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川越山の山頂には体験登山の開催が落ちている
投稿日
2020/12/08
こんにちは。
登山好きな47才のフリーランスプログラマです。
仕事はX社(仮名)から依頼してもらってます。
X社にはいつも大変お世話になっています。
そのX社からの次の仕事の依頼が、なかなか来ません。
今月は週に40時間まで、月に160時間まで働いて良いと言われています。
しかし次の仕事の指示がまったく来ないので、仕事ができません。
今日は朝8時30分に起きました。
昨日も登山をしたので、体はあちこち筋肉痛です。
今日は登山を休みたいような気分でしたが、休んでも特にすることもないので、登山に行くことにしました。
朝起きて、X社から連絡来てるかなと思ってスマホを見てみると、X社からの連絡はありませんでした。
そのかわり、登山サークルへの連絡がありました。
私は登山サークルを運営しています。
その連絡は、体験登山を希望する連絡でした。
しかし困ります。
体験登山といっても、今は誰も登山に来てくれる人がいません。
サークル登山も、まったくできていない状態です。
せっかく体験登山希望の連絡が来たのですが、人数を集めることができないので、体験登山は実現しそうにありません。
それでその人に対して、とりあえず色々と質問しました。
かなり色々と質問したので、それを見て、「面倒くさいな」と思われて、もう返事は来ないのではないか。
そのように思っていました。
けっこう返事が来ない人が多いです。
しかしその人からはしっかり返事が来ました。
質問に対する返事は、とても好ましいものでした。
あ、この人はアテにできそうだ。
そんな風に思いました。
それで体験登山実現のため、調整をしてみることにしました。
朝は8時30分に起きて、登山の支度をしました。
調整をするためには、色々と連絡しなければいけません。
登山に向かいながら、登山をしながら連絡をすれば、アグレッシブに連絡ができます。
変に考え込むことなく、ぱっとメッセージを送れます。
変に考え込んでメッセージを送るよりも、気楽にぱっとメッセージを送った方が、うまく行くような気がします。
そんな風にメッセージを送るためには、登山に行った方が良いと思います。
登山に行くと、気が大きくなります。
気が大きくなれば、気軽にメッセージも送れるのです。
変に考え込まずに済みます。
ザックにザックカバー、レインコート、ヘッドライト、ゼリー飲料、お茶、ビニール袋、地図、コンパスを入れて、服を着て、登山靴をはいて、外出しました。
家の近所のコンビニで、産経新聞を買いました。
そして電車に乗って、まずは拝島駅まで移動しました。
拝島駅のコンビニでチーズパンを二つ買いました。
そして電車を待っている間に、それを二つとも食べました。
とても食べやすいパンです。
食欲が無いときでも、そのパンなら食べることができます。
パンを食べ終え電車に乗り、東飯能駅に移動しました。
東飯能駅でトイレを済ませようと思ったのですが、タイミングが悪いことに清掃中でトイレは使えませんでした。
そして多機能トイレのほうも、ちょうど男性が入っていくところでした。
電車はすぐに来ます。
仕方がないと思って、トイレは諦め電車に乗りました。
電車の中で、「体験登山を希望の人がいるのですが、登山をご一緒できませんか?」と、何人かの人にラインしました。
電車は正丸駅に到着しました。
正丸駅でトイレを済ませました。
私は和式のトイレが大嫌いなのですが、正丸駅のトイレは幸い、洋式のトイレでした。
とてもきれいなトイレでした。
今日は正丸駅からスタートです。
そこから川越山(カンゼ山)という山に登ります。
今日はなぜその山に登ろうと思ったのか。
その理由をご説明します。
まずは楽そうだからという理由があります。
とても手軽に登れそうな山です。
それ以外にも大きな理由があります。
その山に向かう途中に、松茸山、雨乞山という山があるみたいなのです。
そのうちの松茸山という山に、強く惹かれました。
今回の目的は川越山ではなく、完全に松茸山です。
それでまずは川越山に登って、それから松茸山にも登ろう。
そのように思いました。
松茸山は登山道は無いようですが、登れそうな感じがします。
なぜ松茸山という名前がついているのだろうか。
もしかしたら、松茸が生えているのだろうか。
あるいは、山の形が松茸に似ているのだろうか。
色々と空想が膨らみます。
とにかく今回は川越山というよりも、松茸山という山を見に行きたい。
そのように思いながら、まずは川越山を目指すというわけです。
はじめての場所なので、迷わないように地図アプリと地図をにらみながら進みます。
問題なく登山口にたどり着くことができ、登山を開始しました。
まず、向こうから年配のご夫婦がやってきました。
狭い道です。
私は立ち止まり、道の横に移動しました。
ご夫婦が近づいてから「こんにちはー」と挨拶しました。
「すみませーん、ありがとうございまーす」と、ご夫婦は私に言いました。
とてもニコニコしている人たちでした。
ご夫婦ともに登山が趣味で、一緒に登山をされているのでしょう。
その後しばらく進みます。
そしてスマホを確認すると、ラインの返事が一件来てました。
「体験登山、日程が合えば参加できますよ」との有難い言葉です。
私は早速、体験登山の人に連絡しました。
希望の日にちと、希望の山を訊きました。
そして返事待ちです。
先に進みます。
今回の山道は、樹木の種類は少ないようでした。
スギばかりが出てくるように思いました。
そもそもラインとかの連絡に夢中になって、それについて考えたり、どういう風にメッセージを送ろうかと考えたりして、あまり樹木とかは見てませんでした。
その後も続々返事がきます。
「いつごろですか?」とか、「どのくらいのレベルの登山ですか?」とか、質問を頂きました。
それに返事をします。
「初心者の私でよければ、ご一緒しますよ」と、有難いお言葉も貰えました。
それで五人、参加しても良いという人がいました。
さてでは、肝心の体験登山の人の連絡待ちです。
まさか連絡来ないかも。
その可能性もあり得ます。
でも質問に答えてくれた感じでは、とてもしっかりした感じの方という印象でした。
まあ返事は気長に待つことにします。
歩き続けます。
あまり風景を見てません。
メッセージばかりを気にしてます。
そもそも、X社からの仕事の依頼はどうなっているのか。
それも全然連絡が来ません。
まさか今日も連絡無しなのでは。
今月は160時間働いて良いと言われています。
だからもう、160時間働いたつもりになってます。
丸々一か月分の収入を確保できる。
そういうつもりになっています。
お金がないと登山はできないので、収入の確保は大事です。
しばらく歩いて、道路に出ました。
地図を見ると、その道路を右に行けば、松茸山の近くに行けそうな感じです。
でもまずは川越山に登ります。
まずは道路は左に進みます。
するとすぐに、右に山道が出てきます。
その道を登っていきます。
せっせと登ります。
山は静かです。
先ほどご夫婦とすれ違った後は、もう誰にも会いません。
少し歩いてスマホを確認して、また歩いて確認して。
メッセージを送ったり。
そんな風にして進んでいきます。
そして、川越山の手前のところまで来ました。
そこから急な階段上の坂道を登っていきます。
私はその道を見上げます。
ここを登っていく。
急な坂道だ。
けっこう大変そうだ。
そこで、いくつかラインのメッセージに返事します。
普段なかなか連絡ができない人たちに、こういう機会に連絡できるのは、大変うれしいことです。
すっかりご無沙汰している人に、こういう機会があって、連絡をする。
自然に連絡をする。
それはとても良いことです。
連絡をする口実があって、連絡するのです。
なんの用事もないのであれば、なかなか連絡できるものではありません。
普段から気になっている人、連絡したい人がいるのですが、連絡する用事がないので、なかなか連絡できません。
しかしこんな機会があれば、自然に連絡ができます。
それはとても良いことです。
五人の人が、日にちがあえば登山をご一緒できると言ってくれています。
後は、体験登山の希望者さんの、返事待ちです。
もしかしたら返事は来ないかもしれないな。
でもそれでもいいのです。
こういう機会に普段ご無沙汰してる人に連絡が取れる。
それで充分です。
さて、川越山に登っていきます。
せっせと急な坂道を登ります。
暑いので、シャツ一枚の姿です。
せっせと登り、川越山の山頂に到着しました。
何もない山頂です。
標柱も、矢印の標柱の胴体に、「川越山」と書かれているだけのタイプです。
標高は書かれていません。
見てみると、三角点が二つありました。
大きい三角点と、小さい三角点がありました。
木に囲まれていて、眺望はありません。
特に写真を撮る必要もないのですが、せっかくなので、その二つの三角点と、それと木の間から少しだけ見える風景を、せっかくなので何枚か撮影しておきました。
さて、下山します。
いよいよ、松茸山に進みます。
体験登山の人からは、返事はありません。
そんなにすぐに返事が来るものではないのでしょう。
今日返事が来るか、明日なのか。
そこは気長に待つべきでしょう。
そもそもみんな仕事中のはずです。
すぐに返事が出せるわけもありません。
来た道を戻ります。
まだまだ紅葉、ちょくちょく出てきます。
美しい黄葉の姿も見かけました。
先ほどの道路のところまで戻ります。
その道を、松茸山の方向に進みます。
美しい黄葉、美しい紅葉が出てきます。
自然と歌を口ずさんでしまいます。
中学生のころ、BOOWYの曲をよく聴いていました。
BOOWYは、すべての曲を聴きました。
カラオケに行った時も、BOOWYの曲ばかり歌っていました。
今でもBOOWYの曲は、よく口ずさみます。
しばし歩いて、残念なことに気づきます。
松茸山、行けそうにありません。
そこに通じる道は、まったく見かけませんでした。
もっと行ったら左に登っていく道があるかと期待しましたが、そんな道はありませんでした。
だめだ。
だめだった。
松茸山も、雨乞山も、行けませんでした。
だめだった。
でも今、地図を見ているのえすが、行ける道がありそうです。
それにはっきり気づきました。
こっちをこういけば、行けたのです。
いける。
あ、違う。
やっぱりいけません。
間違えてました。
やっぱり無理です。
松茸山には、行けません。
どうしても松茸山の山頂に行きたいのであれば、頑張ってルートを見つけなければいけない。
道なき道を、進んでいかなければいけない。
草むらをなぎ倒して、道を作りながら、進んでいかなければいけない。
つまり、どうしても松茸山の山頂に立ちたいのあれば、並々ならぬ労力が必要そうです。
しかしそこまでの労力を費やす気にはなれません。
もし仮にそこに松茸がたくさん生えていて、松茸が取り放題なのであれば、無理してでも行きたいところですが、そんな夢みたいな話があるわけがありません。
高級食材松茸。
そう簡単に食べれるものではないのです。
さ、帰ろう。
再び正丸駅に向かって、歩きます。
今回の登山はイージーだったなーと思います。
そんな風に思いながら歩きます。
特に印象に残ったことも、無かった気がします。
メッセージに気を取られすぎて、あまり山の様子を見れなかったのかもしれません。
でも樹木の種類は少なかったように思います。
スギばかりだったように思います。
でもスギでもない、ヒノキでもないという木は、たくさんありました。
木の葉を見て、「あ、これはヒノキだ」と思ったら、樹皮を見ると全然違う樹木でした。
樹木の種類はたくさんあるのです。
しかし私が認識できるのはスギ、ヒノキ、竹、コナラ、イロハモミジ、イチョウくらいのものです。
その他の木が出てきたら、なんの木なのかよくわかりません。
ブナなのか、イヌブナなのか、ケヤキなのか、あるいはモミなのか。
まだまだ勉強不足です。
樹木のこと、もっとしっかり勉強しなければ。
最近は、ちょうど林業の小説を読み始めました。
三浦しをん先生の書いている小説です。
しをん先生はとある小説コンクールの審査員長をしています。
私はそのコンクールに二回応募したことがありますが、二回とも落選しました。
そしてまた、小説をコンクールに応募しようと思っています。
だからしをん先生の小説を積極的に読んでます。
「多田便利軒」とか、「仏果を得ず」とか。
今読んでいるのは、「神去なあなあ日常」というものです。
これ、映画になったものかもしれません。
映画版を見たような気がします。
映画版は面白かった。
違うものだろうか。
違うものかもしれませんが、同じものかもしれません。
まあとにかく、先に進みます。
せっせと正丸駅を目指して歩きます。
車道に出ました。
歩き続けます。
すると、優雅な鳥が飛び立つ姿を目にしました。
白鳥?
もしかして、雷鳥?
白鳥のような優雅な飛び方をします。
形も白鳥そっくりです。
しかし目のところとか、黒いです。
ところどころ黒いです。
ところどころ黒い白鳥。
そんな鳥です。
スズメとかハトとか、そういうシモジモの鳥とはわけが違います。
とても優雅に飛びます。
貴族みたいな鳥です。
その鳥が、電信柱のてっぺんに止まりました。
私はその姿を何枚か写真に撮りました。
で、飛び立つ姿を写真に収めたいと思って、スマホを向けてずっと待ち構えていたのですが、いつまでたっても飛び立ちません。
電信柱のてっぺんに止まったままです。
いつまでたっても飛び立ってくれません。
仕方がない。
諦めよう。
私はそう思い、その鳥が飛び立つ姿を写真に収めることはあきらめました。
そして駅に向かいます。
電車の時刻を調べます。
比較的すぐに電車は来るようです。
どうかな、体験登山。
できるだろうか。
ムリだろうか。
電車が来たので乗り込みます。
電車の中では、少しスマホでユーチューブ動画を観ました。
そして、産経新聞を読みました。
東飯能駅で乗り換え、拝島駅で乗り換えました。
すると、体験登山の人から連絡が来ました。
体験登山の日、都合の良い日を教えてもらいました。
登りたい山も、だいたい教えてもらいました。
それで他の人に連絡しました。
日にちを決めなければいけません。
その日は都合が悪い、仕事がある。
そういう人もいました。
返事待ちの人もいます。
その日、大丈夫という人もいました。
どうやら、その日、体験登山ができそうです。
少人数でも良いと言ってくれたので、とても楽です。
男性だけでも良い、女性だけも良いと言ってもらえたので、とても楽です。
配慮しなければいけないことが、ぐんと減りました。
純粋に登山がしたい人みたいです。
婚活目的とかじゃないみたいです。
さて、最寄りの駅まで電車で移動しました。
そしてスーパーで買い物しました。
にんにく、しょうが、せんべえ、ベビースターを購入しました。
日程調整に励みます。
登る山の調整にも励みます。
ようやく少し見えてきました。
三人以上の登山。
そこはクリアできそうです。
当日雨の場合は、中止にするしかありません。
それはまあ仕方がない。
でもせっかくなので、ぜひ晴れて欲しい。
家に帰ってきて、鶏むね肉を茹でました。
そしてキムチ、ニンニク、しょうがと、鶏むね肉をよく混ぜました。
鶏むね肉は小さく切ってから、茹でました。
それをごはんに載せました。
鶏むね肉は、500グラムくらいあります。
量はたっぷりです。
キムチ、ニンニク、しょうがのついた、鶏むね肉の茹で肉です。
特にうまかったわけではないのですが、なかなか美味しく食べれたと思います。
後味がすっきりしています。
タンパク質をたっぷり摂取できました。
後で、腕立て伏せと腹筋もします。
そうやって筋肉を鍛えます。
体験登山のほう、調整も佳境に入ってきました。
日にちもおおよそ決まり、山もおおよそ決まりそうな気配です。
しかしまだまだです。
登山の上級者に声をかけたのですが、登る山があまりにも楽すぎる山なので、「その山に登るであれば、参加しません」と、言われてしまうかもしれません。
既読になった後、返事が来ない人がいるのですが、おそらく迷っているのでしょう。
私が提示した日にちは、仕事があるのかもしれません。
しかし体験登山だし、軽めの山が良いでしょう。
その人の登山の実力も、体力も未知数です。
装備がどの程度揃ってるのかも、未知数です。
だから軽めの山が良いでしょう。
まあ今日の登山はそんな感じでした。
しかし体験登山、無事に開催となるかどうかまだ未知数ですが、おそらく大丈夫だろうと思います。
雨が降ったらしょうがありません。
晴れなら問題なくできそうな気配です。
しかしこんな風に、純粋に登山がしたい人が、体験登山したいと言ってきてくれて、当サークルを通じて充実した登山ライフを送ろうと考えてくれるわけです。
そういうことがあると、私ももっと登山を頑張らないといけないなと思います。
体力面、経験、登山の楽しみ方。
あらゆる面で、充実した登山のお手伝いができれば、こんなに良いことはありません。
まあそういう意味でも、もっと登山を頑張っていかないとなと思います。
幸い、金もいまのところ大丈夫です。
しばらくは余裕で登山できそうです。
金と時間に余裕があれば、今後もどんどん登山していこう。
そのように思っています。