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子グマがいたのかなー(ツキノワグマの謎の突進について)(2021年8月30日6時50分ごろに明神館から上高地間に出現したクマについて)
投稿日
2021/08/31
2021年8月30日、6時50分ごろ、明神館から上高地方向に10分ほど進んだ地点で、巨大なツキノワグマに遭遇しました。
クマは木に登っていて、私の姿を見ると、大急ぎで木から降りてきて、そしてなんと、私に向かって、突進してきました。
私は立ち尽くし、強烈な一撃を見舞われることを覚悟して、身構えていましたが、幸いに、私の直前まで突進してきたクマは、直前で右に曲がってくれて、そのまま茂みの中に入っていきました。
そして、茂みの向こうで立ち止まり、ずっと私を見てました。
私は、クマを刺激しないように気をつけながら、普通のペースで歩き、その場から立ち去りました。
そのクマの行動が、どうしても解せません。
なぜクマは、突進して来たのか。
その行動が信じられません。
通常クマは、人間を見かけると、大慌ててで逃げ去るものです。
だから、鈴をつけて歩けば、クマには合わないのです。
クマは、人間には、絶対に会いたくないものなのです。
そして今、ユーチューブを見ていると、まさに、車に突進してきたヒグマの動画を見かけました。
そのヒグマは、二頭の子グマを連れていました。
そのヒグマはまさに、子グマを守ろうとして、止まった車に突進して、車を脅してました。
車にぶつかってくるというよりも、車の手前まで突進して、ぱっと車に手をつけて、車を脅していた感じでした。
その行動パターンが、私が突進された場合と、そっくりなように思いました。
母グマは、車と戦うつもりはないのですが、子グマを守るため、車に突進して、車をおっぱらおうとした感じです。
その動きが、私が突進されたときの動きと、そっくりな気がするのです。
もしかしたら、クマが登っていた木の下に、子グマがいたのかもしれません。
だから、木から降りてきて、そのまま逃げていかずに、私のほうに、突進してきたのです。
そのまま逃げてしまうと、木の下に、子グマが残されてしまいます。
だから私をおっぱらうため、私に向かって、突進してきたというわけです。
ユーチューブ動画の車には、実際にクマは、手を触れていました。
車の前まで突進してきたヒグマは、立ち上がり、軽く、車のフロントガラスに触れていました。
しかし私の場合は、幸いなことに、すぐ近くまで突進してきた後に、右に曲がってくれて、茂みの中に入ってくれました。
しかしその後も、茂みの向こうでずっと私を見ていて、再びまた、飛びかかってきそうな様子もありました。
そのクマの行動は一体なぜなのか。
もしかしたら、その近くに、子グマがいたのかもしれません。
その可能性は、決して低くない。
もしクマが一頭しかいなかったら、木から降りてきて、そのまますぐに逃げて行ったはずです。
わざわざ私に突進してくる理由がありません。
クマは、争いを嫌います。
そして、非常に憶病な性格です。
だから基本、人間を見ると、大慌てて逃げていきます。
そもそも、クマはめったに、人間の前に、姿を現しません。
そのクマが、たっぷり20メートルくらいは距離が開いていたというのに、わざわざ突進してきたのです。
なぜなのか。
人間に慣れているクマなのか。
上高地周辺あたりで、私の知り合いも、クマと出くわしたと言ってました。
そしてそのクマは、逃げていかなかったそうです。
だから、人間に慣れているのかもしれません。
子グマがいたのであれば、あのクマの行動も、納得がいきます。
子グマを守るため、私に突進してきて、私をおどかしたのでしょう。
私をおっぱらおうとしたのかもしれません。
しかしもし、クマが一頭だけだったにもかかわらず、あんな風に突進してきたのなると、まったく意味がわかりません。
クマが面白半分で、人間に突進して、人間をおどかして、人間をからかったとか、そんなはずはないでしょう。
あるいは、人間に慣れているクマなので、人間にじゃれるくらいの感覚で、突進してきたのでしょうか。
いや、そんなはずはありません。
クマは私を見かけ、大慌てで、木から降りて来たし、突進してきて、私のすぐ近くまで来て、右に曲がって、茂みの向こうに行ってくれました。
あれはじゃれてきたとか、遊び半分の行動とか、そんなレベルの話ではなかったと思います。
いやそもそも、あんなに、人がたくさん通る場所で、あんなに、人がたくさん通る時間帯に、クマがのこのこと現れるということが、信じられない話です。
クマは、人間の前にはそう簡単に姿を見せないのです。
早朝とか、夜とか、悪天候のときなど、人が少ない環境の場合、クマが出てくる可能性もあるようです。
そして基本的に、登山道のクマが出るとか、意味がわかりません。
登山道は、人間がよく通るし、人間の匂いもするはずだし、そんなところに、クマが出るとか、意味が分かりません。
一体、あの上高地のクマは、一体、なんなのでしょうか。
宇宙人のように、理解不明なクマです。
野生のクマと、動物園のクマの、その中間くらいのクマという感じです。
野生のクマだったら、あんな行動、絶対にないです。
そもそも野生のクマは、あんなに良い天気で、人がよく通る道で、6時50分に姿を現すとか、絶対にありえません。
あのクマは、野生のクマと、動物園のクマと、その中間のクマ、そんな印象です。
上高地では、クマと共存する方針なのでしょう。
クマを駆除はせず、共存していこうという、方針だと思います。
で、そのクマが、ツキノワグマのわりには、すごい体の大きなクマだったのです。
上野動物園とか、多摩動物園とかで見かける、大きなツキノワグマと、同じくらいに、体の大きなツキノワグマでした。
あれだけ体が大きいということは、食べ物に困っていないということです。
動物園のクマは、エサをたくさんもらえるので、かなり体が大きくなります。
しかし普通、野生のクマは、もっとスリムではないでしょうか。
とはいっても、木の上から降りてきて、突進してくるあの動きは、とても力強い動きでした。
クマはどのように攻撃してくるか。
まず、体当たりしてきます。
あと、かみついてきます。
奥多摩で走っていた登山家がクマに襲われて、耳とか、鼻とか、かみつかれたようです。
あと、爪も相当な凶器だと思います。
体当たりしてきて、倒されて、耳とか、鼻とか、かみついてくる。
手で引っかかれて、その爪で、体をえぐられる。
そんな感じの攻撃になると思います。
だいたいクマに攻撃された場合、まずその強烈な一撃を、耐えることができれば、クマはそれで、逃げていくというケースもあるようです。
別にクマは、人間を捕食するつもりはないのです。
クマは本当は戦いたくない。
だから、強烈な一撃を見舞って、それから逃げていく、というパターンも多いようです。
その登山家の方は、クマと、戦ってしまったようです。
クマと戦ってしまったので、耳とか、鼻とかかまれて、病院送りになったのです。
本来は戦わず、じっとクマの攻撃に耐えておけば、クマの攻撃はやんで、クマは立ち去る、という感じになるようです。
だから、亀の姿勢になると良い、などと、どこかで目にした記憶もあります。
でも、クマに襲われて、なかなかカメの姿勢にはなれません。
私もクマの一撃を貰うことは覚悟しました。
クマがどう攻撃してくるかわかりませんでしたが、クマの攻撃を、両腕ががっちりを、防御しようと思っていました。
とにかく、防御に徹する。
絶対に、戦わない。
そうすれば、クマは最初の一撃だけで、そのまま逃げてくれる。
でも、実際にクマの攻撃をくらった場合、どうなってしまうのか、見当もつきません。
クマの攻撃、そんなに甘くないかもしれません。
クマは、相手が自分よりも弱いとわかると、調子にのるかもしれません。
だから、クマに、自分のほうが強いということを、悟らせないほうが良いという情報も、目にした気がします。
だからやっぱり、クマが突進して来ても、自信ありげに、待ちかまえる。
一歩も後ろには引かない。
逃げない。
そうすれば、クマは、もしかしたら、こいつ、おれより強いんじゃね?
とか思って、争いを避ける。
そういう可能性もあります。
クマが今回、なぜ直前で、右に曲がってくれたのか。
逃げてくれたのか。
それはやはり私が、クマを待ちかまえ、一歩も後ろにひかなかったので、クマが、こいつ、おれより強いんじゃね?と思って、逃げてくれたのでしょうか。
私も身長177センチで、体重は93キロなので、クマと同じくらいの大きさなんです。
しかし体力は、クマのほうが十倍強い。
でも、強そうな態度を取っていれば、クマは、自分よりも強いかもしれないと、思ってくれるかもしれない。
でも、あんな風に、直前で右に曲がって逃げるのであれば、なぜ突進してきたのか。
子グマがいた可能性も、低くないと思います。
茂みの向こうで、その後もずっと、クマは私を、見ていたのです。
再び、襲いかかってくるような、態度でした。
クマはきっと、私をずっと見ていて、子グマになにかしそうだったら、また突進してくるつもりだったのかもしれません。
子グマがいた可能性が、低くないですね、これは。
そうじゃなかったら、あいつが一頭だけだったら、なんで突進してきたのか、意味が分かりません。
私が大股で後退していたので、逃げていると思って、逃げていく動物を追いかけるのは、クマの習性のようなので、それでクマは、逃げる私を、追いかけて来た、それで突進してきた、そういうことなのかもしれません。
だから、もっとじわじわと、ゆっくり後退していれば、クマは突進してこなかったかも。
でも、子グマがいたのであれば、それでもやっぱり、クマは突進してきたかもしれません。
今日たまたま、車に突進してきたヒグマの動画を、ユーチューブで見て、その動きの感じで、私に突進してきたクマの動きと、そっくりなような気がしたので、あ、これ、もしかして、子グマがいたのかも、と思った次第です。
でも、子グマがいたにしたって、あんな時間帯に、あんな場所で、クマが出るとか、本当にけしからんです。
クマとして、自覚が足りません。
もっと警戒心を持って、人間を怖がりながら、生活してほしいものだと思います。