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高尾山の山頂には高尾山BBQマウントが落ちている
投稿日
2020/11/01
会社が倒産するそうです。
株式会社XXX(仮名)の、木村社長(仮名)から、そう告げられました。
それで、給料がもらえないかもしれない状況です。
会社は、裁判中らしいです。
それでもう、倒産することになるようです。
嘘のような状況です。
給料の支払い、遅れてます。
とりあえず明日、払ってもらえる予定です。
しかしまだわからない。
本当に入金があるのかどうか、明日になってみないとわかりません。
入金があると信じたいです。
10月分の給料はどうなるのか。
きちんと払ってもらえるのか。
それとも払ってもらえないのか。
そのあたりも、わかりません。
払ってもらわないと、困ります。
実に困ります。
さて、ここ数日、仕事に励んでいました。
そしてめっきり、夜型生活になりました。
いつも4時ごろに寝て、昼の12時15分に起きます。
それも毎回ぴったり、12時15分に起きます。
目覚ましのベルはセットしません。
寝たいだけ、寝ます。
そして起きます。
そして時計を見ます。
するといつも、12時15分なのです。
ほとんど1分の狂いもありません。
そんな日々。
昨日、ようやっと仕事の方、ひと段落しました。
会社が倒産すると連絡があったのは、二日前です。
現在、裁判中らしいです。
給料未払いで、訴えられたのかもしれません。
まあ何はともあれ、昨日で仕事はひと段落しました。
それで今日、秩父の山にでも登ってこようと思いました。
それで、午前中に起きようと思っていたのですが、起きたのはまたしても、12時過ぎでした。
12時10分に起きました。
こんなに遅く起きてしまうと、もう登山は無理です。
高尾山でも厳しいです。
それで今日はもう登山はやめよう。
登山は明日にしよう。
明日は必ず、午前中に起きよう。
そのように思いました。
しかし、明日は必ず午前中に起きれるという保証はありません。
もう完全にぶったるんでます。
明日も起きるのは12時過ぎかもしれません。
それを考えると、今日登山に行った方がいいと思いました。
これから行ける山はもう一択。
高尾山だけです。
というわけで、今日は高尾山に行ってきました。
高尾山口駅に到着したのは、13時45分でした。
人がたくさんいました。
さすが、日曜日の高尾山です。
高尾山は本当に、観光地です。
たくさんの人を見ながら、そう思いました。
高橋屋も大繁盛です。
高橋屋に入る人の、大行列ができています。
ひとまず私は、六号路から登って行きました。
今日のルートは決まってます。
まず、六号路から歩き始め、琵琶滝のところから、一号路に向かって、登って行きます。
そして、二号路に合流してからは、二号路を歩き、三号路の合流地点からは、三号路で歩きます。
そして五号路の合流地点で五号路を歩き、それから山頂へ登る道を、登って行きます。
そういう、マニアックルートを選択しました。
下山は四号路、二号路で、下ってゆき、ケーブルカー乗り場で、天狗焼きを三つ買って、食べる。
そして一号路を下り、金比羅神社みたいなことを経由して、高尾山口駅ではなく、高尾駅まで行ってしまおうと、思っていました。
下りも、ちょっとひねった、マニアックルートで下山しよう。
そのように思っていました。
まずは六号路から登って行きます。
そして琵琶滝のところに行きます。
琵琶滝では、修行している人がいました。
真っ白の服を着て、滝に打たれていました。
とても寒そうな様子でした。
五人くらいの人が、その修行の様子を眺めていました。
こんなに人がたくさん来るところで、これ見よがしに、滝に打たれて、わざとらしく修行してるなーと思いました。
パフォーマンスのように、見えました。
わざわざ人が多い日曜日に、滝に打たれるとは。
しかしおそらく、それはあまりにもうがった見方です。
滝に打たれて修行していた年配の男性は、真剣に修行してたと思います。
普段は会社員なのかもしれません。
それで仕事が休みの日曜日に、滝に打たれる修行をしに来たのかもしれません。
何か高尾山の宗教があると思います。
その宗教の信者の方なのではないかと思います。
白い服を着て滝に打たれる。
そして精神を磨く。
精神を清める。
おそらくそういうことをしているのでしょう。
高尾山の宗教は誰でも入れるのでしょうか。
そして信者になったら、滝に打たれる修行ができるのでしょうか。
ちょっと興味があります。
さて、登山再開です。
琵琶滝の修行をしばらく見物した後、そこから一号路を目指し、登って行きました。
マニアックルートではありますが、結構人が下りてきます。
日曜日なので、人が多いです。
そして二号路に合流して、二号路を進みます。
三号路に合流した後は三号路を進みます。
五号路に合流した後は、五号路を進みます。
そして五号路から、山頂に登りました。
最後のきつい急な階段を登って行きます。
山頂が見えてきました。
みんな、富士山の方向に、カメラを構えています。
む、富士山、見れるのか?
たくさんの人が、富士山の方向にカメラを構えています。
これは期待できます。
今日は富士山が見れる日かもしれません。
高尾山の山頂は、いつもいつも富士山が見れるわけではありません。
雲の状態とかが、影響します。
富士山が見れない日がほとんどです。
しかし今日は期待できる。
あんなにみんな、カメラを構えているのだから。
私はそう思い、期待しながら、高尾山の山頂に到着しました。
おお!
富士山、はっきり見えました。
こんなにはっきり見えたのは、はじめてです。
富士山、でかいです。
大きな富士山の姿が、高尾山の山頂から、はっきりと見えました。
私は思わす、三枚くらい、富士山の写真を取りました。
そりゃみんな、カメラ構えるわ。
こんなに富士山が見える日は、珍しいです。
さて山頂は、人がたくさんいます。
さすが日曜日です。
さすが観光地です。
座って休憩したいのですが、空いてるスペースを探すのも、苦労しました。
隣と近すぎても、落ち着きません。
それで結局、階段のところの縁に、空いてるスペースを発見して、そこに座り込みました。
そして、お茶を飲んで、塩トマトを食べました。
塩トマト、うまかった。
本日最初の食事です。
何も食べずに登るものだから、もう食べることばかりを考えながら、登ることになります。
登山の時、食欲は旺盛になります。
登山の後、何を食べようかとか、家に帰ったら何を食べようかとか、そんなことばかりを考えます。
それでひとまず山頂に到着した時に、もう我慢できず、ひとまず塩トマトを食べたというわけです。
デリシャス。
とても美味しく塩トマトを食べることができました。
本当は山頂の店で、ソバでも食べたかったのですが、金が心配です。
なんといっても、会社が倒産します。
給料もらえるか、わかりません。
給料、もらえないかもしれません。
そして今後、仕事は依頼してもらえないかもしれません。
それはそうです。
なんといっても会社が倒産するらしく、今、裁判中らしいのです。
こんな状況なので、お金が心配です。
だからお金は使えません。
極力出費は控える必要があります。
それでも登山に来たのは、健康のためです。
やっぱり健康第一です。
ここ数日、仕事ばかりでした。
ほとんど運動してません。
引きこもりがちの生活です。
それで、心も体も、ドロドロです。
不健康です。
おまけに、がっつり夜型生活です。
さて、下山開始です。
下山は、四号路から、下山します。
ビールが飲みたい。
とてもそう思いました。
今日はもうビールを飲もうか。
そのように思い、迷いました。
最近、禁酒しています。
一人では酒を飲まないようにしています。
それで、人と飲む機会もないので、最近はずっと酒を飲んでいません。
コーヒーも飲んでいません。
すべて健康のためです。
ずっと夜型生活と、運動不足の日々が続き、ムシャクシャしてしまい、ウイスキーでもかっくらいたくもなりますが、それでも酒は飲みません。
飲酒は我慢します。
でも今日は、無性にビールが飲みたい。
ビールを飲むか、飲まないか。
迷いました。
悩みました。
それでやはり、飲まないことにしました。
そもそも、体調が良い時ほど、酒が飲みたくなります。
しかし酒を飲むと、調子が悪くなります。
確かに、酒を飲むと、束の間の多幸感を得られます。
しかしその後、気分の落ち込みがきます。
虚しくなります。
それで、酒を飲む前よりも、気分が落ちます。
ブルーになります。
そうなってしまうと大変です。
そこからまた、気分の調子を盛り上げるのは、なかなか大変です。
だったら最初から酒を飲まなければ良いのです。
所詮、酒を飲んで得られる多幸感は、まやかしです。
それは、偽りです。
それは虚しいものです。
素面で得られる多幸感こそが、本物です。
私はそう思うのです。
というわけで、今日も酒は飲まない。
酒を飲んでる暇があったら、仕事の勉強をするなり、他に仕事を探すなり、すべきことをする必要があります。
そんなこんな考えながら、下山道を進みます。
四号路を進み、吊り橋を渡ります。
二号路に合流した後は、二号路を進みます。
そして、ケーブルカーのところまで、戻ってきました。
そこで私は見つけました。
それは、高尾山ビアマウントのところで、見つけました。
高尾山BBQマウント、だと?
夏の間、高尾山ビアマウントをやっているところで、今は、高尾山BBQマウントというものを、やっているそうです。
ふむ、なかなか面白いではないか!
と、私は思い、しっかりチェックしてきました。
10月中旬から、6月上旬までやってるそうです。
つまり、高尾山ビアガーデンがやっていない期間中は、どうやら、高尾山BBQマウントというものを、やるようになったようです。
うむ、それは渋い取り組みだ!
私は思わず、唸ります。
料金は三パターンあるようです。
3700円コース(エコノミーセット)
4200円コース(スタンダードセット)
4600円コース(プレミアムセット)
4200円のスタンダードセットを見ると、以下のものがあるようです。
米澤豚一番育ち
牛ステーキ肉
グリルチキン
ソーセージ
フライドポテト
旬の野菜盛り合わせ(アスパラ、キノコ、かぼちゃ、ナス)
ごはん、カレー、スープは食べ放題。
酒はどうなのか?
酒については、何も書かれていません。
酒は別料金かもしれません。
「手ぶらでバーベキューしようよ!」との、キャッチコピーです。
どうやら手ぶらでバーベキューできるみたいです。
これはなかなか面白いではないか。
ぜひ高尾山BBQマウント、利用してみたいです。
高尾山BBQマウントについて調べた後、天狗焼きの店に並びました。
やっぱり高尾山に来たからには、天狗焼きを買って食べたい気分です。
天狗焼き、何度も食べてます。
さすがに少し、飽きてます。
それでも、ついつい買ってしまいます。
食べてしまいます。
天狗焼きが美味いからという理由もあり、単なる惰性、単なる習慣、そういうものでもあります。
とにかく高尾山に来たからには、天狗焼きを食べて帰らないと、なんとなく気が済まないのです。
天狗焼きの店に並び、私の順番が来た時、作り置きの天狗焼きがすべて尽きてしまったようで、しばらく待たされました。
その時、天狗焼きの店の中では、天狗焼きを作っているおじさん同士の、大激論大会が勃発しました。
喧嘩してるのかと思うくらいの、勢いがありました。
「あんこが硬いときに入れるから!」と、先輩格のおじさんが、新人おじさんを、非難していました。
どうやら新人おじさんが、あんこが硬いときに入れて、天狗焼きを作るのを、失敗したらしいです。
しかし新人おじさんも負けてません。
タメ口で返します。
新人だからといって、ペコペコしてません。
新人おじさん、強気です。
「これ、もう終わってんの?」など、先輩おじさんにタメ口で話してます。
先輩おじさんから説教されたと思うのですが、それでへこたれません。
新人おじさん、鉄の心の持ち主です。
で、その新人おじさんが、ちょっと乱暴な感じで、雑な感じで、天狗焼きを作り上げ、その中の三つの天狗焼きを、私は貰いました。
新人おじさんも一生懸命作っていて、まだ慣れない作業なので、余裕がなくて、雑というか、乱暴な感じで作業していました。
それで私がもらった天狗焼きも、失敗しているのではないかと思って、不安でした。
また硬いアンコを入れて、失敗しているのではないか。
そう思いながら、恐る恐る、天狗焼きを食べてみましたが、実に旨かった!
なんといっても、出来たてホヤホヤです。
出来上がってから、一分以内に食べ始めています。
そのせいか、外はカリカリ、中はもちもちで、とても美味しい天狗焼きです。
やっぱり出来たてが一番美味いです。
あの新人おじさん、雑な作業みたいに見えましたが、それは杞憂でした。
立派に美味しい天狗焼きを、作り上げていました。
この味なら、先輩おじさんも、文句は言わないはずです。
この分だと、免許皆伝の日も近いかもしれません。
今日は、天狗焼きの店、いつもよりも店の中の人が多いように感じました。
日曜日でお客さんが多いので、人数を増やしたのかもしれません。
レジには、おばさんと、若い女性がいました。
若い女性は、天狗焼き作りのおじさんたちの、喧嘩みたいな激論を目の当たりにして、震え上がっていました。
さて、出来たての天狗焼きを食べながら、下山再開です。
もうだんだんと、あたりは暗くなってきてます。
本当は、高尾山口駅ではなく、高尾駅まで歩いていくルートで下山しようと思っていたのですが、思ったよりも暗くなるのが早かったので、今回が通常通り、高尾山口駅まで、下山することにしました。
そのときに、奇妙な現象を目にしました。
それほど大したことではないのですが、後ろからファミリーがやってきました。
夫婦と、女児二人です。
「駐車場、16時までって書いてあるよ、大丈かな?」と、奥さんは言ってました。
すると女児たちは、「今何時ー?」とか、「一時間すぎてるー」とか、色々叫んでいました。
そのファミリーは私を追い抜かし、先を歩きました。
それでしばらく歩いていると、ファミリーがベンチに座って、休んでいました。
ご夫婦と、女児二人です。
ああ、さっきの人たちか。
そう思ったのですが、どうも旦那さんが、外国の方のようです。
それで女児二人は、日本語で喋っているのですが、時々、英語で喋ってます。
奥さんが、「ほら、それ、英語でなんていうの?」などと、女児に質問しています。
だから女児は、時々英語を喋ります。
先ほどのファミリーと、女児の年齢は、同じくらいに見えます。
だから、「駐車場16時まで」のファミリーと、同じファミリーであると、思い込んでいました。
そのファミリーは、やや歩くスピードが遅かったので、私は追い抜きました。
そしてようやく高橋屋のところまで戻ってきました。
下山完了。
時刻を見ると、17時20分でした。
すると、高橋屋の前に、なんと、あのファミリーがいたのです。
ご夫婦と、女児二人です。
「どこの店にしようかー」と、迷っていたみたいですが、結局、高橋屋に入るみたいです。
私はそれを見て、「駐車場16時までなのに、余裕だなー、呑気だなー」などと、思いました。
車を置いて帰らなければいけないかもしれないのに、今から呑気に高橋屋で夕ごはんとは。
もしかしたら、駐車場に電話して、「16時すぎても大丈夫ですよー」とか、言ってもらえたのかもしれません。
とにかくそんな感じで、高橋屋を後にすると、なんとびっくり、またあのファミリーに出くわしました。
ご夫婦と、女児二人。
そして女児の年代は、同じくらい。
なんと、その組み合わせのファミリーと、三連続で出くわしたのです。
つまり、旦那さんが外国人の四人ファミリー、高橋屋で食事する四人ファミリー、その後にまた出くわした四人ファミリー。
「駐車場16時」のファミリーが、どのファミリーだったのか、今となっては、もうわかりません。
しかし今、子供は、女児の方が多いのでしょうか。
男児は少ないのでしょうか。
まあ、大した話ではありませんが、ちょっと不思議な出来事だったので、ここに述べさせて頂きました。
さて、そんな具合で、本日の登山は終了しました。
今回の収穫としては、高尾山BBQマウントの存在を知ることができたというのは、なかなかの収穫です。
11月にみんなで登山しませんかと声をかけました。
しかしそれは人数集めに失敗してしまい、ダメになってしまいました。
また後日、お誘いするとして、高尾山BBQマウントは、とても有力な選択肢の一つであると、言えそうです。
「今度みんなで高尾山に登って、その後、高尾山BBQマウントで、BBQしませんか? 手ぶらでBBQ、できますよ!」
というお誘いも、できるでしょう。
今回の登山は、そんな感じでした。
登山後は、まっすぐ家に帰りました。
本日の出費は、スイカにチャージで千円、天狗焼き三個で450円であったので、合計で1450円です。
それ以外は一円も使っていません。
まあ、なかなかの節約登山になりました。
心と体の健康状態も大幅に改善しました。
やはり運動不足はいけません。
定期的にしっかりと運動した方が良さそうです。
また近いうちに、登山したいところです。