登山サークル アウトドアチャイルド

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<<「宝登山の山頂には念願...」
蓑山の山頂には傷つくことを恐れない強い心が落ちている
投稿日
2020/12/01
こんにちは。
登山好きな47才のフリーランスプログラマです。
今日は秩父の蓑山に登ってきましたので、その模様をご報告します。
私はいつもX社(仮名)から仕事を貰ってます。
X社にはいつも大変お世話になっております。
そのX社から依頼された仕事はすべて終わりましたので、今日は登山に行くことにしました。
今日は、とてもイヤな夢を見ました。
とても落ち込む夢です。
深い悲しみに沈んでしまう感じの夢です。
そんな夢を見て、朝は9時に起きました。
それから登山に出かけることにしました。
登る山は決まってます。
蓑山です。
美の山とも言われます。
イヤな夢を見て、朝から落ち込んだ気分になってしまいましたが、登山がきっと、その心を癒してくれるはずです。
私は登山にそんな期待を持ってます。
イヤなとき、悲しいときは登山に行く。
そうすれば、そういうイヤなことは全部忘れることができる。
そんな効用が登山にはあると、私は固く信じています。
さて、とにかく登山の支度です。
リュックに、ビニール袋、地図、コンパス、レインコート、ザックカバー、ポケットティッシュ、ゼリー飲料、お茶、ヘッドライトを、つめました。
もうだいぶ寒くなってきました。
今日から冬用のジャンバーを着ます。
ポケットにはマスク、財布、ハンドタオルを突っ込みます。
これで準備は万端です。
登山用の靴下、登山用のズボン、すぐに乾くタイプのシャツ、そしてジャージの上、そして冬用のジャンバー。
そして下着。
それらを着ました。
そしてザックをかつぎ、玄関に行き、しゃがみ、登山靴を履きます。
そしてドアを開け、外に出ます。
その手には、プラスチックごみ用の、ごみ袋をぶら下げています。
それをまず、マンションのゴミ捨て場に持っていきます。
その後、駅に向かいます。
駅前のマックで、ソーセージマフィンを四つ買おうか?
そう思いましが、やめておきました。
起きてすぐは、食欲がありません。
食欲が出てくるのは、しばらく後です。
まずは駅に行き、駅の券売機でスイカに二千円分チャージしました。
そして改札口を通りました。
売店で新聞を買おうと思ったのですが、売店が閉まっていました。
今日は新聞を読む気まんまんだったので、がっかりしました。
まあ、別に新聞は買わなくてもいいものです。
買えないなら買えないで、別にそれでも構いません。
プラットフォームに降り、温かいお茶を買いました。
そして電車で拝島駅まで移動しました。
次の電車の出発は、5分後です。
その間に、駅の構内のNewDaysで、東京新聞を買いました。
レジで支払いをしているときに、「肉まん」と書かれたシールが、下に落ちました。
私はそれを店員さんに拾ってあげました。
すると店員さん、すごく大げさに、「すみません、ありがとうございます!」と、お礼を言ってきました。
私は120円払い、東京新聞を受け取りました。
「レシートはいいですか?」と、きかれ、「はい、大丈夫です」と、答えました。
電車に乗り、東飯能駅まで移動しました。
次の電車の出発まで、23分あります。
もう、結構腹が減りました。
それで駅前のファミリーマートに行きました。
すると、中華まんのセールをやっていました。
全品百円のようです。
それで私は、肉まんを六個買いました。
レジ袋も貰いました。
料金は、603円でした。
肉まん六個は、思ったよりも多いと感じました。
私はコンビニの前で、通行人の目を気にしながら、肉まんを食べ始めました。
六個は多い。
買いすぎた。
すぐにそう後悔しました。
二個でも良かった。
多くても四個までだ。
しかし今日は、中華まんが全品百円だったものだからついつい、「肉まん六個ください」と、言ってしまいました。
そしてそれを、コンビニの前で早速食べ始めました。
コンビニの前で、大食い大会が始まりました。
電車の時間も迫ってます。
電車が来る前に食べ終わらなければいけません。
だから、大食い大会であると同時に、早食い大会でもあります。
そんなに食べて、トイレは大丈夫か。
トイレはきっと大丈夫です。
まだまだ先は長い。
トイレはいくらでもあります。
肉まん六個、なんとか全部食べました。
腹はもうパンパンです。
そしてゴミはコンビニの前のゴミ箱に捨てました。
店の前にゴミ箱が設置されているので、とてもありがたいです。
そして駅に戻りました。
改札を通り、プラットフォームに降りました。
電車が来る五分前です。
また自動販売機で温かいお茶を購入しました。
電車が来て、乗り込みました。
西武秩父駅行きの電車です。
かなり長く電車に乗ります。
50分くらい、電車に乗ります。
電車の中はガラガラでした。
私はゆうゆうと、四人がけの椅子を一人で占領して座りました。
肉まんを六個食べ、元気もりもり。
気が大きくなってます。
山田さん(仮名)に、「今度登山しませんか?」と、ラインで軽くお誘いしました。
軽くお誘いすれば、軽く「いいですよ。喜んで」と、言ってくれると思ったら、こっぴどく断られてしまいました。
「しばらく用事があるのでやめときます。すみません」
そんな、素っ気ない回答でした。
その回答を見て、私は心底がっかりしました。
とても落ち込みました。
それでもなんとか、「ではまたタイミング会う時お願いします!」と、ひん死の状態でメッセージを送りました。
それに対して山田さんはスタンプを返してきました。
断られた。
とてもショックでした。
考えてみると、ずっと山田さんを登山に誘いたいと思っていたのですが、断られたくなかったので、なかなか誘うことができませんでした。
断られたらさぞかしショックだろうと思ったので、ずっと誘えずにいました。
それで今日、なんとなくいけそうな気がして、軽く、「行きませんか?」と、誘ってみたところ、あっさりと断られてしまったのです。
一刀両断されました。
血がたくさん流れました。
こんな思いをするなら、誘わなければよかった。
そんな風にも思いました。
しかし傷つくことを恐れてはいけない。
そんな風にも思います。
しかしダメージは大きい。
最後の頼みの綱だった、最後の砦、最後の大物、山田さん。
ダメでした。
山田さん、だめかー・・・
絶句。
ショッキングな出来事です。
すべてのことを象徴しています。
山田さんからの拒絶。
致命的な挫折です。
終わった。
なにもかも・・・
そんなこんな思いながら、ぼんやりと車窓から風景を眺めます。
せっかく買った東京新聞も、まったく読みません。
もう放心状態です。
心に大きな傷を負いました。
こんな状態になっても、登山はやはり、心を癒してくれるだろうか。
どうだろうか。
まあ、登ってみないとわかりません。
登ってみたら、少しは気分が良くなるかもしれない。
そんなこんな考えながらしばらくたつと、西武秩父駅に到着しました。
よし、まずトイレだ。
電車の到着と同時に、脱兎のごとく走ります。
そしてトイレに駆けこみます。
そして秒速で、トイレを済ませます。
そして大急ぎで、御花畑駅まで徒歩で移動です。
電車の間隔は12分しかありません。
それを逃すとまた30分以上待つことになるでしょう。
西武秩父駅の改札を出て、フードコート、祭の湯の前を通り過ぎます。
祭の湯の建物のところに、巨大な樹木が立ってます。
ケヤキかな?
とても気になります。
写真に撮りたい。
そのように思ったのですが、時間がありません。
その樹木を見ながら、後ろ向きになって、先に進みます。
今度じっくり見ようと思います。
そうとう渋い木です。
御花畑駅には、無事に電車出発の3分前に到着しました。
電車に乗り込みます。
今日はそこから、親鼻駅まで移動です。
蓑山は、もう四回くらい登ってます。
しかし親鼻駅から登るのははじめてです。
いつも皆野駅から登ります。
電車が親鼻駅に到着しました。
親鼻駅、はじめて降りる駅です。
トイレはどんな感じだろう?
そう思ったのですが、親鼻駅、トイレが見当たりませんでした。
別にトイレに行きたいわけではなかったのですが、トイレがどんな感じかは気になったので、トイレを見ておきたいと思いました。
でも、トイレがありません。
駅員さんに、「トイレどこですか?」と訊こうと思いましたが、でも別にトイレに行きたいわけでもなかったので、訊かずにそのまま登山を始めました。
はじめて歩くルートなので、慎重に進みます。
地図と、地図アプリを見ながら、しっかり進みます。
今回は「仙元山コース」というコースから登り始めました。
意外とまだまだ紅葉が残ってます。
思わず写真を撮りたくなるような、目を楽しませる紅葉が、ちょくちょく出てきます。
さすが蓑山、紅葉もしっかり楽しめる山です。
「クマ注意」の看板が出ています。
気をつけなければいけません。
鳥居が出てきます。
それをくぐります。
ぴったりと並んで立っている、檜らしき樹木があります。
「夫婦ひのき」と名付けたい。
そんな檜です。
夫婦ひのきも、上から下まで、たくさん写真を撮りました。
この調子で写真を撮り続けると、スマホがパンクしてしまいます。
そろそろパソコンに画像を移し替えたほうが良さそうです。
小さな拝殿も目にします。
紙垂つきのしめ縄を胴にまいている神木もあります。
冨士獄大神と書かれた、立派な拝殿も出てきます。
太い縄が垂れ下がっていて、上の方に大きな鈴がついてます。
きっと縄を振ると、鈴がガランガランと鳴ると思います。
なかなか渋い道のりです。
どんどん登っていきます。
良い風景も、ちょくちょく出てきます。
左右にたくさんの樹木が立ってます。
紅葉もちょくちょく出てきます。
「お犬のくぼ」という場所をへて、登っていきます。
そのあたりには、日帰り入浴ができるホテルなんかもあるようです。
「スカイリゾートホテル いこいの村、美の山」という矢印があります。
「ご宿泊」「お食事処」「日帰り入浴」と、書かれています。
しばらく歩いて、蓑山の山頂付近に到着しました。
とても気持ちの良い道のりです。
皆野駅から登ってくる道よりも、親鼻駅から登ってくる道のようが、魅力的な道のりかもしれません。
けっこう本格的な山道という感じです。
そして思いのほか、たくさん紅葉を見ることができました。
高尾山などに比べると紅葉は少ないですが、今回は紅葉はまったく期待していなかったので、そのわりには結構紅葉見れて、ちょっと意外に思いました。
山頂の手前あたりから、蓑山に関することを説明する看板がたくさん出てきます。
その看板を読んでいると、小鳥の鳴き声がします。
そして、何種類かの小鳥があたりを飛びまわっていることに気づきます。
静かな山の広場で、小鳥がちゅんちゅん鳴いて、飛びまわってます。
独特な場所です。
鳥好きにはたまらない場所です。
そのあたり、「小鳥のさえずる森」と呼ばれるあたりかもしれません。
アオゲラ、アオバズク、ウソ、イカル、カケス、ウグイス、ヤマガラ、ルリビタキ、シジュウカラ、メジロ、キセキレイ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワなど、たくさんの鳥が蓑山にはいるようです。
バードウォッチングが趣味な人にとっては、たまらない場所かもしれません。
「花の森を経て美の山山頂」と、「美の山山頂 関東ふれあいのみち」という、二つの分れ道があったので、私は「花の森を経て美の山山頂」の道を選んで、先に進みました。
今はもう冬ですし、基本花は咲いていません。
しかし木がたくさん生えています。
それも、サクラ系の木ばかりのようです。
サクラ系の木が、すごくたくさん生えています。
それも、いろんな種類のサクラ系の木が生えています。
これ、サクラの季節に来たら、やばいかもしれません。
どんな凄い光景になるでしょう。
サクラ系の木がたくさん生えていて、おまけに、木に名札もたくさんついてます。
以下のような木の名札を確認しました。
すべて、「サトザクラ系の園芸品種」というもののようです。
ギョイコウ、イモセ、イトククリ、イチヨウ、オムロアリアケ、ヨウキヒ、バイゴジジュズカケザクラ、オオムラザクラ、ミクルマガエシ、オオシマザクラ
などが確認できます。
サクラの王様、ソメイヨシノも、きっと生えているはずです。
蓑山の春、そうとうヤバいかもしれません。
こんなにたくさんの種類のサクラが生えていると、一体どんな光景になってしまうのでしょう。
これはぜひ見に来なければいけません。
四月上旬、中旬、下旬の蓑山山頂の様子、要チェックです。
次の春には全部確認しに来なければいけません。
樹木を観察した後、しばし歩き、山頂に到着しました。
山頂からの風景も、とても素晴らしいです。
女性三人組が、山頂のベンチで楽しそうに談笑していました。
山頂にはトイレもあり、展望台もあります。
自動販売機もあります。
小さな資料館のような建物もあります。
おそらく山頂まで、車でも来れると思います。
その三人の女性はきっと、車で来たのだと思います。
しばし山頂を堪能して、下山を開始しました。
下山は、和銅黒谷駅まで下山します。
下山の道のりでも美しい紅葉の姿を見ることができました。
日の光が当たり、天然のライトアップになっています。
そして幻想的な紅葉の美しい姿が、目を楽しませてくれます。
日の光がうまい具合に当たると、紅葉の姿は、とても美しくなります。
下山の道のりを歩き続け、今回はずっと気になっていた「和銅採掘露天堀跡」という場所にも、寄ってみました。
その場所で銅が発掘されて、その銅で、日本最初の貨銭である「和同開珎」が鋳造されたそうです。
その場所に行ってみると、「和同開珎」の大きなモニュメントが設置されていました。
巨大な銅銭です。
その前には、お金がたくさん置かれています。
ほとんどが、1円玉で、5円玉、50円玉、100円玉もありました。
モニュメントの壁面にも、1円玉などがたくさん張り付けれられていました。
50円玉とか100円玉とかもあったので、そのお金を持って帰りたくなりましたが、そんな罰当たりなことをしてはいけません。
みんな色々な願いを込め、想いを込め、ここにお金を置いていってるのです。
何かを願っているようなメッセージの書かれた紙も、お金と一緒に置かれていました。
願いが叶うことを真剣に祈って、そこにみんなお金を置いていっていることがわかりました。
そのお金を盗むなんてことは、絶対にしてはいけないことです。
「和銅採掘露天堀跡」のほう、道が先に続いていたので、ちょっと先まで行ってみましたが、途中から倒れている木で道が塞がれているみたいでした。
おそらく誰か人が木を倒して、「ここから先は行き止まりです」というメッセージを残したものだと思います。
銅銭のモニュメントがある場所から、上に登っていく階段がありました。
その階段にも上って、上がどうなってるのか、見てきたいところでしたが、電車の時間がせまってます。
今回は断念して、和銅黒谷駅に向かうことにしました。
途中、セブンイレブンがありました。
何か買おうかと思いましたが、やめておきました。
そして電車がくる20分前くらいに駅に到着しました。
駅前の看板に、秩父の札所のマップがあったので、それをしばし眺めました。
それから、駅の待合スペースに座って、スマホでユーチューブを見ました。
ゴキブリ200匹の中に、カマキリが入れられるという動画を観ました。
カマキリ、とても強いです。
そしてなんでも食べます。
ゴキブリも食べます。
カマキリはオオスズメバチと戦って、勝つこともあります。
オオスズメバチも、カマキリは食べます。
戦いながら、両手のカマでしっかりと相手をフックして、そしてそのままムシャムシャ食べ始めます。
オオスズメバチが勝つこともあります。
さて、電車が来たので乗りました。
X社から、仕事の依頼がありました。
しかし、30分くらいで終わる仕事です。
今日中に終わらせることができそうです。
だから明日も登山できそうです。
今日は、山田さんを登山に誘ったのに、断られました。
それがとてもショックで、心に大きな傷を負いました。
蓑山に登って、その傷もだいぶ癒えましたが、まだまだ傷は残ってます。
とても傷は大きいです。
だから明日も登山したほうが良さそうです。
きっと心の傷は、時間が回復してくれます。
それまではつらいですが、悲しいですが、明日も登山して、気持ちを癒して、心の傷を治さなければいけません。
電車が来て、御花畑駅まで移動しました。
そして、西武秩父駅まで徒歩で移動しました。
そして西武秩父駅の改札口を通り、自動販売機で温かいお茶を購入しました。
電車が来たので、乗りました。
電車の中は快適です。
四人がけの椅子を一人で占領して、ぼんやり車窓からの風景を眺めます。
山田さん、どうして断ったのか・・・
東飯能駅で降りました。
そして拝島駅まで移動しました。
そして、青梅行きの電車に乗り、最寄り駅まで戻ってきました。
ふとスマホを見ると、またX社から連絡がありました。
新たな仕事の依頼です。
けっこう大きめの仕事のようです。
明日の登山は、ムリだ。
仕事が第一優先です。
明日は登山にいけません。
仕事を頑張るしかありません。
仕事を終わらせなければ、次の登山にいけません。
家の近くの弁当屋で、巨大な唐揚げ弁当を買いました。
そして家に帰ってきました。
着てるものを脱いで、洗濯しました。
あらたに部屋着を着ました。
そして唐揚げ弁当、キムチ、白菜の浅漬け、お茶で、夕ごはんを食べました。
とても美味しかった。
後から筋トレもします。
腕立て伏せと、腹筋をします。
今日は本当に残念でした。
山田さんの拒絶、とてもショックです。
しかしそんなこともあります。
前向きに考えなければいけません。
とにかく、目の前にあるやるべきことを、まずはしっかりこなすこと。
やれることをやる。
そんな風に、真面目にコツコツ頑張っていたら、運気もアップしていくかもしれません。
何か良い事もあるかもしれません。
さてこれから、まずは腹筋と腕立てをします。
そしてパソコンで、ユーチューブを見ます。
それから読書も少々することになるでしょう。
X社から依頼された仕事は、量が多いので、今日中には到底終わりません。
だから明日、しようかと思います。
明日から集中的に仕事の方、頑張っていこうと思います。
今日は遊びます。
怠けます。
ユーチューブを見たり、読書をしたりします。
のんびり、だらだらします。
そして明日からまた、頑張ります。
早く仕事を片付けて、また次の登山に行きたい。
そのように思っています。
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