登山サークル アウトドアチャイルド

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あれはきっと、甲武信ケ岳
投稿日
2018/04/15
今日はコンパスを持って外出した。
コンパス、赤い針と黒い針。
そして、赤い枠の矢印。

赤い針は北を示し、黒い針は南を示す。

そして自分知りたい方向に、赤い枠の矢印を向けることで、その方向の東西南北がわかる。

この方向は一体、北なのか、南なのか。

そこに赤い枠の矢印を向ける。

するとわかる。

あそこは、真南から、50度西の場所。
逆にいうと、真西から、40度南の場所。

家に帰る途中、富士山が見えることがある。

コンパスでその場所から富士山が見える方向を調べてみると、真西から40度ほど南の方向だった。
つまり、南西の方向ということになる。

家に帰ってグーグルマップで調べてみる。
すると確かに、自分の家から南西の方向に富士山がある。
南西よりも、やや西よりだ。

完全に理解したコンパスの見方。
今日はコンパスを持って出てよかった。

駅とか電車の中では、コンパスの針がよく狂う。
それはなぜかというと、要するに、磁力が働くからだと思う。

何も磁力が起こらなければ、コンパスの赤い針は北を差す。
しかし電車がブレーキをかけているときとか、停止状態からアクセルを踏むときとかは、どうやら磁力が発生するみたいで、赤い針はぜんぜん違う方向に動いていく。
しかし電車が安定走行になってからは、再び赤い針は、正しく北を差すようになる。

最初、ぜんぜん変なところを針が差すので、このコンパス壊れてんじゃないの?
と、思ってしまい、ちゃんと高性能のコンパス買わないとダメなのかなーとか思ったが、どうやらそうではなかった。

強い磁力が働けばコンパスは狂うということだ。
北を差し示す磁力よりも、強い磁力が働けば、その磁力の方向に赤い針は動いてしまうというわけだ。

おそらくそういうことだろう。

そして今回、とてもうれしい発見があった。

いつもいつも、家に帰る途中に、はるか向こうに見える山があった。

一つだけ突き出てる山だ。

あの山は一体なんだ?

ずっと気になってた。

富士山は一目瞭然ですぐにわかる。

しかしあの山は一体、なんだろう。

それはほんと、ずっとずっと気になっていた。
見るたびに気になってた。
そしてなんとか、調べるスベはないものかと、いつも思っていた。

そして今日とうとう、あの山の正体がわかった。

コンパスのおかげでわかった。

その場所からあの山は、真西から、20度ほど、北にある。

そこにぴょこんと突き出てるあの山がある。

そのあたりで一番高い山だ。
すごい気になる山だ。

家に帰ってから、グーグルマップで調べてみる。

富士山の場所は、思っていた通りの場所にある。
南西の方向にある。

そして真西から20度北の方向の山。
西北西の方向というらしい。

西、西北西、北西、北北西、北、というふうにいうらしい。
はじめて知った!

とりあえずそのあの場所から見て、西北西の場所に見えるあの山は何か?

グーグルマップで調べてみると、大岳山の方向だ。

大岳山!

と、びっくり。

あれ、大岳山か!

まじか。

えー。

でも、あの方向で、一番高い山なので、大岳山ではないのではないか。
大岳山はとても目立つ山らしいが、そんなに高い山ではない。

もっとグーグルマップの倍率を高くしてみる。

そして現れたのが、

甲武信ケ岳!

これだ!

あれはまさに、甲武信ケ岳に違いない。

標高2475メートルの山、甲武信ケ岳。

完全にぴったり一致する場所に、甲武信ケ岳がある。

そうか、あの山は甲武信ケ岳だったのか。

長年の疑問がとけた。
とてもすっきりした。

そしてあの山に行ってみたいと思う。

甲武信ケ岳。

日本百名山の一つのようだ。
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