先日、奥穂高岳に登りました。
そのときに、日本一危険な登山道と言われる、ジャンダルムを間近で見ました。
奥穂高岳の山頂にいたおじさんに、あそこはやっぱり危険ですかね？
と聞くと、
危険じゃ。あそこは日本一危険な登山道なのじゃ。大キレットよりもはるかに危険なのじゃ。あんたにゃ、到底ムリじゃ。
と言われてしまいました。
しかしそれで諦めず、ジャンダルムに登るための訓練をしようと思い、ボルダリングジムを探してます。
ボルダリングが上達すれば、ジャンダルムに登れるとは限らないのですが、まあとりあえず、ボルダリングをやってみようと思ってます。
しかしボルダリングジムもなかなか大変です。
二つほどボルダリングジムに行ってみたのですが、いろいろと、結構大変でした。
一回目のジムは、上級者ばかり、若者ばかりでした。
そして客同士、客とスタッフが、とても仲が良いのです。
まるでジム中の人たちが、家族のように仲良しでした。
それで、中年で、初心者で、人見知りの私は、少なからず居心地の悪さを感じてしまいました。
歯を食いしばって我慢して、なんとか通えなくもありませんが、それでもやはり、通うのはかなりきついジムだなと思いました。
二つ目のジムは、私よりも年上の人もいるジムでしたが、とにかくよく話しかけられます。
壁を登っていても、あれこれ指図されます。
向こうは善意でアドバイスしているのですが、私にとってはありがた迷惑です。
ほっといてほしい。
好きにボルダリングさせてほしい。
そのように思いました。
それで一時間くらい練習して帰ろうとすると、もう帰るんですか？早いですね？みんな三時間くらいは練習してますよ。
もう帰るなんて、驚きます！と、言われてしまいました。
いやいや、一時間で充分です。
練習時間にまで、口出ししないでいただきたいなあ。
と、思ってしまいました。
親切なジムでしたが、かなりあれこれ口出しされて、かなり鬱陶しいです。
まあ、ムリして通えなくはないのですが、もっと他に自分に合ったボルダリングジム、見つからないものかなあと思います。
そして今日もまた、三つ目のボルダリングジムに行ってきます。
一番いいのは、体育館のボルダリングジムでした。
そこは、完全に放置でした。
だからのびのびとボルダリングができました。
しかし今そこは、コロナのため、営業中止になってしまったようです。
だからボルダリングをしたいのであれば、他の練習場所を探すしかありません。
今日のボルダリングジムはどうだろう。
まあ、ボルダリングというものは、結構危険です。
だから客がケガをしないように、スタッフは客を管理して、あれこれ口を出すのでしょう。
まあ、ことによると、ボルダリングジム、どこに通ってもおんなじ感じかもしれません。
そこにはどうしても、人間関係の苦労がついてまわるのかもしれません。
まあ狭い空間で譲りあってボルダリングするわけですから、まわりの客とも良好な人間関係を築かなければいけません。
しかし、あんまり頻繁に話しかけられたり、指図されたりするのは、かなりうざいです。
私は体育館のボルダリングでの、あの完全放置な感じに慣れきってしまっているものですから、あんな感じで、放置してくれて、気軽にのんびり、マイペースにボルダリングできるところ、どこかないものかなあと思います。
でもまあ、ボルダリングのスタッフの人も、とても親切で、良かれと思ってあれこれアドバイスしてくれているのですがねー。
まあ、難しいものです。