毎度お騒がせしております。
妄想登山のお時間です。

登山の予定を立ててみるものの、結局登山に行かないということが、連続しています。

結局のところ、仕事が始まる1月5日までは、静かに過ごそう、節約して過ごそう、そのような日々になるようです。

そんな中、山と高原地図を眺めていると、和名倉山に目が留まりました。

前に雲取山に行ったときに、白岩小屋のところから、とても見事な和名倉山の姿を見ることができました。

それを見て、「あそこ、行ってみたい！」と、思ったものです。

何が魅力なのか？

まず「あんなとこ、誰も行かないだろうな」という点です。

和名倉山に登る人、たぶん誰もいないと思います。
だからおそらく、和名倉山に登った場合、きっと誰にも会わないでしょう。

誰にも会わないということはつまり、テント立て放題です。

そこはまさに、自由空間です。

でも地図を見ると、和名倉山、ほんと行きにくい場所にあります。
行くとしたら、すごい苦労する場所です。

和名倉山に登った経験がある人がいたら、たぶんその人はすごい変人です。
超マニアです。

その和名倉山ですが、地図を見てみると、「あれ、登れるじゃん？」と思いました。

破線の道があります。
その道を歩けば、登れそうです。

破線だから、きっと人もいないでしょう。
テント立て放題に違いありません。

夢枕獏の登山の短編小説で、誰も人が来ないような場所を見つけて、三日も四日も悠々とテント泊して、そこに住んでるみたいな感じの人が出てきました。
その人はどうやら、登山道ではない道を、奥へ奥へと進み、そんな誰も来ないような場所を見つけて、そこで食料が尽きるまで、テントで悠々と生活していたようです。

和名倉山の周辺で、そんな感じの場所が見つかるのではないか？

そんな期待感もあります。

私が見つけた和名倉山への行き方。
それをご説明します。

まず、三峰口駅に行く。

いや、西武秩父駅でも良いです。

まず、西武秩父駅に行く。

そこから三峯神社行きのバスに乗り、秩父湖バス停まで行きます。

秩父湖バス停から三峯神社に向かう登山道を20分くらい進むと、和名倉山に進む破線の道が現れます。

その破線の道を進みます。

登尾沢ノ頭、造林小屋跡、二瀬尾根、北ノタル、二瀬分岐、とへて、和名倉山の山頂に到着します。

和名倉山の標高は、2036メートルです。
雲取山より、高いです。

秩父湖バス停から和名倉山の山頂までのコースタイムは？

登りは、6時間5分です。

下りは、4時間30分です。

2018年1月1日に登る場合は、以下のようなタイムスケジュールになるでしょうか。

09:10　西武秩父駅からバスに乗車
10:00　秩父湖バス停に到着
(06:05)
16:05　和名倉山の山頂に到着

二日目

06:00　下山開始
(04:30)
10:30　秩父湖バス停に到着
10:55　バスに乗車
11:50　西武秩父駅に到着

山小屋などはないので、どこかでテント泊しなければいけません。

あまり人が通らない場所なので、動物を見かける可能性も高そうです。

和名倉山、機会があればぜひ一度、登ってみたいところです。