登山サークル アウトドアチャイルド

登山サークル アウトドアチャイルド

<<「今日も御岳山の登山に...」
上養沢から御岳山に登ってきました
投稿日
2021/06/26
上養沢から御岳山に登ってみたいと、ずっと思っていました。
上高石山、高石山を経由して、御岳山に登るルートです。
今日は朝起きて、ふとバスの時刻表を調べてみると、武蔵五日市駅から上養沢行きのバスが、11時発のバスがあることがわかりました。
それでヤフー路線で調べてみると、それまでに武蔵五日市駅に到着できそうだったので、登山を支度をして、武蔵五日市駅まで移動しました。
駅前のコンビニでおにぎりを四つ買って食べて、駅前の公衆トイレでトイレを済ませて、バスを待ち、11時発の上養沢行きのバスに乗りました。
バス停で見たのですが、都民の森行きのバスもあり、「ああ都民の森まで行って三頭山に登るのも、いいなあ」、なんて、思ったりもしました。
上養沢行きのバスに乗った人たちの目当ては、瀬音の湯という温泉施設みたいだったようで、瀬音の湯で、私以外の客は、全員バスから降りました。
しかし瀬音の湯、私はずっと「せおんのゆ」だと思っていたのですが、どうやら「せおとのゆ」という読み方のようです。
なぜ私は「せおんのゆ」という読み方だと思っていたのでしょうか。
不思議です。
私は自信を持って、「せおんのゆ」という読み方だと思っていて、他の客が、「せおとのゆに行きます」などと、バス会社の人に言ってるのを聞いて、「ふふ、読み方、間違えてるなあ。せおとのゆではなく、せおんのゆというのになあ。ふふふ」などと、内心あざ笑っていたのです。
でも実際は、「せおとのゆ」という読み方の方が、正しいようでした。

まあそんな感じで、とりあえず、上養沢バス停まで移動しました。
バス停には仮設トイレがありました。
そこで私はトイレをしたのですが、仮設トイレの悪臭は凄まじいものでした。
吐き気がしました。
でも慣れていかなければいけません。
登山では、地獄のようなトイレでも、トイレをしなければいけない局面が、少なくないのです。
だからどんなトイレでも、トイレできるように、訓練が必要です。
私はそう思いながら、吐き気を我慢して、頑張ってトイレを済ませました。

しばし歩くと「養澤神社」という、立派な神社が出てきました。
その神社の祭神は天照大神、伊弉諾命、伊弉冊命、速玉男命、誉田別命、手名椎命、足名椎命とのことです。
ご利益は、子孫繁栄、安産祈願、殖産振興、厄除開運、良縁祈願、恋愛成就 他、所願成就、出世開運、悪縁消除 他、とのことです。
これは、なかなかのご利益です。
こんなにすごいご利益があるなんて、初めて知りました。
そうとわかっていたら、もっときちんと、参拝するべきでした。
まあ、かなり立派な神社でした。
伊弉諾命、伊弉冊命は、イザナミ、イザナギのようです。
イザナミ、イザナギは、縁結びの神であるという認識を持っております。

さて、養澤神社から登っていきます。
あまり道はよくありません。
しばし登り、高岩山に到着です。
それからまた歩き、上高岩山展望台に到着しました。
上高岩山展望台からの風景は、なかなか良い風景でした。
そしてそのあたりは、樹木の種類が多彩であるとも感じました。
上高岩山展望台は、のんびりしたくなるような、なかなか気持ちの良い場所でした。

上高岩山展望台を後にしてしばし歩くと、気になる山が見えてきます。
あの山はなんだろうと思って、地図アプリで調べてみると、その山は、大岳山のようでした。
ああ、あれが大岳山かあ、と思いました。
大岳山の山頂から少し降ったところに、山荘らしき建物も見えます。
確かに、大岳山の山頂から少し降ったところには、営業はしていない山荘があったと記憶しています。
大岳山も近いうちに登りに行ってみようかなあ、と思ったりしました。

その後も歩いていき、御岳山のロックガーデンの道に、合流しました。
ここまで来ると、もうお馴染みの道のりです。
御岳山のロックガーデンは、もう何回も歩いています。

それはそうと、宝物殿を見にいきたい。
私はそのように思いました。
武蔵御嶽神社に、宝物殿があり、そこに畠山重忠の貴重な鎧(国宝 赤糸威大鎧)などが展示されてるのですが、ずっとコロナのため、宝物殿は閉鎖されていました。
宝物殿は、土日しか開いていないようです。
今日はきっと開いてるだろうと思って、ぜひ見に行こうと思いました。
しかし確か、16時で宝物殿は閉まったはずです。
私は急ぎました。
そしてなんとか、宝物殿の前に、15時50分に到着しました。
よし、10分間だけ、宝物殿を見ようと思ったのですが、なんと、宝物殿の入場料が、500円かかるようでした。
500円払って、たった10分しか見れないのでは、やりきれません。
仕方がない。
宝物殿を見るのは、また今度にしよう。
私はそう思い、神社を後にしました。

最近私は、御岳山の店に入って食事をするということをしています。
御岳山の店を開拓中です。
それで今日は、下山途中に、寿屋というお店に入って、おしるこを食べてきました。
おしるこは650円でした。
そしてお金を払うとき、店のおじさんがおまけでお菓子も来れました。
そして「また来てくださいね」と言ってもらえました。
そのおじさんに「御岳山にはよく来るんですか?」と尋ねられ、「もう5回くらい来てます」と答えると、「ああ、それはありがとうございます」と、言っていました。
その言葉を聞いて、御岳山という山は、ディズニーランドのような、娯楽施設のようなものなのかもしれないなーと、少し思いました。
御岳山の山頂付近には御師集落があります。
御岳山の武蔵御嶽神社を信仰し、参拝者に宿泊や食事を提供したり、案内をしたりなどして、参詣を手助けする人たちです。
その人たちは御岳山の伝統を守り、御岳山を盛り上げ、御岳山がより魅力的な山になるように、色々と働いているのかもしれません。
その御岳山のことが好きになり、何度も御岳山に足を運ぶ登山者は、御岳山のお店の人たちにとっては、嬉しいお客さん、という感覚なのかもしれません。

御岳山は霊山です。
修験道の山です。
山伏の山です。
武蔵御嶽神社は、大口真神という、「おいぬさま」とも呼ばれる、オオカミの神様を祀っている神社です。
そして作家の浅田次郎さんのお母様の実家が、御岳山の御師集落にあるみたいで、浅田次郎さんは子供の頃から頻繁に御岳山には足を運んでいたようです。
そして浅田次郎さんは「神坐す山の物語」という、御岳山を舞台にした小説も書いています。
その小説の中で、御岳山での不思議な体験が書かれています。
そして浅田次郎さんは、子供の頃実際に、白と黒のオオカミ、つまり「おいぬさま」を、実際にその目で、見たそうです。
御岳山は今は、色々と整備され、気軽な散歩コースみたいになってますが、昔は、山伏が修行していたり、狐憑きを直す超能力のような力を持った霊媒師のような人たちなんかも、いたようです。
今でも年間を通じて、御岳山では色々な行事が行われているようです。
今日は店で目にしたのですが、俳句のコンクールみたいなものも、やっているみたいです。

さて、寿屋で甘くて美味しいおしるこを食べた後は、下山を再開しました。
北御坂を徒歩で下り、バス停まで歩きました。
そしてバスに乗りました。
バスで御嶽駅まで移動して、御嶽駅から電車で家まで帰ってきました。

今日の登山はそんな感じです。

最近、霊山というものに、ちょっと興味を持っています。
私の家から一番近くにある霊山は、御岳山です。
後、高尾山も霊山だし、富士山も霊山です。
秩父の、秩父御岳山なんかも、霊山みたいなので、今度登りに行きたと思っています。
その他の霊山としては、白山とか、月山とか、大峯山とか、羽黒山なんかも、霊山のようです。
熊野とか、有名です。
あ、2014年だったか、噴火した御嶽山も、霊山です。
あ、丹沢の大山も霊山でしょう。
霊山、結構いっぱいあると思います。

霊山の特徴は、霊気です。
霊山は、霊気を感じさせる山です。
御岳山も、言われてみると、霊気を感じる気がします。
そもそも、山自体、どんな山でも、言われてみれば、結構霊気を感じます。
特に、霧なんかが出て、真っ白になったりすると、とても神秘的な雰囲気になり、やっぱりそれは、霊気を感じます。
御岳山は、霧で有名な山です。
御岳山は、しょっちゅう、霧で真っ白になるようです。

魅力的な山は、何か?
山頂の風景が素晴らしい山、それが魅力的な山である。
美しい花が咲く山、魅力的な動物は住んでる山、それが魅力的な山である。
山の魅力は、色々あるとは思います。
でもその一つとして、霊気があるかどうか、そこも重要なポイントです。
極端な話、風景は全然良くない山でも、神秘的な雰囲気があって、霊気を強く感じさせる山は、それはそれで、とても魅力的な山です。
あ、立山なんかも、霊山ですね。

霊気を感じさせる山に登る、そういう山に登りたい。
そういうのも、登山のテーマの一つとして、ありだと思います。
<<「今日も御岳山の登山に...」