登山サークル アウトドアチャイルド

登山サークル アウトドアチャイルド

<<「海沢三滝を経由して大...」
檜洞丸に行ってきました
投稿日
2017/11/06
2017年11月5日、丹沢の檜洞丸に登ってきました。

檜洞丸はとても良いところという評判なので、ぜひ一度行ってみたいと常々思っていました。
しかしなかなか行く機会がなかったのですが、今回、とうとう行ってきました。

登山の前日は、朝4時に目覚ましをセットして、0時過ぎに眠りました。
地図を見るとけっこう長いコースみたいですし、バスの本数も多くないようです。
スタートは早ければ早いほど良いようなコースだと思いました。

しかし4時に目覚ましがなったときには、まだとても眠くて、「やっぱり今日は行くのやめよう」と思いました。
そして再び寝て、次に起きたのは6時でした。

まだ6時だから、やっぱ行こう。

で、結局行くことにしました、檜洞丸。

支度をして新松田駅に行き、西丹沢ビジターセンター行きの、9時35分のバスに乗りました。

大きなバスは満員でしたが、玄倉バス停をすぎ、中川温泉というバス停をすぎたとき、バスの中の客は私一人になりました。
つまり車内には、運転手さんと私の二人だけです。

新松田駅から終点の西丹沢ビジターセンターまでは、バスで1時間11分の道のりです。
それで後半の15分くらいは客はわたしだけという状態でした。

どんどん、自然の奥へ、奥へと入っていく。
丹沢の、奥へ、奥へ。

そしてようやく、西丹沢ビジターセンターに到着しました。
バスから降りると、職員の人が待ちかまえていました。
そして、

山に入られる方は登山届の提出にご協力ください。

と、言われました。

やっぱ言われるのか。
ネットで見て、言われるとは聞いていました。
わざわざバスの到着時間にバス停で待ちかまえて、「登山届の提出にご協力ください」と、言います。
まっすぐに私の目を見て、言います。
言い終わると、職員の方はすぐに去っていきます。

登山届の紙は、バスの中にも吊るしてありました。
西丹沢ビジターセンターに、登山届を入れるポストもあります。

お手洗いを済ませて登山を開始したとき、時刻は10時50分くらいでした。
新松田駅行きのバスの最終は18時57分だったと思います。
とりあえず今回は、懐中電灯も持ってきました。

西丹沢ビジターセンターの周辺は、キャンプ場のようでした。
テントがたくさん立ってますし、コテージとか、洗い場とか、バーベキューができそうなところとかがあります。
なんかここにキャンプに来てもすごく楽しそうです。
なんといっても、丹沢の奥の奥なので、自然がとてもよく、空気がとても澄んでいます。
なんかかなり別世界に来た感があります。

自然の奥の奥、登山開始から、すでに素晴らしい感じです。
リフレッシュ効果、満点。

登山を開始してすぐに、広々とした渓流が出てきました。
そのあたりには、年配の男性が数人座り込んで、のんびりしていました。

山頂に向かって歩く道、たくさんの降りてくる人とすれ違いました。
そしてその登り道は、かなりハードでした。
鎖場とかもけっこうあって、よじ登っていくようなところもけっこうあります。

こりゃー、ハードだ。さすが檜洞丸。
行動食、持ってくるべきだった。

今回はスーパーで買った97円くらいのカステラを二つと、カロリーメイトを二つ、持ってきています。
水は、500ccのペットボトルを三本持ってきています。
で、新松田駅では、ミニかつ丼とかけそばのセットを食べました。

こんなハードな道のりだというのに、子供連れのファミリーとすれ違いました。
父と母、子供は二人。
子供はまだ、小学校三年生くらいに見えます。
で、子供、ぜんぜん疲れた様子ではなく、元気いっぱいで、きゃぴきゃぴしています。

これ、逆側からのコースのほうが、楽だったんじゃないの?

と、思ってしまいました。
でも、逆側のコースも、かなりきついと思います。
山頂からの下山時も、かなり鎖場とかありましたし。

小学生、再び見かけました。
今度は父と二人で、その子もやはり、小学校四年生くらいに見えました。

ここファミリーでも大丈夫な山か?

父と二人だった子供は、まあ、けっこう疲れているのを我慢して、平気なふうを装っているように見えました。
しかし最初にすれ違った子供二人は、ぜんぜん平気そうでした。

なにはともあれ、登りはきつい!
でもせっせと登って、ようやく山頂に到着しました。
そのときの時刻は、13時10分くらいでした。

つまり、10時50分に出発して、13時10分に到着なので、登りは、2時間20分ということになります。
きつかったわりには、思ったよりも時間はたっていない。

山頂にはけっこうたくさんの人がいました。
若いグループがいて、仲間に「コーヒー飲む?」とか叫んでいました。
がっつり山頂でカフェしてました。
気の合う仲間たちと、山頂でのんびりカフェ。
とても楽しそうでした。

そして山頂から下山開始。

コースとしては、登りはゴーラ沢出合、というところを経由して登ってきました。
で、下山は、犬越路、というところを目指して、下山していく感じです。

で、下山開始直後の風景。

絶景!

これはすごい!という感じです。
「すげー」と、ついつい、声に出てしまいました。

で、写真ばしばし撮りました。

とってもとっても、足りない。
撮影スポットの連続です。

登ってくるときの紅葉もなかなかのものでした。
檜洞丸、紅葉スポットとしても、文句なしです。

下山開始時の風景はまさに、

雄大!

ぐわーんとした感じ。
大自然の雄大な風景って感じです。
どーんと来る感じ。

そこからの道のりは、けっこう楽でした。
檜洞丸、きついのは最初の登りだけのようです。
それを乗り越えると、あとはけっこう楽です。
あとは基本、平坦な道とか、下りとか、そんな感じです。
登り道もときにはありますが、そんなに長々とは続きません。

鎖場はけっこうあります。
年配のご夫婦はけっこう苦戦しながら、鎖場を下っていました。

鎖場いっぱいあって、けっこう面白いです。

紅葉もきれい。

下り道はさくさくと進み、犬越路、用木沢出合とへて、西丹沢ビジターセンターに戻ってきたのが、16時10分くらいでした。

けっきょく、10時50分に出発して、16時10分に戻ってきたので、5時間20分の登山だったことになります。
思ったよりも早かったです。
7時間くらいはかかるものと思っていました。

山頂での休憩は10分くらいでしたし、あとは基本、立ち休みだけで、ほとんど休みなしで歩きました。
で、今回はけっこう人を追い抜かしました。
トレランの格好をした人には、逆に追い抜かされました。

登りのときはぜいぜい言いながら頑張って歩きました。
下山の道のりはかなり楽でした。

西丹沢ビジターセンターに16時10分くらいに到着して、16時25分の新松田行きのバスに乗って、帰ってきました。

檜洞丸、思ったよりも大丈夫そうです。

今回は、新松田駅から9時35分のバスに乗りましたが、もっと早く、8時10分か、8時25分のバスに乗れば、もっと早く登山がスタートできます。

最後の新松田行きのバス、16時25分を逃したとしても、17時台のバスもあったはずです。
最悪、18時57分のバスもあります。

景色はかなり良かったですし、今回は、写真をめちゃくちゃたくさん撮りました。
紅葉もなかなかのものでした。
渓流もとても良い。

渓流の水、とても澄んでいて、水筒に入れてる人も見かけました。
その水、たぶんすごく美味いと思います。
わたしもマネして、渓流の水を飲んでみたかったのですが、なんか露骨にマネするのも恥ずかしいので、今回はタイミングが合いませんでした。
いや、最後の渓流のところで、水筒に入れてる光景に出くわしまして、わたしはそのお二人を追い抜かすタイミングだったので、そこで立ち止まって、わたしもペットボトルに水を入れると、なんかいかにも、マネした丸出しで、なんかちょっと恥ずかしかった。

で、その後は渓流は出てこなかったので、機会を逸してしまったと、そういうわけなのです。

ともあれ、檜洞丸、ここは噂通り、かなり良いところでした。
ここだったら、人を連れてきても、満足していただけるに違いない。
まあ晴れていれば、ですが。
雨だとあの絶景の風景も、きっと霧で隠れてしまうのでしょう。

檜洞丸の登山は、そんな感じでした!
<<「海沢三滝を経由して大...」