登山サークル アウトドアチャイルド

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虚空蔵山の山頂には樹齢八百年の大イチョウが落ちている
投稿日
2020/11/14
こんにちは。
登山好きな47才のプログラマです。
今日は秩父の虚空蔵山に登ってきましたので、その模様をご報告します。
最近連日登山です。
5日連続で、登山してます。
そして今日が、6日目です。
今日の朝の感触としては、体がみしみしいってますし、だいぶ疲れもたまってきているようだったので、登山はお休みさせてもらおうと思いました。
それに仕事も残ってます。
とはいっても仕事のほう、もう終わりは見えてます。
仕事は、X社(仮名)という会社から、依頼してもらってます。
X社の人、どうせ、土日に連絡しても、返事は返ってきません。
だから今、手元にある仕事は、急いで終わらせる必要はありません。
月曜日の朝までに終わらせれば良いのです。
だからそんなに急ぐ必要はありません。
もう仕事の終わりも見えてますし、わざわざ登山を休む必要はありません。
連日の登山のため、薬局で買い物をする時間が無かったのですが、昨日は切れかけていたトイレットペーパーも、登山の後に薬局で購入してきました。
トイレットペーパーはスーパーで買うよりも薬局で買う方が安いため、いつも薬局で買っています。
あと、連日の登山のため、水道光熱費の支払いが滞っています。
それもコンビニで払いにいかなければいけません。
ついつい水道光熱費の支払いを後まわしにしてしまっています。
早く払わないと、電気を止められたり、ガスを止められたりするかもしれません。
なるべく早く払ってしまう必要があります。
もろもろ考え、朝目が覚めたときの体の状態も、だいぶ疲れがたまっているみたいだったので、今日は登山はお休みさせてもらおうと思いました。
それでも寝ながら、色々悩んでいました。
今日登山に行かなかったら、まだずっと登山に行かなくなるかもしれません。
そんなこんな考えながら、そろそろ起きようかと思って、時計の時刻を確認しました。
するとまだ、7時30分でした。
それで、
よし、登山に行こう。
と、思いました。
登山に行くとき、いつも、朝は食べません。
登山中も、何も食べません。
登山が終わってから、ようやく何かを食べます。
なぜ食べないのか?
いろいろ理由はあると思うのですが、トイレが心配というのも、大きな理由の一つです。
登山中にトイレに行きたくなると困るので、食べない。
そういう理由も、確かにあります。
私は、胃腸が弱いみたいで、すぐ下痢をします。
だから、ヘタに朝、何かを食べてしまって、腹を下してしまったら、登山中にトイレに行きたくなってしまいます。
それは非常に困ります。
そうなることを恐れています。
そのため、何も食べずに登山に行って、登山が終わってから何か食べる。
それがいつも私のスタイルです。
しかし、五日も連続で登山をしていると、朝も何か食べたくなります。
朝から腹が減るのです。
これは体が健康な証拠だと思います。
通常朝起きて、しばらくは腹は減らないものです。
しかし、五日も連続で登山するものだから、朝から腹が減ってしまうのです。
それで今日の朝、ごはんを食べました。
食パンにたっぷりとハチミツをかけて、それを食べました。
その後、アップルジュースを飲みました。
それで登山の支度をして、登山に出かけました。
普段朝は食べないのに、今日は食べたので、なんかちょっと、調子が悪いです。
朝、トイレは済ませました。
それで、まずは最寄り駅まで移動して、券売機でスイカに千円分、チャージしました。
そのあと、改札口を通り、プラットフォームに降りて、温かいお茶を購入しました。
そして、電車に乗り、拝島駅で乗り換え、東飯能駅まで移動しました。
その、拝島駅から、東飯能駅までの間で、また、激しくトイレに行きたくなりました。
ヤバい状態になりました。
もうすぐ東飯能駅に到着する。
あと5分。
そのような状況のとき、極限レベルにピンチになっていました。
汗びっしょりです。
必死に耐えました。
5分が長い。
長すぎました。
それでも耐えました。
あと2分。
その2分が、あまりにも長かった。
そしてようやく、東飯能駅に到着しました。
あわてない。
あわてずゆっくり、歩きます。
前に女性二人がいて、道をふさいでいます。
早くトイレに行きたいのですが、道をふさがれてしまっているので、その女性のペースで歩かなければいけません。
じりじりします。
いらいらします。
汗が滝のように流れます。
それでもなんとか、プラットフォームを歩き、階段を上りました。
そしてトイレに進みます。
幸い、多目的トイレが、空いてました。
私はそこに飛び込みました。
そして、なんとか、事なきを得ました。
非常に危なかったです。
トイレの後はほっとしました。
安心して、上機嫌になりました。
ああ、よかった。
そんな上機嫌の中、電車に乗り、西吾野駅まで移動しました。
西吾野駅が、本日の登山のスタートです。
目指すは、虚空蔵山。
さっそく歩いていきます。
今日もとても良い天気でした。
しかしやっぱり朝にゴハンを食べると、腹の調子が悪くなってしまいます。
私は胃腸が弱いみたいです。
それは問題です。
キャベツとか、ヨーグルトとか、もっとたくさん、食べる必要があるかもしれません。
そして、胃袋を丈夫にしなければいけません。
ゼリー飲料だったら、腹を下しません。
しかし毎回、ゼリー飲料だけ食べるというわけにもいきません。
今日は食パンにハチミツをかけ、食べました。
その他、アップルジュースを飲みました。
それでなんで、腹の調子が悪くなってしまわなければならないのか。
普段、朝は食べないくせに、今日は食べたものだから、腹の調子が悪くなってしまったのかもしれません。
さて、登山を進めます。
快適です。
登山口は、問題なく見つかりました。
そしてどんどん歩いていきました。
どんどん歩いていかないと、いつまでたっても登山が終わりません。
早く終わらせて早く帰ろう。
そんなことばかり思いながら、ほとんど義務的に、歩き続けます。
それでもだんだん気分が良くなり、調子も良くなります。
つい先ほどまでは、私はとても神経質でした。
しかしその神経が、だんだん緩んできます。
そして、大雑把な神経になってきます。
快適です。
秩父の登山は快適です。
それに今日、はっきりと気づきました。
いや、秩父というか、たまたまかもしれません。
道のりが、とても気持ちいいのです。
平和。
そのように感じます。
今回の山の道のり、とてものどかでした。
そして平和でした。
クマが出てくるかもしれません。
カモシカが出てくるかもしれません。
しかし、それでも大丈夫だろう。
根拠なく、そんな風に思えます。
実際は秩父の山でも、遭難になるとこともあるでしょうし、クマが原因で、人間が大けがをする事故も、時にはあるでしょう。
しかしなぜか今日、クマが出てきても、絶対に大丈夫。
そんな根拠のない自信、変な安心感が、確実にあったのです。
あまりにものどかで、平和な雰囲気の山道だったものだから、この山に住んでいるクマも、カモシカも、ヘビも、ハチも、みんな優しいだろう、みんな親切だろう。
そんな風に思ってしまうのです。
だからもしクマが出てきても、普通に「こんにちは」と挨拶して、通り過ぎることができる。
そんな風にさえ、思いました。
それほどのどかで、優しさを感じさせる、平和的な道のりでした。
やっぱり秩父には、たくさんの神様が住んでいるのかもしれません。
なんか中央線沿いの山とか、奥多摩の山とかと比べ、雰囲気が全然違います。
中央線沿いの山とか、奥多摩の山は、なんかピリピリしています。
殺伐としています。
動物たちも、狂暴そうです。
しかし秩父の動物たちは、呑気で、のどかで、優しいような気がするのです。
むろん、それは単なる錯覚でしょう。
しかし今日、なぜか私はそんな風に感じながら、登山をしていました。
他の山だとクマが出てくるのを恐れ、口笛吹いたり、手を叩いたりして、なるべくたくさん音を立てて、クマよけに励むものですが、今日は静かに歩き、逆に、動物が出てくるのを楽しみにしている、
そんな心境で、登山をしていたのです。
まあ単に、見通しの良い道のりであった、というだけかもしれませんが。
とりあえずそんな感じで、歩いていきました。
そして、高山不動尊、というところに、たどり着きました。
高山不動尊、奥ノ院もあるようです。
高山不動尊、私は最初、普通に通り過ぎようとしていました。
しかしムリでした。
高山不動尊、すごく魅力的な場所でした。
だから思わず、足が止まってしまいました。
目を奪われてしまいました。
まず、巨大なイチョウの木があります。
樹齢八百年らしいです。
そのイチョウの木の前に、看板が立っていたので、その内容を以下に記載します。

埼玉県指定天然記念物(昭和二十二年三月二十五日指定)
【高山不動の大イチョウ】
この大イチョウは、県下に誇る巨木で、樹高約三十七メートル、幹回り十メートル、根回り十二メートル。
樹齢は推定八百年といわれている。
露出した根には乳と呼ばれる気根が垂れさがっている。
またの名を「子育てイチョウ」といい、昔から産後、乳の出のわるいものが祈願すると、出がよくなることからこの名がつけられたといわれる。
幹の一部には文政年間、高山一山が焼失した火災の跡が残り、そのときの火災の激しさを物語っている。
昭和六十三年三月
埼玉県教育委員会
飯能市教育委員会
高貴山 常楽院

とのこと。
まあ、一見の価値あり。
とても立派な大イチョウの木でした。
見所はそれだけではなく、紅葉がとてもキレイでした。
高い場所の葉が、美しく紅葉になってました。
それが、太陽の光を浴びて、天然のライトアップになってました。
それが、幻想的な美しさを見せるのです。
紅葉の木は、イロハモミジだと思います。
紅葉の木としては、イロハモミジが一番メジャーなようです。
今年、色々紅葉を見ましたが、今のところ、高山不動尊で見た紅葉の美しさが、ナンバーワンです。
まさに穴場的な紅葉スポットです。
巨大なイチョウの木もありますし、紅葉も美しいですし、高山不動尊はとても良いところです。
拝殿も立派です。
お寺だと思います。
かなり広めです。
どうやら、車でもこれるっぽいです。
これ、登山しなければここに来れないなら、もっと良かったのにと思います。
ここを目指して登山をする価値があります。
パワースポットであることをは、間違いありません。
おまけに、トイレもありますし、自動販売機もあります。
蛇口をひねると、水も出ます。
その高山不動尊があまりにも魅力的な場所であったため、私は、奥ノ院にも行ってみることにしました。
奥ノ院に行くためには、30分くらいさらに登らなければいけません。
私はせっせと歩きました。
そして奥ノ院に到着しました。
そこには人がたくさんいました。
けっこう広々とした場所でした。
景色も見事なものでした。
高山不動尊の奥ノ院、別名でしょうか、関八州見晴台ともいうようです。
標柱には、関八州見晴台と書かれていました。
ここは知る人ぞ知る、人気スポットのようです。
そこでたくさんの人が、シートなどを敷いて、お昼ごはんを食べていました。
私はしばしその場の雰囲気とか、そこからの風景とかを堪能して、たくさんの写真も撮ったあと、奥ノ院を後にしました。
来た道を戻ります。
また、大イチョウの場所まで戻ってきます。
そこから、今回の目的の山、虚空蔵山の山頂を目指します。
しかし、道がとてもわかりにくかった。
地図と、地図アプリを駆使して、あっちこっち行ったのですが、道がとてもわかりにくく、道を間違えました。
間違えたままだと悔しいので、一度戻って、正しい道を確認しました。
そのあたり、けっこうわかりにくい道でした。
で、虚空蔵山の山頂を目指すわけですが、どうやら虚空蔵山の山頂は、登山道からは大きく外れているようです。
山頂に通じるらしき道を見つけて、登ってみたのですが、その道の終点は、お墓の場所でした。
そこで道は行き止まりになりました。
そこから見上げます。
もう完全に、道はまったくありません。
そこから標高で言うと、30メートルくらいでしょうか。
そこが、虚空蔵山の山頂です。
地図アプリを見て、地形などを見ても、そこに山頂があるのは、確実です。
しかし、道がまったくないのです。
どうしても山頂まで行きたいのであれば、道が無い道を、よじ登っていかなければいけません。
今回はそこまでしなくてもいいかなと思い、虚空蔵山の山頂への登頂は、断念しました。
それで、せっせと下山することにしました。
下山の道のりも結構わかりにくいと思いました。
しかし結構人はいます。
人が住んでます。
まさか、と思うような場所に、家がありました。
そのあたりで、茂みが、がざがさいい出したので、私はクマだと思い、パンパン手を叩き続けました。
そして通り過ぎてそのあたりを見てみると、なんと家があったのです。
その家の庭には、とても立派な柿の木が生えていました。
そしてその木には、たくさんの柿がなっていました。
あんなところに家があるとは、と思って、私は驚きました。
あんなところに住んでいたら、動物と良く出くわすと思います。
クマに出くわす機会も多いと思います。
しげみに囲まれていたし、クマが出てきてもおかしくないような、動物の出現を警戒しなければいけないような場所に、家が建ってました。
おまけに、美味しそうな柿の木が生えていて、動物からしてみると、エサのようなものです。
その柿目当てで、クマとか、サルとか、どんどんやってきそうです。
すごいところに家が建ってるなーと思い、感心しました。
あと、ゆずの木をたくさん育てている場所があって、そこでは老夫婦らしき二人の人が、ゆずの収獲作業をしているようでした。
そこを通り抜けるとき、目の前に、細長いタイプの柿が実っている木があって、手を伸ばせば柿をもげそうでしたが、老夫婦の目もあったし、当然柿を失敬したりはしませんでした。
しかし目の前に美味しそうな柿をぶら下げられると、取って食べてみたいという誘惑にかられてしまいます。
そんなこんな、なかなか見所満載な下山の道のりでした。
けっこうわかりにくいと思わせられる道が、いくつかありました。
地図アプリがないと、全然わからないかもしれないという道も、一つありました。
地図アプリがあると、本当に便利です。
私は、ジオグラフィカという地図アプリを使っています。
さて、
そんなこんな歩き続け、下山は終了しました。
ここからは、西吾野駅に戻る、普通の道路です。
そのあたりに、こもれびの湯、という温泉施設があるみたいなので、立ち寄ってみました。
そこは宿泊もできる、休暇村奥武蔵、という名前の宿泊施設のようでした。
おそらく、こもれびの湯は、その宿泊施設の中にあるのでしょう。
私はその建物の中に入ってみようとしましたが、入口に以下のような看板がありました。

館内ご利用のお客様へ
新型コロナウィルス感染予防対策として
15:00以降は、ご宿泊の方のみの
ご利用とさせていただきます。
ご理解とご協力をお願いいたします。
休暇村奥武蔵 総支配人

スマホで時刻を見てみると、15時05分でいた。
遅かった・・・
残念ながら中に入ることができません。
くそー、コロナめー。
いつまで続くのだろう、このコロナ生活。
マスク生活。
コロナを恨みたい気分です。
というわけで、再び西吾野駅に向かって歩きました。
そしてしばし歩き、西吾野駅に到着しました。
25分後くらいに、電車が来ます。
私はそこで、登山に行く前に購入にしておいたチーズパンを二つ、食べました。
そしてお茶を飲みました。
電車を待っていると、中高年の登山グループの方たちが続々と集まってきました。
10人以上いるみたいでした。
みんなそれぞれ、自分のペースで歩いているみたいです。
みんな同じペースで、みんなで一緒に歩こう、というスタンスではないようです。
同じグループみたいですが、みんなバラバラのペースで歩いているみたいでした。
西吾野駅の駅前のトイレで、お手洗いを済ませて、電車が来るのを待ちました。
電車が来た後、それに乗り込み、最寄り駅まで戻ってきました。
そして今日はスーパーに行って、バームクーヘン、牛乳、ポテトチップス、ロースハムを買ってきました。
朝食べるものとして、次はバームクーヘンを食べてみようと思っています。
バームクーヘンを食べて、牛乳を飲もうと思います。
牛乳を飲むと腹を下しやすく危険ですが、チャレンジします。
登山をするものとして、やっぱり朝はきちんと食べたいと思います。
なんとか胃腸を丈夫にしたいところです。
家に帰ってきてから、腕立て伏せと腹筋をしました。
そして、タンパク質たっぷりのゴハンを食べました。
どんぶりのように、ごはんに色々なものを載せました。
茹でた鶏むね肉、納豆、キムチ、茹でたホウレンソウ。
ホウレンソウには、黒酢もかけました。
鶏むね肉は、500グラムくらいあります。
肉はかなりたっぷりです。
納豆は、三パック使いました。
かなりたっぷりです。
タンパク質たっぷり、緑黄色野菜もありという、健康に良さそうな食事です。
さて今回の登山はそのような具合でした。
やっぱり登山に行くと、気分が良かったです。
毎日登山してても、全然飽きません。
最近は、樹木の勉強とか、花の勉強とかも、ちょくちょくしています。
そのため、樹木を見てれば、退屈しません。
だから長い下山道も、結構楽しく歩けます。
しかし登山では、トイレの問題は重要です。
あまり語りたくないような内容ではありますが、登山と言えばトイレをどうするかというのは、最重要課題の一つかもしれません。
だからそこは、きちんと言及した方が良いようにも思って、今回、恥も外聞もかなぐり捨てて、トイレに関するネタを書かせて頂きました。
とにかく登山をするなら、しっかり食べたい。
しかし食べるとやはり、トイレの問題が出てくる。
そこはジレンマです。
しかしそこは結構重要かもしれません。
まずは胃腸を丈夫にする。
キャベツや、ヨーグルトを食べる。
簡単には腹を下さないように、丈夫な胃腸を作る。
そして登山の前には、しっかり食べる。
しっかり食べて、元気よく登山する。
それが理想でしょう。
そういった部分も意外と重要な登山のスキルの一つかもしれません。
さて、仕事もまた少し残っていますが、毎日登山をしている生活はとても健康的で、けっこう楽しくもあるので、時間が許せばまた登山、ぜひ近いうちに、行きたいと思っています。
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