登山サークル アウトドアチャイルド

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海沢三滝を経由して大岳山に登ってきました
投稿日
2017/10/18
今日は海沢三滝を経由して、大岳山に登ってきました。

ずっと気になっていたコースです。
海沢三滝、見事な滝が三つあるところです。
その海沢三滝の入り口までは、奥多摩駅から歩いて1時間20分くらいです。

今日は奥多摩駅に到着したのが、10時50分くらいでした。
そして海沢三滝の入り口まで歩きました。

しかしなかなか到着しない。

道を間違えたのではないか?

来る途中、門が閉まっている道がありました。
本当は、そこをまっすぐ行くべきだったのではないか?
土日祝日はその門は開いていて、平日は閉まっているのではないか?

そうに違いない。
いつまでたっても海沢三滝の入り口に到着しないので、わたしはそう思いました。

そもそも、この道、変な滝とかあるし、けっこう見事な滝とかもあります。
こんなん、前に来た時は見た記憶がありません。

絶対に違う道に来てる。絶対に道を間違えている。

どっかでUターンしないとな。
今日はもう帰るしかない。
もう完全に道を間違えとる。

尾崎豊のアイラブユーとか、シェリーとかを大声で歌いながら歩きつつ、わたしはそう思いました。

なんか人がいないところを歩くときって、カラオケボックスと同じです。
どんなに大声で歌っても、誰にも聞かれる心配はない。
ストレスが発散できます。

いやしかし、まったく、大自然ってホントにいいです。
登山って、歩くのがだるいよね。なんか疲れるよね、歩くなんて。
そんな風にも思うのですが、でも実際に登山に行ってみると、なんといっても、

大自然がいい。とっても!

大自然ってほんといいです。
歩いて疲れるんかしらんけど、そんなん関係ない。
大自然はすごくいい!そのほうが勝ちます。

で、道のほう。
どこまで行っても、先を見ると長々と道が続いている。

もう絶対間違えてるよな。
で、この道はどこにいくんだろうね、結局のところ。
まあ、きりのよいところでUターンしないとなあ。

とか思ってると、なんとびっくり、

海沢三滝の入り口に到着しました!

なんと、間違ってなかったのです。

こんなに遠いのか。
スマホで時間を確認してみると、12時11分
奥多摩駅から歩き始めて、1時間20分くらいです。

1時間20分って、長いなー。
と、思いました。

さてさて、ここからが本番です。
海沢三滝の入り口から、大岳山までの道のり。

この道のり、破線です。

山と高原の地図上で、破線で書かれてます。
実線ではありません。

破線ということはつまり、悪路ということです。
悪路でトラブルがあっても、モンベルの野外活動保険は適用されません。
破線でトラブルがあった場合もカバーしたいのであれば、野外活動保険ではなく、山岳保険に入る必要があります。

しかし私が入っているのは、野外活動保険のほうです。
にもかかわらず、今回は破線デビューをしてしまった。

これはまさに、冒険です。

まあ機会があれば雪山にもチャレンジしてみたいですし、山岳保険にも入ったほうがよいに違いありませんが、いかん金がもったいない。
なるべくお金を使いたくない。
でも、今度、入ってこないといけないかなーとも思います。
そういえば、登山靴も、底のゴムの部分が、けっこう剥がれてます。
また新しい登山靴を買ったほうがいい感じになってます。

登山靴なんか高いのに。
まったく登山やってると、金がいくらあっても足りません。
バス代とか電車代とか、飲料とか食料とか、まあ温泉入ったりとか、山小屋泊まったりとか。
まあなんじゃかんじゃと金かかります。
金を使いたくない人は、登山をするのは、厳しいですよね。
きちんと仕事をして、安定した収入のある人しか、登山はできません。

まあよっぽど登山が好きになれば、登山するために金稼ぐという、稼ぐモチベーションになるかもしれません。
でもまあ私は今のところ、そこまで登山が好きではないですね。

でもまあやっぱ大自然はいいですよね。とは思います。

ムダ話はこのくらいにして、続きを書きます。

結論から書きます。

この海沢三滝から、大岳山までの破線の道のり。
地図上では、何分とか、書かれていません。
だからどのくらいの時間がかかるのか、わかりません。

3時間くらい?

もっと?

とか色々思ったのですが、実際は、大岳山についたときは、14時08分でした。

つまり、海沢三滝の入り口から大岳山の山頂までは二時間くらいです。

思ったより短い時間でした。
でもやっぱ、かなり悪路でした。
でも気をつけて歩けば、そんなに危険ではありません。
浅い川を渡ったりとかしたので、防水機能のある登山靴は必要でしょう。
普通の運動靴だと、靴がびしゃびしゃになってしまいます。

あとは、道に木が倒れていたりとか。
それをまたいで行かなければいけないとか。

そんなくらいで、別に破線だからといって、普通に道はあります。
標識もちゃんとあります。

思ったほどひどい悪路ではなかった、という風に思いました。

大岳山まで二時間。
でも後半はけっこう急坂が続いて、けっこう大変でした。
疲れたから止まりたいのですが、止まったら、いつまでたっても着かない。
歩き続けないと、上にはつかない。
そのように思いました。
休み休み行くと、いつまでたっても着かないかもしれません。
休まず歩き続けると、二時間で着くという感じです。

海沢三滝の入り口から歩きはじめ、最初の滝をへて、ねじれの滝をへて、大滝方面に進んでいると、不審な男性がいました。

進むでもなく、戻るでもないという、不審な動きをしていました。
ヤバい人なんじゃないの?
と、わたしは思い、けっこう警戒しました。

で、かなり距離がある段階で、挨拶しました。

「こんにちはー」

わたしはあなたの敵ではありません。
その意思表示をしなければいけません。
友好的な態度を示す必要があります。

するとその人も、「こんにちは」と言ってきました。

別に不審な人ではないようです。ちゃんと挨拶を返してくれました。

わたしはちょうどその人と出くわしたタイミングで、上着を脱ごうとしていました。
暑いので上着を脱いで、その上着をリュックにしまおうと思いました。

しかしその不審な人がいたので、とりあえずその人を通り過ぎてから、上着を脱ごうと思いました。

で、通り過ぎ、上着を脱いで、上着をリュックにしまっていると、

「あのー」と声をかけらえれました。

「はい?」

「大滝には何度も来られたことがあります?」

「いえ、一度だけ行ったことがあります」

「そうですか。この道を進むと大滝ですか?」

「あ、はい、そうです」

「そうですか。いや大滝の場所がわからず、引き返してました」

「そうですか。この道進むと、大滝がありますよ」と、教えてさしあげました。

で、その人、先を進んでいきました。
わたしは上着をリュックにしまい、お茶をぐいぐい飲んでから、その人の後に続きました。

なんかその人、先に行ってほしそうな感じのそぶりを見せましたが、でもちょうど私はそのとき、上着を脱いで、その上着をリュックにしまい、そしてお茶をちょっと飲もうというタイミングだったので、その人が先に行くことになりました。

その人はしばらく行ってから、立ち止まりました。

「ここ上ですか?」

「あ、はい、たしかそうだったと思います」

と、私は言って、その場所に行ってみたのですが、「あ、違いました。こっちだと思います。ここまっすぐです。すみません、上ではないと思います」と、訂正しました。

そしてそこからは私が先に行くことになりました。

けっこう悪路です。
私はぐいぐい進みました。
で、この下に行けば大滝だ、というところまで来ました。

けっこう悪路なので、その人は慎重に歩いているらしく、なかなかやって来ません。

しばらく待ってると、その人が来ました。
で、「この下に行くと大滝です」と、教えてさしあげました。

「すみません、ありがとうございます」と、その人は言いました。

その人は大滝へ。わたしは大岳山へ。
お別れのときがきました。

そこから大岳山の道のり。
破線の道のりです。
人は誰もいません。

悪路ではありますが、標識もきちんとあり、気をつけて歩けば、そんなに危険ではありません。
けっこう渓流を登っていくような感じもありました。
なかなか面白い風景も目にしました。

しばらく歩いてると、年輩の方が横切りました。

ようやく破線が終わり、普通の登山道に合流できました。

今回は出発が奥多摩で10時50分からだったので、途中で暗くなってしまわないかと心配していました。
今回はヘッドライトとか持ってきませんでした。
それをとても後悔しました。

どんなときでも、ヘッドライトは持ってこようよ。
と、自分に言いたくなります。
とりあえず、持ってきたほうがいい。

まあ今回は大岳山まで二時間で済んだので良かったのですが、何分とか時間も全然わからないような破線の道。
その道が、三時間とか、四時間とかかかったら、どうなる?
アウトです。

まあスマホの懐中電灯アプリで、進むことを考えていましたが、そんな心もとない明かりではなく、ちゃんとヘッドライトを持ってくるべきでした。

暗くなる前に下山しよう。
わたしはそう思ったので、基本早歩きです。

大岳山に到着したとき、ぜえぜえ息を切らしていました。

大岳山の山頂では、男性が二人で、おしゃべりをしていました。

「奥多摩から登られたんですかー、へー」と、楽しくおしゃべりをされていましたが、私がくると、ぴたりと話をやめました。

で、けっこう気まずい沈黙がありました。

とりあえずわたしはぜえぜえ言いながら、到着時間をスマホの下書きメールに入力して、そして山頂の写真をいくつかぱしゃぱしゃ取りました。
そのときに男性の方が、「こんにちはー」と言ってくれたので、「こんにちは」と、挨拶をかえしました。

なんか楽しそうにおしゃべりをしていたのに、私が来たとたんにおしゃべりをやめて、気まずい沈黙が続いたので、どうも居心地が悪く、私はすぐに山頂を後にしました。

で、御岳山への道を進みました。

途中、トレランのおじさんが後ろからぐいぐい迫ってきました。
で、先にいってもらおうと思って、ゆっくり歩いていると、「お先にー」と言って、わたしを通り過ぎて、どんどん先に行きました。
そのおっさん、55歳くらいかなー。
トレランの格好をして、歩いたり走ったりしてました。
年をとっていても、体力がある方でした。

まあ、大岳山から御岳山への道のりは、特に面白みはありません。

このコース、登山イベントにどうかなーと思いました。

海沢三滝を経由するので、すごい立派な滝を三つ見れますし、大岳山までの破線も、気をつけて歩けば、そんなに危険ではありません。

でも、大岳山から御岳山までの道のりは、まー、普通です。
あんまり面白みがない。

だからまあ、登山イベントのコースとしては、イマイチなのかなーとも思います。

滝はいいんですけどね。

まあとりあえず大岳山の山頂から、御岳山に到着して、そしてバス停まで歩きました。
そしてバス停からバスに乗り、御嶽駅で降りて、御嶽駅から電車に乗りました。

で、最寄りの駅まで帰ってきました。

そうそう、御岳山で、甘酒アメというアメを買いました。
とりあえず珍しいアメを目にすると、買いたくなります。
値段は380円でした。

まあ味は、普通でした。

まあ海沢三滝を経由しての大岳山は、そんな感じの登山でした。

まーどうでしょう。
立派な滝をけっこう見れますし、悪くないコースとは思うのですが、イベントとしてはどうだろう。
まー面白いっちゃ面白いですが、後半はけっこう退屈です。

まあ御岳山の店でソバを食べたりするといいかもしれませんが、どんなもんですかねー。

まあ、ぼちぼちですかね、このコースは。

それだったらまあ、海沢三滝で、三つの滝だけ見て、それで帰ったほうがいいのかもしれません。
わざわざ大岳山まで登る必要があるのかどうか、微妙なところです。
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