登山サークル アウトドアチャイルド

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明星ヶ岳(2021年12月18日)
投稿日
2021/12/18
朝六時二十分ごろ起床。
ゆうゆうと支度。
この地点では、登る山は未決定。
一応、城峯山、秩父御岳山、明星ヶ岳を候補として、山と高原地図は三つ持って行く。
支度をして、最寄り駅に到着したのは、6時56分ごろ。
6時54分の電車に乗れたら、第一志望の城峯山の登れるところだった。
たった二分間に泣く。
それでもあるまで城峯山に登ることも可能であったが、その場合、最後は真っ暗な中、長い間バスを待つことになるか、長い間、道を長々と歩くハメになることは、明らか。
それでも城峯山に登りたかったが、明日は午前中から予定があるため、今日はなるべく早く帰宅したい。
というわけで、城峯山は断念。
次は第二次秩父御岳山登山を狙ったが、今回登りたい古池バス停からのルート、やはりバスが無く、断念。
しかしなぜ、もっと早く起きれなかったのか。
五時に起きれば山は選び放題なのに、不甲斐なし。
しかし冬は、寒いので早起きは難しい。
私は目覚ましを使わない主義のため、早起きできるかどうかは、運任せ。
明日の予定は遅刻厳禁のため、目覚ましセットが必要。
しかし七時でセットしておけば、充分。
本当は八時セットでも良いが、八時起きは遅すぎる。
しかし登山するものとして、当たり前
のような五時起きの習慣が、望ましい
のだが。
やはり目覚ましの力を借りないと、難しいだろうか。
で、結局、今日は箱根。
明星ヶ岳。
まずは強羅駅まで、電車で移動。
箱根湯本駅から強羅駅までの道のり、実にユニーク。
電車の中の客たち、ウキウキしている雰囲気。
強羅駅に到着し、駅の近くの食事処で、カツ丼。
そして登山口まで歩く。
やや分かりにくい道のりだが、迷うほどではない。
ジオグラフィカと、地図を見ながら進む。
登山口から登山開始。
冬季単独無酸素。
明星ヶ岳、登頂アタックをしかける。
アタック、軽々と成功。
山頂周辺、広々として、気持ちの良い場所。
そこに座り込み、ぼんやりして、癒されまくってる山ガールと、山おじさんを目視確認。
明星ヶ岳山頂に到着。
山頂に標柱は無く、そのかわり、説明板があり。
そしてなんとなんと、驚くではないか、山頂に、御嶽大神を祀っている、手作り神社あり。
木の鳥居。
そして石板には、御嶽大神という字が、彫られている。
まさか今日、御嶽大神を祀る場所に来るとは。
いや、地図上には、御嶽神社っぽい像があるのは、見かけていたが、山頂にあるとは聞いていない。
御嶽大神と、なんか縁がある気がする。
秩父御岳山も、バリバリ御嶽大神だし、私がよく行く御岳山も、武蔵御嶽神社があるし、自宅から一番近い神社も、御岳神社という名前であったと思う。
御岳だか、御嶽だかに、最近引き寄せられいる気が。
まさか今日も、御嶽大神を祀る場所に行けるとは、正直驚いた。
びっくりした。
日本の八百万の神々を、信仰しているわけではないが、神仏話、興味あり。
明星ヶ岳の山頂を後にして、塔ノ峰という山を経て、阿弥陀寺という場所まで下山。
ここまで来ると念願の、箱根湯寮はすぐ近く。
温泉施設である。
今日は箱根湯寮に入りに来たようなもの。
箱根湯寮に到着。
受け付けし、まずは食事。
鍋焼きうどんと、鶏の唐揚げ。
結構なお値段。
2400円が飛ぶ。
温泉代は、1500円。
食事処の隣の席のおばさん、小説家らしく、小説家じみたことを、お相手のおばさんに、延々と語っていた。
ひょっとして有名人?
見たことある人?
ちらりと盗み見てみるも、誰だかわからない。
歳の頃、80歳に近いのか、まだ75歳くらいなのか。
小説家になって、箱根に家を買い、箱根
で毎日ゆうゆうと暮らし、小説を書いているのか。
ひょっとして、佐藤愛先生?
ネットで調べてみるも、そんな名前の先生、見当たらず。
うろおぼえ。
食事の後、いよいよ温泉。
柚子の湯、それだけは覚えている。
サウナ。
名物らしきロウリュウは、中止中らしい。
本来は、ロウリュウマイスターなる人たちが、ロウリュウとやらを客に施し、客は極楽気分を堪能するという塩梅。
しかし登山をして疲れて、寒くて、そんな状態で入る温泉は格別。
温泉後、サウナに入る。
そして後から入ってきた若者よりも、サウナ、粘る。
若者が出てゆき、さらに二分耐え、サウナを後にす。
水風呂につかる。
そして、脱衣所に戻る。
体を拭い、服を着る。
そして男湯を後にして、サウナでからっからに乾いた体に、エビスビールを投入。
そして休憩室を一通り眺めたのち、もうここには用は無い。
箱根湯寮の建物を出て、ビールを飲み干し、無料バスに乗る。
そして箱根湯本駅に運ばれる。

今回の登山コース。
駅から登れて、駅まで戻れるコース。
最後には、温泉がついている。
しかしコース自体は、可もなく、不可もなく。
人気が出るようなコースではない。
しかし私の登山は、良いコースとか、悪いコースとか、楽しいコースとか、退屈なコースとか、そういうことは、一切関係ない。
そういう登山ではないのである。
魅力に乏しいコースでも、退屈なコースでも、マイナーなコースでも、それでも登る。
気にしない。
あまりにも退屈すぎるコースのため、人は絶対に連れてこれない。
そんな不人気コースでも、私は登る。
登りたい。
そんな思いを胸に抱きつつ、本日の登山は、御安全に終了と、相成る。
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