安閑天皇かー
投稿日
2021/12/02
みなさん、自分の氏神様、知ってますか?
氏神様の調べ方、ネットで見てみると、「神社庁」に電話して聞くとか、最寄りの「神社」に電話して聞くとか、紹介されています。
家から一番近くにある神社が、自分の氏神様の神社とは限らないようですが、私の家から一番近い神社は、新町御嶽神社でした。
そしてそこの御祭神は、広國押武金日命(ひろくにおしたけかねひのみこと)、日本武命(やまとたけるのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)とのことです。
で、一番上に名前がある広國押武金日命が、多分、主祭神なのだと思います。
で、早速、広國押武金日命について調べてみると、なんとなんと、広國押武金日命は、安閑天皇でした。
安閑天皇は、
継体天皇の後を受けて、66歳にして即位したが、わずか4年で崩御した。
というお方です。
なんでも、蔵王権現と、同じ神格の神様とのこと。
ウィキペディアにも、安閑天皇について、
後世、神仏習合の教説で蔵王権現と同一視されたため、明治時代の神仏分離以降に、従来蔵王権現を祭神としていた神社で安閑天皇を祭神とし直したところが多い。
と、書かれています。
蔵王権現は、かなりすごい神様なので、その神様と同一視されている神様ということで、広國押武金日命もすごい神様であると言って良いでしょう。
なかなか素晴らしい氏神様です。
日本武命や、木花咲耶姫命とも、私はとても縁があるように感じています。
木花咲耶姫命といえば、富士山の浅間神社の御祭神です。
で、私は、富士山には十回も登ったことがあり、木花咲耶姫命は、とても馴染み深い神様です。
そして、日本武命も、よく出てきます。
私の行く先々で、実に頻繁に、日本武命を祀っている神社に、出くわします。
やはり、日本武命とも、ご縁を感じます。
まあ私も、今の自宅の場所で、生まれ育ったわけではないのですが、流れ流れて、今はここに住んでます。
これもまた、運命なのです。
運命的なお導きで、今はここに住んでいるというわけです。
氏神様には、ひとまずは、ご挨拶をした方が良いようです。
氏神様のご利益が、自分が望んでいる御利益とは、違っていたとしても、それでも自分の氏神様には、まず真っ先にご挨拶する。
それが順序というものです。
そのようにすれば、望んでいる御利益の神社にお参りするときも、氏神様にご配慮頂けて、よりご利益を賜れる可能性が、高まるというものです。
例えば、縁結びのご利益を期待して、大国主神の神社にお参りしたとして、氏神様を無視して、いきなりだいこくさまのところに行っても、あまりよろしくないわけです。
やはりまずは氏神様にご挨拶しておけば、神様同士で、口利き頂け、より確実なご利益を賜れるというわけです。
おそらくイメージとしては、私の氏神様の安閑天皇様が、だいこくさまに対して、「よお、こいつ、俺が可愛がってるやつなんだ。まあ、よろしく頼むよ」と、一言、言って頂けるわけです。
そのように言ってもらえれば、だいこくさまも、「ほお、こいつ、きちんと自分の氏神から可愛がられている、確かな人柄の人物のようだな。よしよし、じゃあ、わいの御利益、授けてしんぜようか」などという、スムーズなコミュニケーションが発生するわけです。
要するに氏神様は、紹介者のようなものなのです。
それなしでいきなりだいこくさまのところに行ったところで、「なんだ、こいつ、どこの馬の骨ともわからん、胡散臭い、やつだなあ」などと思われてしまい、まあ、多少はご利益を賜われるとは思いますが、本腰入れて、特別扱いして、御利益を授けようなどとは、思っては貰えないわけです。
だからまずはしっかりと、氏神様にご挨拶をしに行く。
まずはそれが、基本です。
氏神様は、氏子に対して、やっぱ特別扱いしてくれます。
そして、神様に特別扱いしてもらえれば、その友人のようなものである、そのほかの神様も、やっぱり、多少は特別扱いしてくれるのではないかと、思ってます。
まあ、そういうことなので、近々行く必要がありますね。
私の氏神様の神社である、新町御嶽神社に。