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高尾山の山頂には二三日寝なくても平気が落ちている
投稿日
2020/10/23
朝四時くらいに、寝ようと思い、布団に入りました。
しかしどうも、寝れません。
いつまでたっても寝れません。
しばらくたち、時計を見ると、5時でした。
5時か、もう朝だなあと思いました。
どうも寝れないので、起きてしばらく本でも読もうかと思います。
本を読んでいるうちに、眠くなるでしょう。
しかしそうなると、寝るのは7時くらいからになりそうです。
となると起きるのは、昼の2時とか、3時くらいになってしまうでしょう。
となると、起きたらすぐに、夜になってしまいます。
そういう展開が、ありありと想像できました。
それで、「そうだ、これから高尾山に行こう」と思い、支度をして、高尾山に繰り出しました。
高尾山の二号路と五号路を確認しに行きたいと思っていたので、今日確認してくることにしました。
高尾山口駅まで移動して、高橋屋をへて、一号路で登りはじめた時の時刻は、まだ朝の6時47分でした。
こんなに早く、高尾山を登りはじめたのは、はじめてです。
そして徹夜明けのため、眠いし、だるいし、きついです。
一号路をしばらく歩くと、三人の年配の登山者が前を歩いていました。
徹夜明けのため、眠くて、きつくて、だるいので、追い抜かすのも億劫だなと思い、ちょうどベンチもあったので、少し休んで間隔を開けようかとも思ったのですが、その三人はかなりゆっくり歩いているみたいだったので、ここは頑張って、追い抜いてしまうことにしました。
それで通り過ぎる時、「おはようございます!」と、挨拶してもらえ、「おはようございます!」と、挨拶を返しました。
もう一人の男性からも、「おはようございます!」と言われたので、その男性にも「おはようございます!」と、挨拶を返しました。
連続二度の挨拶です。
高尾山付近に住んでる方たちだったのかもしれません。
三人を追い抜いた後もゆるゆると歩き、ケーブルカー乗り場のところまで来ました。
ケーブルカー乗り場のところでは、三人の若者が、座ってました。
ケーブルカーの始発の時間を待っているみたいでした。
一夜をそこで明かしたような疲労感を見て取れます。
一体何をしていたのでしょうか。
さて、ケーブルカー付近に、本日の一発目、二号路に下る道があります。
ケーブルカー乗り場付近を、ぐるりと一周。
二号路はそのようになっているようです。
高尾山の地図を持ってくるのを忘れてしまいました。
高尾山だから地図はいらないだろうと思い、うっかりしてしまいました。
しかし正確に二号路をぐるりと一周するためには、地図は持ってくるべきでした。
ともあれ、二号路に下る道を下っていると、年配の男性が登ってきました。
どうやら、蛇滝方面から、登ってきた人のようです。
蛇滝に下る道と、二号路に進む道と、道はわかれました。
もちろん二号路を進む道を選び、歩きました。
二号路、クモの巣だらけです。
これは二号路ではなく、クモの巣路だな!などと、思いました。
二号路もなかなか大変だし、眠いたいし、今回はもう仕方がない、二号路だけ歩いて、もう下ろう。
もう家に帰ろう。
なぜならとても眠たいから。
五号路を歩くのは、またの機会にしよう。
そのようにも思ったのですが、二号路をぐるりと一周、思ったよりも早く終わりました。
それでやっぱり、五号路も歩いて帰ることにしました。
雨がパラパラ降りはじめています。
レインコートは持ってきましたが、取り出すのが面倒なので、レインコートは着ません。
雨に濡れながら歩きます。
ちょうど頭も坊主頭だし、あまり雨に濡れることが気になりません。
レインコートを着てしまうと、そのレインコートを家で洗わなければいけない。
それも億劫です。
できれば洗わずに済ませたい。
だから極力、レインコートは着ないようにしよう。
そのように思いながら、進みます。
だるいです。
眠たいです。
でもそもそも、眠たいと思うから、眠たいのです。
徹夜明けだと思うから、眠くたくて、こんなぶったるんだ状態になってしまうのです。
昔、陸上をやっていたとき、試合の前日は、いつも寝れませんでした。
寝れないのが、普通でした。
一時間でも、30分でも寝れれば、奇跡でした。
しかしそれでも、試合の方では、問題なく活躍できました。
気が張っていたし、アドレナリンも出ていたのでしょう。
試合の時は眠いなんて、全く思いませんでした。
ただただ、緊張して、気合が入っていました。
それに比べ、今日はどうだろう。
眠たい、きつい、だるいなどと言って、ぶったるんでいます。
眠い眠いと思うから眠いのです。
だるいのです。
気合が入っていないから、だるいのです。
だから私は、眠いと思うことを、やめました。
人間は、二三日寝なくても、平気だ。
そう自分に言い聞かしながら、歩きました。
寝なくても平気、寝なくても平気と、呪文のように、何度も唱えながら、歩きました。
今日は徹夜明けではない。
十二時間たっぷり寝た後、登山に来ている。
そのように、自分を騙しました。
そのように、自分の脳を、洗脳しました。
寝なくて平気。
十二時間寝た後。
寝なくて平気。
十二時間寝た後だから。
などと、ぶつぶつ呟きながら、歩きました。
するとどうでしょう。
私の脳、完全に騙されはじめます。
そして、まるで嘘のように眠気が消えます。
そうだ。
寝るのは、三日に一度でいいのです。
ここ最近、毎回毎回、寝るのは朝になってからで、そして起きるのは、昼の12時を過ぎてからです。
それで、起きたらすぐに夜になってしまいます。
そういう生活リズムが、どうにも気に入らない。
本当は、昼型生活に戻したいと思っています。
しかしなぜか、深夜0時を過ぎてから、最も調子が出るのです。
それで深夜0時を過ぎてから、なんか色々してしまい、そして結局、寝るのは朝になってしまうのです。
しかしまあ、何はともあれ、そのように、「十二時間寝た」「寝なくても平気」「寝るのは三日に一度だけ」などと唱えながら歩き続け、山頂付近の五号路も、無事にぐるりと一周してきました。
それからせっかくなので、山頂にも行きました。
山頂では傘を持った女性が、スマホで自撮りをしていました。
山頂の店は、二店ともシャッターが降りていました。
雨も降っています。
山頂のトイレも、準備中の台が置かれていて、閉鎖されていました。
さて、下山です。
山頂から稲荷山コースに下る階段を降ります。
そこから、六合路の方へと進みます。
下山は六合路から、下山しました。
雨はかなり降ってます。
それでもレインコートを着ずに、雨に濡れたまま歩きます。
そんな調子で、六合路を下りました。
六合路の入り口付近で二人組の男性から声をかけられました。
「一号路はどこですか?」と聞かれたので「この道をまっすぐ行くと、高橋屋という有名な店があります。そこから左に行くと、一号路です」と、答えました。
すると男性の一人が、「高橋屋、あったあった」と、友人の男性に声をかけ、「けっこう戻るね」と、友人は返事を返していました。
そして、「ありがとうございました」と、お礼を言われました。
その二人組の男性とは進む方向は同じです。
しかし並んで歩くのは気まずいので、私は早足でどんどん進みました。
雨の中、進みました。
今から登りはじめる人たちが続々と、向こうから歩いてきます。
高橋屋の前まで来た時、あまりにも続々と登山者がやってくるので、スマホで時刻を確認しました。
10時50分。
このくらいの時間帯から登る人が多いようです。
私は真っ直ぐに、高尾山口駅に進み、その改札口を通ります。
そして中でトイレを済ませます。
トイレの鏡で、自分の顔を見ます。
目が真っ赤です。
目が充血しています。
眠気は吹き飛んでいるものの、それでも顔の方は、寝不足丸出しの顔をしています。
そうか人間は寝ないでいると、目が真っ赤になるのか、目が充血してしまうのか。
そんな風に、思いました。
ウサギのように、目が真っ赤になってました。
さて、プラットフォームに上がります。
ずいぶん雨に打たれてしまいました。
しかし洗濯するのが面倒くさいので、レインコートは無しで済ませました。
電車の中で、坊主頭をハンドタオルで拭き、ウインドブレイカーの上を着ました。
お茶を飲みました。
電車は出発して、高尾駅で乗り換えました。
それからまた立川で乗り換えです。
電車の中では、座れました。
そして、寝てました。
やっぱり座ると、寝てしまいます。
やはり寝不足には勝てません。
立川から自宅の最寄り駅までの移動の時も、やっぱり電車の中で寝てました。
それで最寄り駅に到着して、自宅までの道のりも、ガッツリ雨が降ってます。
しかしここまで来ると、もうレインコートは着ないで済ませようと、固く決心しています。
雨の中、濡れながら、自宅への道を進みました。
そして自宅に到着しました。
こんな日に限って、仕事の連絡が二件来ています。
家に帰って、風呂を沸かしました。
雨に濡れ、めっきり体が冷えました。
このままだと、風邪を引いてしまいます。
それで風呂に入り、温まることにしました。
仕事の方は、30分くらいで終わりそうなものを、やはり30分で片付けました。
その他の仕事に取り組む余裕はありません。
とにかくもう眠い、寒い。
風呂に入って、しっかり温まりました。
食欲はまったくありません。
とりあえず寝ました。
そして先ほど、起きました。
17時くらいに起きました。
そしてこれを書いています。
さて、これからスーパーに買い物でも行ってきます。
そして、ごはんを食べて、仕事に励みます。
仕事の方、今日に限って、バンバン連絡きています。
仕事の方、二週間放置だったり、仕事の依頼の連絡きたり、色々です。
今日に限って、三件の仕事の依頼が来ました。
そのうちの一件は、すでに片付けました。
残って仕事、けっこう急ぎのようです。
寝てる間に、またメッセージが来たところを見ると、急ぎのようです。
しかし慌てない。
まずはしっかり寝ました。
これで頭もすっきりです。
まずは米をたく。
そしてスーパーで、何か買ってくる。
そして何か食べる。
それから仕事をする。
そのような流れになります。
まだ体は寒いです。
もう完全に夏は終わってしまっているのだと、今日は実感しました。
もうエアコンも、暖房の季節です。
さてとりあえず今日はそういう方向性で励みます。
また近々登山に繰り出したいところです。