四阿屋山(2021年12月14日)
投稿日
2021/12/14
12月14日(火)
6時30分ごろ起床。
昨日の秩父御岳山の登山のため、筋肉痛酷し。
トイレを済ませ、ソファーに座り、四阿屋山に行けるかどうか、調べてみる。
すると、無理なく行けそうなことがわかる。
西武秩父駅からの10時20分のバスに乗れば、11時9分に薬師の湯に到着できる。
そして四阿屋山の登山は、往復で五時間以内に終わりそう。
そして薬師の湯から西武秩父駅までのバスは、15時45分、18時15分がある。
早歩きで頑張って登山すれば、15時のバスに間に合うかもしれないが、せっかくなので、のんびり登山したい。
となると、帰りは18時15分のバスということになるだろう。
腹ごしらえは万全。
先ほど、ファミマのクリスピーチキン四つと、セブンイレブンで買った四個入りドーナツを食べた。
14時21分、信じられないくらいに早く、登山が終わる。
薬師の湯で温泉に入りたかったところだが、火曜日は残念ながら定休日。
しかし大人600円と、ずいぶん安い。
町民はなんと、300円。
これは安い。
良心的なサービスだ。
さて、一時間20分、バスを待つ。
日陰のベンチに座ってると寒いので、場所を移動しなければ。
どこか店でもあると良いのだが。
モスバーガーでもあると良いが、当然あるわけがない。
かなり田舎で、のどか。
なんとも申し訳がないくらいに、今日は贅沢な時間を過ごさせて頂いた。
毎日登山して生活できれば、どれほど楽しいだろう。
山に人格を感じる。
昨日の秩父御岳山にも、今日の四阿屋山にも、妙に人格を感じる。
一人で登山してるというのに、まったく寂しくない。
山に会いにきた。
山に遊びにきた。
そして山を後にするときには、「ありがとう。また来るよ」などと、ついつい声をかけてしまう。
やはり山には、確かに人格があるような気がする。
いや、人ではないので、人格という言い方はおかしいと思うが。
気のせいか。
山なんて、単に地面が盛り上がっているだけのものなのか。
あるいは、山は、特別な場所なのか。
平日には滅多に人が来ない、四阿屋山。
昨日の秩父御岳山でも、登山中、誰にも会わなかった。
14時37分、日の当たる、暖かい場所に移動した。
自動販売機で、温かいコーヒーも購入した。
バスが来るのは、まだ一時間以上後。
近くに、あずまや、という店があるようで、行ってみようかとちょっと思ったが、今日はやめておく。
西武秩父駅に戻ってから、また何か食おうか。
奮発して、肉でも食うか。
しかし流石にそれは浪費しすぎ。
別に何か、めでたいことがあったわけでもないし、特別なことが起こったわけでもないし、何か嬉しいことがあったわけでもないのに、今日これからフードコートで肉食って豪遊、その後に祭の湯で温泉というのは、あまりにも人生舐めていないか。
明日から、また仕事。
仕事をして、収入があるので、こんなに余裕かました生活が、許されている。
まったく仕事には感謝。
私を雇ってくれている、X社にも感謝。
果たして私は本当に、X社のお役に立っているのか。
単なる給料泥棒ではないのか。
仕事もっと頑張らなければいけないのではないか。
休みの日も、仕事のスキルアップのため、勉強すべきではないのか。
勉強すべきことは、星の数ほどあるのだ。
しかし、牛の糞でも踏んだか。
靴から、糞臭が漂っている。
どこかで靴を洗えるだろうか。
まあ、家に帰って、靴を洗うか。
たまには、洗わねば。
いやー参った。
やっぱり、糞臭のする黄色いものを、べっとりと踏んでいた。
糞でないようだが、糞臭がする。
肥料かなにかかもしれない。
まあしかし、こんな風に、ばかばか金使って、いいのかなーとは思うが、別に私は節約するために生きているわけではないし、老化現象も進む昨今、金も大事だが、時間のほうがもっと大事なので、とにかく、充実した時間を過ごしたいと思う。
今日まあ登山をして、登山ができて、良かった。
昨日は秩父御岳山に登れて、今日は四阿屋山に登れて、良かった。
やっぱり登山はきついし、早起きもしなければいけないので、気になる山があっても、なかなか登りに行ける機会がないが、昨日今日と、気になっている山に登れて良かった。
この調子でどんどん登っていきたいが、次はどこに登ろうか。
やはり気になるのは、城峯山、熊倉山、天祖山、金袋山、大持山、子持山、あたり。
両神山まわりの山と高原地図を見ると、叶山という名前の山があったが、登山道は、まったくない。
しかし面白い名前の山なので、登ってみたい。
叶山に登ったら、願いが叶うのではいか。
観音山なる山も、気になる。
ここは、なんとか登れそう。
やはり、ユニークな名前の山は、とても気になる。
登山道がない山にも、機会があれば、ぜひ登りたい。
どうすればそんな山に登れるのか。
ごりごりの山岳部に入れば、協力し合って、そんな山にも登れるのか。
山には神様が住んでいるのか。
山は神聖な場所なのか。
少なくとも、山は健康をくれる。
山に登ると、健康になる。
その他、本日山は、四阿屋山は、私に何をくれたのか。
山頂付近には、両神神社の奥社があった。
何かご利益でもくれたのか。
あるいは山は、色々と考えたり、もの思ったりする機会を、くれたのかもしれない。
自分の感情とか、思っていることとかを、見つめ直す機会。
そして上機嫌。
確かに今日、私は上機嫌になり、アホのように歌を歌いながら、下山したものだ。
なぜ、私は上機嫌になったのか。
上機嫌になるだけの、何が原因でもあったのか。
なぜ、上機嫌になったのか。
何か知らず知らず、山から良いものを得たとでもいうのか。
無意識に探していたものを、無意識に得たとでもいうのか。
何か発見でもあったのか。
まあしかし、色々な山に登りに行きたいものだ。
山には人格があるので、色々な山に、会いに行きたいものだ。
すると何か得るものがある。
成長できる。
成長欲、それは本能。
色々な経験をしたいとか、新しいものに触れたいとか、行った事がない場所に行ってみたいとか。
すべて、成長欲なのではないか。
休息欲、食欲、性欲の、三大欲求が有名だが、成長欲もまた、かなり大きな欲なのではないか。
知的なものに触れたい。
洗練されたものに触れたい。
奥深い世界に触れたい。
それはすべて、成長欲を刺激するから。
その欲を満足させるから。
15時25分。
あと20分後に、バスは来る。
もう一度自動販売機の温かいコーヒーでも飲んで、トイレを済ませて、バス停でバスを待つこととす。