく風がすごいらしい。

予告なしでいきなり突風が吹くらしい。

それも、前後左右見境なしに吹くらしい。

石が飛んでくるようなすごい風が吹く。

吹き荒れる。

そして地面は氷状態。

ピッケルもアイゼンも刺さりはしない。

こんなんどうやって登るのだと言いたくなる。

新田次郎の小説の「孤高の人」という小説の中で実在した有名な登山家の加藤文太郎さんは、超人的な体力があったらしく、12月31日の冬富士を馬力と勢いだけでぐいぐい登った。
野生の勘を働かせて、誰に教わるわけでもなく一番安全な道を嗅ぎ取って、その道をぐいぐい歩いた。
そして一気に山頂に到着した。
しかしそれでも、強風には苦しめられ、冬富士の恐怖をまざまざと味わっていた。

普通の人はそんな風に馬力と勢いだけで一気に登るなんてことはできない。

観測所の人たちは、無理をせずに、二日がかりくらいで登るようだ。
装備もしっかりそろっているのだろう。

観測所の人たちは一応上まで行けば家がある状態なので、一般の登山者と比べると、いくらかマシなのかもしれない。

思ったのだけどやはりそんな状態の冬富士をどうしても登りたいというのであれば、ロープとか杭とか使った方がいいと思う。

腰につける安全帯みたいやつ、たしかハーネスといったと思う。
それをつける。
で、カラビナとかがあって、カラビナはロープと安全帯をつなぐための輪っかみたいな小道具だ。

で、ハーケンとかピトンとか呼ばれているものが、杭のようなものである。

それをトンカチで打ち付けて、カラビナを通してロープとつながるのだ。

だからそんな氷みたいな地面で、急坂で、おまけに強風なわけだから、安全面を考えると、そういうのを使ったほうがいいと思う。

ロープがたしか30メートルとか50メートルとかであったと思う。

それがワンピッチとかツーピッチとかいうらしい。

たぶん30メートルのロープ持ってて、ツーピッチの道のりだったら、その道のりは60メートルという意味だと思う。

つまり、おそらく以下のような感じで使うものだと思う。

30メートルのロープであった場合。

まず杭を打つ。

カラビナを仲介してロープをつなぐ。

30メートル歩く。

また杭を打つ。

ロープをつなぐ。

今度は30メートル下山する。

最初の杭を引っこ抜く。

そしてまた30メートル登る。

さらに30メートル登る。

杭を打つ。

また30メートル戻る。

打った杭を回収する。

そんな感じで、登ったり下ったりを繰り返しながら、進んでいくのだと思う。

常に、杭とロープで安全は確保されている状態で進んでいく。

最悪滑ってしまっても、30~60メートルの距離で止まる。

どこまでも滑り続けるという悪夢は防げる。

これは、行ったり来たりを繰り返すのは大変だ。

だから二人で登るといい。

それがつまり、ザイルパートナーというものだろう。

ザイルとはロープのことである。

つまり、先に登った人が登った先で杭をうち、「おーい、のぼってこーい」と、下の人に声をかけて、そして下の人が登ってくると、また上に登って杭を打つ。
そしてまた「のぼってこーい」と言われてたら、手元の杭を引っこ抜く。
そして登る。
登ったら、先頭の人に、「ほらよ」と言って、引っこ抜いた杭を渡す。

そうすれば、杭は二つで済む。

でも氷の中に思いっきり突き刺した杭を簡単に引っこ抜けるのだろうか。

テコの原理とかでできるのかな?

まあ、たぶんできるんでしょ。

とにかくそんな感じで、ザイルパートナーと一緒に、ロープ使ってゆっくり登れば、けっこう安全に登れるのではないだろうか。

もし一人で行く場合は、行ったり来たりを繰り返すことになるだろう。

まあめんどくさい話だけど、そんなやり方のほうが良いのかもしれない。

あるいはそんなめんどくさいことしなくても、気をつけて歩けばロープ無しで登れるものなのだろうか。

それは実際に登ってみないことにはわからない。

自分が冬富士の山頂まで登る機会があるかわからない。

たぶん登る機会はないだろう。

でも明日もし気が向いたら軽く偵察に行ってみようかなとは思っているのだけど、実際に行くかどうかはわからない。

とりあえず、準備だけはしっかりすませた。

携帯トイレも買ってきた。

トイレットペーパー、食料、ピッケル、冬用登山靴、軽アイゼン、チェーンスパイク、ニット帽、手袋、ジャンバー、水、テント、冬用寝袋、タオル、ポケットティッシュ、ビニール袋、地図、コンパス、銀マット、ヘッドライト、懐中電灯、レインコート上下。

60リットルのリュックでは全部入らないので、サブザックも用意した。
ザック二つで行くことになる。
サブザックには食料と水を入れる。

まあとりあえず、明日着ていくものも、すでに出してあるし、あとは明日、湯を沸かして携帯用まほうびんにお湯を入れるだけだ。

すぐに出かけれる状態になってる。

でもあんまり気が進まない。

どうしようか。

でも意外と交通費はかからない。

交通費は全部でおそらく5000円はいかないだろう。
電車賃が往復で3000円くらいで、バスは片道17分だから、そんなに高くないと思う。

交通費は4000円くらいかもしれない。

立山とか行くとなると、片道だけで1万5000円くらいの交通費がかかりそうだ。
それに比べると、富士山は近いなと思う。

とかなんとか書いているうちに23時30分。

行くとしたら3時くらいには起床したい。

たぶん行かないだろうな、この感じでは。

のんびりドラマでも見たいような感じもする。

まあとりあえず、準備だけはしましたよと。

そういう話でした。
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