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弁天山の山頂にはシンプルで美しい風景が落ちている
投稿日
2020/12/13
こんにちは。
登山好きな47才のフリーランスプログラマです。
仕事はX社(仮名)から依頼してもらってます。
X社にはいつも大変お世話になっています。
昨日は10時間ほど仕事をしました。
昨日の作業はとても難しいと感じました。
ウェブサイトに新しい機能を作る作業です。
優秀な人だったら簡単にできると思いますが、私は優秀ではありません。
だからその作業がとても難しいと感じ、昨日は10時間ほど、えんえんと悪戦苦闘しました。
それでなんとか、ひとまず形になりました。
でも色々と問題があります。
プログラムがぐちゃぐちゃな状態なのです。
手探り、試行錯誤であれこれしてしまったものだから、もうぐちゃぐちゃです。
一応指示された通りに動きますが、どのような仕組みで動いているのか、作った自分でもきちんと把握できていません。
ちょっと不具合が出たら、なぜだろうと悩んでしまい、その不具合の原因はなんなのか、なぜそんなことになってしまっているのか、それになかなか気づくことができず、昨日は長々と悩んでしまいました。
それで試行錯誤して手探りして、なんとかかんとか指示された通りに動くものができたのですが、その中身があまりにぐちゃぐちゃになってしまっているため、この状態でそのまま「できました」と報告するわけにはいきません。
仕事のほうは、とあるサイトをSEさんと二人で作ってます。
作っているというより、機能を追加したり機能を修正したりとか、そんなことをしています。
メインでやってるのはSEさんです。
私はSEさんに指示されたり指導してもらったりしながら、仕事に励んでいます。
SEさんはとてもきちんとした人で、わずかなミスも許しません。
とてもきっちりした性格の人です。
だからこんなぐちゃぐちゃなプログラミングの状態で、「できました」と報告するわけにはいきません。
そんな汚い仕事をしてしまうと、SEさんは「これだったら一人でやったほうがいい」と思うでしょう。
そして二度とSEさんは私に仕事を依頼してくれなくなります。
仕事を依頼してもらえないと、収入が途絶えてしまいます。
だからSEさんにオッケーをもらえるくらいまでには、プログラミングの中身を整理整頓する必要があります。
でもそれがとても面倒くさい。
面倒くさいし、やりたくない。
仕事ももう、うんざり。
げんなり。
この仕事もうやりたくない。
外に出たい。
家に閉じこもって仕事したくない。
などと、色々と考えてしまいます。
しかしそんなこと言ってられません。
仕事はやはり、片手間ではできないのです。
プログラマとして優秀ではないのであれば、優秀になろうとする努力は続けていかなければいけないのです。
そうじゃないとこの仕事、務まりません。
きれいなプログラミングを書く。
SEさんもうなるほどの考え抜かれた美しい、きれいなプログラミングを書く。
そういうことができるようにならなければいけない。
そうしないと、この仕事も長続きはしないでしょう。
あまり片手間で、横着な仕事ばかりをしていると、いつかクビになってしまいます。
もう二度と仕事を依頼してもらえなくなってしまいます。
仕事のほうはそのような状態で、まだ終わってません。
だから本来は今日も朝から仕事に励むべきでした。
しかし昨日は10時間くらい仕事をして、ほとんど外出していません。
だから今日は外出したい。
そう思って、登山に行くことにしました。
今日はイヤな夢も見ました。
私は毎日イヤな夢を見ています。
悪夢ばかりです。
でも今日は、悪夢というほどのものではありません。
でも、とてもイヤな気分になる夢でした。
夢の中で、私は寮に入っていました。
運動部の寮です。
寮といっても、普通の一軒家です。
そこに高校生の仲良しグループが、八人で共同生活をしています。
そこに寮長さんもいます。
だから全部で九人で共同生活をしています。
みんな寮に不満があります。
みんな「この寮は居心地が悪い」と言ってます。
だから寮を出たい。
そんな風に、みんな言ってます。
それを聞いて、寮長さんは悲しそうな顔をしています。
でも私はみんなとは考えが違います。
私はその寮が、大好きです。
私はその寮のことを、楽園だと思っています。
とても居心地が良くて、いつまでもずっとここで暮らしたい。
そのように思っています。
私はそのように思っていることを寮長さんに伝えたいのですが、なかなか伝える機会がありません。
「寮長さん、みんなはこの寮のことを悪くいいますが、私はこの寮は楽園だと思っています。私はここでいつまでもずっと生活したい。そのように思っています」
そう寮長さんに言ってあげたい。
それは本心です。
それを聞けば、寮長さんも喜ぶでしょう。
でも、私もいつかは寮を出なければいけない。
ここはとても居心地がいい楽園ですが、ここにいると成長できません。
成長するためにはここを出て、一人暮らしをしたほうがいい。
私はそう思いながらも、なかなか寮から離れられません。
そんな中、寮のみんながどこかに出かけました。
そしてもう二度と、寮には帰ってこないみたいです。
私はみんなと一緒に出るつもりでしたが、私はぐずぐずしていました。
それでみんなは先に出ていきました。
そしてなんと寮長さんも、みんなと一緒に出ていってしまったのです。
そして寮に残ったのは、私だけになってしまいまいした。
そして夢から目覚めました。
とてもイヤな気分でした。
さみしい。
悲しい。
そんな気分です。
仲良しの友だちも寮長さんも、みんな永久に去ってしまった。
寮に残ったのは私一人だけになってしまった。
そんな中、夢から目が覚めたのです。
とてもイヤな気分です。
朝から気分が悪いです。
そんな中、到底家にはいられません。
とにかく外出しようと思います。
登山に行こうと思います。
しかし起きたとき、時刻はもう10時でした。
今からだと登れる山も限られています。
それで今日は、近場の山の「弁天山」に行ってくることにしました。
私は登山の支度をしました。
近場の弁天山は地図で確認すると、とても楽そうな山です。
今回はほんの二時間程度の登山になるでしょう。
だから別に、特別な登山の支度は必要ないようにも思います。
単なる散歩です。
手ぶらでも良いのではないか。
そんな風にも思います。
それでいったんは、普通の街用のリュックを持って外出しようと思いました。
でも考え直しました。
いくら気軽な山とは言え、山は山です。
やっぱり最低限の装備は持っていくべきだろう。
そんな風に思いなおし、やっぱり登山用のザックを持っていくことにしました。
ザックの中にはザックカバー、レインコート、ヘッドライト、ゼリー飲料、水、ビニール袋、コンパス、ポテトチップス、チョコレートをを入れました。
そして、「お互い四十代婚」というマンガも持っていきました。
お互い四十代で結婚した人の話のマンガです。
登山の支度をして、外出しました。
近所のコンビニでペットボトルのお茶を一本買いました。
おかかのおにぎりがあったら買おうと思ったのですが、なかったのでおにぎりは買いませんでした。
新聞を買おうかどうか迷いましたが、今日は近場ですし電車内で新聞を読む時間もあまりないと思うので、今日は新聞は買いませんでした。
それから駅に行きました。
券売機でスイカにチャージしようと思ったのですが、まだ千円以上残っていたのでチャージはしませんでした。
ホームに移動して、自動販売機で温かいお茶を買いました。
今日はどうも調子が悪いです。
なんか息苦しいです。
右目の調子がおかしいし、耳もつまった感じがします。
鼻水が出て、鼻すすりがとまりません。
鼻もつまってます。
そして息苦しい。
調子がどうも悪いです。
電車が来たので、電車に乗り込みます。
今日は武蔵五日市線の武蔵増戸駅まで移動します。
家からすぐ近くです。
片道の電車賃は、308円です。
乗り継ぎに時間がかからなければ、最寄り駅から30分以内で到着できます。
まずは拝島駅まで移動しました。
駅のコンビニでおかかのおにぎりを探しましたが、ありませんでした。
まあ今日は本当にすぐに終わる登山です。
散歩みたいなものです。
二時間くらいで終わる登山です。
特に何かを食べておく必要もないでしょう。
電車を待ち、電車に乗りました。
電車で移動します。
そして武蔵増戸駅に到着しました。
駅前には焼きとり屋がありました。
そのあたりは、東京都あきる野市です。
私はあきる野市には10年間住んでいたことがあります。
しかしアパートの騒音被害に見舞われて、引っ越しをする羽目になりました。
それであきる野市から離れました。
その騒音被害のときに、いろいろとイヤな目に合いました。
大家さんに騒音の苦情を入れても、何も対応してくれませんでした。
どんな騒音かというと、一人暮らし用の木造アパートで、下の階の女性二人が、深夜に毎日、朝方まで賑やかにおしゃべりをするというものでした。
若い女性二人です。
毎日、深夜から朝方まで、賑やかなにおしゃべりをするのです。
歌を歌ったり、大爆笑をしたりしています。
それが毎日です。
木造アパートで、声は丸聞こえです。
その状況では、とても寝れませんでした。
耳栓も色々買ったのですが、どれも効果がありません。
それで大家さんに苦情を言うと、「木造アパートなんだからうるさいのは当たり前でしょ。あなた、気にしすぎなんじゃないの?」などと言われてしまい、全然対応してもらえませんでした。
その時に大家さんに何回か連絡して、大家さんからすごく嫌われました。
すると、近所の人全員から嫌われるみたいな感じになりました。
大家さんと近所の人が、友だちみたいなのです。
それで大家さんに嫌われた途端に、近所の人たちがすごく態度が悪くなりました。
近所の人と私は付き合いがあったわけではないのですが、お店の人の態度もとても悪くなったと感じました。
水道屋さんとか電気屋さんとかも、とても態度が悪くなったと感じました。
みんな私を知ってるみたいな目で、私を見るのです。
「お前のウワサは聞いてるぞ」、みたいな感じの目つきと態度なのです。
それでとても気持ち悪くなってしまい、引っ越ししました。
田舎の恐怖を感じました。
誰か一人に嫌われてしまうと、みんなから嫌われてしまうのです。
そして水道屋さんとか電気屋さんとかは、地元の住民と密接に繋がっているみたいでした。
もちろんそれらがすべて、私の単なる被害者妄想だったのかもしれません。
しかし私としてはそのように感じてしまい、とても気持ち悪くなってしまいました。
その件に関しては、私はまったく悪くありません。
下の部屋の女性二人が、ものすごい迷惑住民だったのです。
深夜あれだけ騒げる人は、めったにいないと思います。
それに対して大家さんに苦情を言ったのですが、私の苦情の言い方があまりにも柔らかすぎたみたいで、最初は低姿勢だった大家さんは急に横柄な口の利き方をしはじめて、「あなたが気にしすぎなのよ。木造アパートがうるさいのは当たり前でしょ。我慢しないさいよ」というような事を言われてしまったわけです。
そして大家さんは近所の人に、「あの人、すごく口うるさいのよ。とてもイヤな奴なのよ」と言いふらし、それで近所の人全員を敵にまわしてしまった。
そんなようなイメージです。
もちろんすべては私の被害者妄想なのかもしれませんが、そのように私が感じてしまったのは事実です。
そういうことがあったので、もうあきる野市には行きたくない、そのような気持ちもあります。
でも今日はあえて、あきる野市に行くことにしました。
その時の関係者と顔を合わせてしまうのではないかという恐怖はありましたが、もうあれから何年もたってますし、あまり気にはしてません。
あの地区の人たちはちょっと特殊だと思ってしまいましたが、それもまた単に私がそう思ったというだけで、あの地区の人たちはあの地区の人たちで、実際はそんなにイヤな人たちではないはずです。
色々と誤解もあったのでしょう。
とにかくもうあれから数年たちますし、あまり気にしないことにします。
そんな風に、少しあきる野市に対して苦手意識がありますが、そんなことがあったくらいで、あきる野市全体を否定するわけにはいきません。
あきる野市も良いところがたくさんあります。
私はあきる野市には十年も住んでいましたし、とても住み心地が良い環境です。
しかしその地区には二度と立ち入らない。
それは決めています。
たまに怖いものみたさでそのあたりをぶらついてみても良いかもしれませんが、その地区で住むことは二度とありません。
その地区に対してはとてもイヤな思い出が残ってしまっているのです。
さて武蔵増戸駅まで移動して、登山口を目指して歩き始めました。
はじめて来る場所なので地図と地図アプリを見ながら、道を間違えないように慎重に進みます。
しかし仕事のことが気になります。
あれこれ考えます。
どうすればいいだろう。
また一から見直すべきだろう。
いろいろ考えます。
登山口への道のほう、しばらく進んでいくと、困ったことになりました。
なんと、道が封鎖されているのです。
登山口に続く橋が渡れなくなっています。
山と高原地図に示されたルートでは、登山口にはたどり着けないようです。
それで他の道を探しました。
ここから行けるのではないか?
そういう目星をつけ、他の道に進みました。
山田大橋というのでしょうか、大きな橋を渡りました。
それから右に曲がります。
歩道がとても狭いです。
車が通るたびに、車にひかれないだろうかと心配になります。
その道を下っていきます。
地図アプリを見ると、左に曲がる道があるはずです。
しかしそんな道はありません。
その道は廃止された道なのかもしれません。
とりあえず、河川敷に一度降りればなんとかなりそうです。
一度、河川敷に降りてみようとしました。
すると、大きな段差がありました。
120センチくらいの段差です。
ここを降りるのかと思い、ちょっとげんなりします。
その先の道も行き止まりかもしれません。
その場合は、戻ってくることになります。
とにかく一度その120センチくらいの段差を降ります。
ケガをしないように気を付けながら降ります。
一度河川敷まで降りてみましたが、やはりその先の道は行き止まりです。
しかしその他にも道がありました。
その道を行ってみます。
少し歩くと、やや大きめの通りに出ました。
そこから右に行きます。
ここからまっすぐ、それでも行けるはず。
地図と地図アプリを見て、そう目星をつけます。
そして進んでいきます。
すると、トンネルのところに出ました。
さてここから、どこに進めばいいのか。
私はしばし、ウロウロしました。
すると白バイの警察官が通りがかりました。
やばい、職務質問されるかもしれない。
私はそう思い、身構えます。
私は登山口への道を見失い、ウロウロしています。
そこに白バイが通りがかりました。
私は道を登ってみて、行き止まりだったので、また戻ってきたりしています。
それでまたUターンしてみると、なんと白バイはすぐ近くで止まってました。
白バイの警察官はじっと私を見ています。
やばい、これは完全に職務質問されそうだ。
私はそう思い、身構えます。
しかし悪いことはしていない。
ただ登山口を探して、さまよっているだけです。
その白バイの止まっている向こう側の道に行けばいいかもしれない。
私は地図アプリを見て、そう目星をつけます。
でも白バイの人が、ずっと私を見ています。
もう帰ろうかな。
今日は登山はあきらめようか。
そんな風に思ってしまいます。
職務質問を受けるのは、ひどく億劫です。
しかし何も悪いことはしていませんし、堂々としていればいいのです。
私はその白バイの警察官のところに向かいました。
真っ向から進みます。
「何してるの?」と聞かれた場合、答えは用意しています。
「いやー弁天山の登山口を探してるのですが、なかなか見つかりません。はっはっはっは」
そのように言おうと思っています。
そして善良そうな顔を作って、白バイに近づきます。
何か声をかけられるかと思ったのですが、何も声をかけられませんでした。
無事に白バイを通り過ぎることができました。
そこから下ります。
すると、「空き巣に注意!」と書かれた旗を見かけました。
その旗、たくさん立ってます。
どうやら私も、「空き巣かもしれない」と、白バイの人から警戒されたようです。
登山者を装った空き巣かもしれない。
そんな風に疑われてしまったようです。
しばらく歩くと、小さな神社みたいなところがありました。
そこの紅葉が、実に見事でした。
樹木はイロハモミジだと思います。
かなり大きなイロハモミジです。
よく育ってます。
そして紅葉が満開です。
とても美しく、圧巻です。
私はたくさん写真を撮りました。
すごい豪華絢爛な紅葉でした。
しかしその道は行き止まりだったので、すぐUターンします。
そして、その小さな神社の横の道を進みます。
どうやらその道がビンゴのようでした。
しばらく進むと通常の登山道と同様の、矢印の標識が出てきました。
もうここまで来れば、通常の登山と同じです。
無事、登山道に入ることができました。
しばらく進むと、建物が出てきました。
拝殿です。
「社殿」とか「お社」ともいう建物です。
けっこう大きな拝殿です。
その場所の名前は「貴志嶋神社」というそうです。
そしてその拝殿は、なかなか由緒正しい建物のようです。
その建物の近くに、モミジの木がありました。
モミジといえば、イロハモミジをよく見かけます。
しかしそのモミジの葉を見ると、イロハモミジとは全然違います。
明らかにイロハモミジよりも葉が大きいのです。
それで「このモミジはなんだろう?」と思って、しばし観察しました。
樹肌もしっかり確認します。
家に帰って調べてみよう思い、葉を一つ取ってザックに入れました。
これは家で調べてみたのですが、「オオモモジ」で間違いないようです。
ハウチワカエデとオオモミジの葉に似ていましたが、よく見るとハウチワカエデではなく、オオモミジのようでした。
オオモミジで間違いないと思います。
そのモミジを観察中、何人かの人が通り過ぎていきました。
前回越生で登山をしたとき、通りがかったおじさんからけっこうズゲズゲと質問されてしまい、その口調がちょっと無遠慮すぎるように思って不愉快に感じてしまい、私はそのおじさんに対してかなり感じの悪い態度を取ってしまいました。
なんか、不審者とみなされたような感じでした。
それで警察官の職務質問みたいな感じで、ズゲズゲと質問されてしまったのです。
でもそれに対して不愛想な対応を取ってしまったのは、今思うと大人げなかったなと思います。
その反省を踏まえ、今度ズゲズゲと無遠慮に質問されても感じ良く答えよう。
愛想よく答えよう。
そのように思い、人が通るたびに身構えました。
しかしみんな通常、「こんにちは」と挨拶するだけで、話は終わります。
そして普通はみんな、遠慮がちです。
私と同じように、遠慮がちで大人しい人たちです。
「こんにちは」と挨拶するだけで充分、そんな感じです。
とりあえずオオモミジをしばし観察して、先に進みます。
次はいよいよ、弁天山の山頂に向かいます。
弁天山、どんな山なのだろう。
標柱とかあるのだろうか。
地図を見ても「弁天山」としか書かれていません。
その扱いは小さいです。
どんな山なのか、山と高原地図を見てもよくわかりません。
しばらく歩くと、洞窟がありました。
洞窟の中を覗いてみると、中に仏の石像が数体設置されているようでした。
しかし洞窟の入り口は狭いですし、中はちょっと深そうです。
だから洞窟の中に入ることはできないようでした。
でも中のあの石像、一体誰が作ったのだろう。
そして、どうやってメンテナンスしているのだろう。
その小さな洞窟の入り口からハシゴでもかけて下に降りて、石像をメンテナンスをしているのだろうか。
私はちらりと洞窟の入り口から中の石像の様子を確認して、それから先に進みました。
後ろからも人が来ています。
だから私は先に進みます。
後ろから来る人は大人しい感じの人だったので、あまり気になりませんでした。
さてそこから弁天山の山頂に登ります。
しばし急坂を登ります。
今日は軽い散歩感覚で登山に来たのですが、けっこう本格的な登山になってます。
そもそも今回は、登山口にたどり着くまでが大変でした。
もしかしたら登山口まで到達できないのではないかと思い、心配していました。
しかしなんとか登山口を見つけ、登山を始めました。
そして弁天山の山頂までの道のりも、けっこう坂道が続き、けっこうきつめです。
それでもすぐに山頂に到着しました。
山頂の木には「弁天山 292メートル」と書かれた板っきれがつけられています。
そしてその山頂からの風景ですが、これがまた良いのです。
一つの方向の見晴らしが、とても良いのです。
写真を何枚か撮ました。
しかし写真を撮っても、その風景のその良さは映りません。
でも山頂からその風景を肉眼で見ると、とても目を楽しませる良い風景でした。
360度見晴らしが良いとかそういう派手な山頂ではありませんでしたが、一つの方向の見晴らしがとても良くて、見てるととても気分が晴れる風景です。
私はしばしその風景を眺めていました。
ずっと眺めていた風景です。
でも後ろから人が来ているので、程よいところで下山を開始します。
すると下山直後に、後ろから来てた人と出くわしました。
どうやら別ルートで山頂にたどり着こうとしているようです。
私はもう一度その人と挨拶をかわし、下山の道を進みました。
しかしもう一つ、山頂があります。
山と高原地図上の扱いは、その山のほうが大きいです。
その山の名前は、「城山」といいます。
しばし歩き、その山の山頂に到着しました。
すると木に「網代城山 331M」と書かれた板っきれが貼られていました。
そこもなかなか気持ちの良い山頂でした。
しかし私は弁天山の山頂のほうが、より気持ちの良い山頂であると思いました。
さて下山を続けます。
ここからは、もうゴールまで近いです。
しばし歩くと、「小峰公園1.1km」という標識が出てきました。
しかし今回の道のり、なかなか気持ちの良い道のりです。
樹木の種類も多めです。
あまり見かけたことのないような樹木を、いくつも見ることができました。
城山の山頂から下の道路まで、40分くらいと地図には書かれています。
だいたいそのくらいの時間でしょうか、のんびり歩いていたら、下の道路に到着しました。
今回の登山も終了です。
後はのんびり、武蔵五日市駅まで歩くだけです。
しかし山に入ってのんびり歩いて、とても気分が良くなりました。
山に来るまで息苦しかったり、鼻がつまったり、耳がつまったような感じだったり、右目の調子が悪かったりと色々と体調不良を覚えましたが、そういうものの大部分が山に入ってしばらく歩くと、あまり気にならなくなりました。
息苦しさはすっかりなくなりました。
「ああ本当に登山は健康に良いなあ」と思いました。
今日も山で何人かの人とすれ違いましたが、私はしっかりと率先して挨拶しました。
前回の越生での登山のとき、話しかけてきたおじさんにかなり不愛想な態度を取ってしまいました。
しかし後からとても反省し、今回は同じことがあっても感じよく受け答えしようと思っていたので、今日はいつもよりしっかりと人に挨拶しました。
道路に出てからは、武蔵五日市駅までのんびり歩きます。
グーグルマップでここから駅まで何分かかるか確認します。
22分でした。
ザックを下ろし、お茶を飲みました。
ポテトチップスもザックから取り出して、食べながら歩きます。
ああ、とても良い気分です。
だらだらと駅まで歩きます。
道を挟んで向こう側の歩道に小学生の女児が二人、歩いていました。
私を警戒したのか女児二人はしばし立ち止まり、じっと私を見ていました。
そして私を先にいかせて、後ろから歩いてきました。
女児を付け狙う不審者であると、警戒されてしまったのかもしれません。
しかし子供たちの言動というのは、実に面白いと感じます。
これから成長していく子供たちです。
子供たちにとって人生はバラ色だし、人生は無限です。
そんな喜びが言動に出てきます。
楽しそうにはしゃいでいます。
私は子供が好きです。
でも遠くから眺めていたいタイプです。
実際に子供と接すると、いろいろと大変なこともあるかもしれません。
遠くから子供の様子を眺める。
それがとても好きです。
ポテトチップスも全部食べ終えました。
空袋をザックにしまいます。
そしてかわりにお茶を出します。
お茶を飲みながら歩きます。
途中、階段を上る道がありました。
その階段を上ればいいのか、まっすぐ行けばいいのか、しばし迷いました。
そして迷っている間に私を先に行かした女児二人が、私をまた追い抜きました。
しかしやはりまた、階段のところで立ち止まってます。
そして再び、私が先に行きました。
しかし後ろから元気いっぱいの小学生が歩いてくるので、自然とこちらも早足になります。
それでその階段を上り切ったときには、かなり息が切れました。
階段を上りきると、すぐそこに駅がありました。
駅の近くにセブンイレブンもあります。
私はそこに立ち寄りました。
おかかのおにぎりが売ってたら買おうと思いましたが、売ってませんでした。
しばしコンビニで過ごしてから、駅前の交番の隣のトイレでお手洗いを済ませました。
それから駅に行きました。
電車の出発時刻は前もって調べています。
私は出発の5分前くらいにホームに到着して、すでに止まっている電車に乗りました。
しばらく座っていると、電車が動き出しました。
そして私は自宅の最寄り駅まで帰ってきました。
駅前のマックで、チキンクリスプを四個買いました。
そしてそれを食べながら家に帰ってきました。
家に帰ってくるまでに、チキンクリスプを三個食べました。
家についてから、まずは温かいお茶を作りました。
それを作りながらチキンクリスプの最後の一個を食べました。
今日の登山はそんな感じでした。
家に帰ってしばし過ごしていたとき、とても残念な連絡が入ってきました。
1月16日に体験登山をする予定でした。
その体験登山の人から、なんと登山キャンセルの連絡が入ってしまいました。
これには大きなショックを受けました。
その人は「私はキャンセルはしません」と力強く言ってくれていましたが、どうやら他に掛け持ち禁止の登山サークルに入ったらしく、それで「そちらで登山できなくなりました。すみません」と、お断りの連絡が入ってしまいました。
これにはやられました。
がっかりしました。
「キャンセルしない」と言っていたのでしっかりした良さそうな人だと思ったのですが、残念ながらそうではありませんでした。
とてもがっかりしました。
やっぱりまだ会ったことが無い人よりも、もう何度か会って気心が知れた上で「この人はアテにできそうだ。信頼できそうだ」、そう感じることのできる人のほうが、やっぱり一番貴重な人だと思います。
まだ見ぬ人に、ついつい期待をしてしまいました。
そしてこっぴどく裏切られてしまいました。
裏切りというと大げさかもしれません。
しかし「キャンセルしない」と言われて、ついついそれを信じてしまいました。
しかしあっさりキャンセルされてしまいました。
残念すぎる出来事です。
これは普通なことなのでしょうか。
とてもがっかりです。
もしかしたら私のこのブログを読んで、行きたくないと思われてしまったのかもしれません。
確かに感じの良い内容のブログではありません。
毒々しい内容のブログです。
これを読んで、行きたくないと思われてしまったのかもしれません。
しかし気を取り直していかなければいけません。
その人はアテに出来ない人だった。
それだけのことです。
見知らぬ人、会ったこともない人、その人がアテにできる人かどうかは、そう簡単には見極めがつきません。
やはり会ってみて気心が知れてからでないと、その人がどんな人なのか、きっとわからないものなのでしょう。
まあ頭を切りかえます。
その人を恨むこともしません。
その掛け持ち禁止の登山サークルで登山を楽しんでくれればいいと思います。
さてその人の話は終わりです。
とりあえず今日もしっかり登山をして、良い汗をかきました。
心も体もリフレッシュしました。
後は仕事です。
仕事を頑張ること。
今手がけている仕事もきちんと丁寧に対応して、SEさんに終了の連絡ができるようにしたいと思います。
仕事のほうも、もっと優秀になれるように、きちんと勉強もしていくべきでしょう。
勉強をして、しっかりレベルの高い仕事ができるようになりたいと思います。
仕事は明日からか、あるいは今日からか。
まだ時刻は18時22分です。
今日の残された時間はまだたっぷりあります。
しばしのんびりして、後から仕事をしよう。
そして仕事が一段落したらまた登山に行こう。
そのように思っています。