登山サークル アウトドアチャイルド

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<<「高尾山、病院道コースより」
高尾山、東京高尾病院を経由して
投稿日
2022/05/01
2022年5月1日の起床は、9時30分ごろ。
それから登山に出かけることになった。
向かうは、ここ最近のワンパターンであるところの、高尾山。
この日もまた、高尾山に登ってくる。
二日前も高尾山に登ったのだけど、この日もまた、高尾山に登ることになった。
家を出て、ゴミ袋をゴミ収集所に運び、そして最寄りの駅にゆき、スイカに千円チャージした。
いやその前にコンビニで、そうセブンイレブンで、温かいお茶のみ購入した。
そして立川駅まで移動して、駅のコンビニで、厚切りハムチーズ二つ、ハムチーズクロワッサンを二つと、温かいお茶を一本、購入した。
そのときまでに、すでにお茶は二本購入している。
節約のため空のペットボトルに水道水を入れて持ってきたが、結局、財布のひもは緩く、温かいお茶を何本も購入してしまう。
それから高尾山口駅に移動して、ケーブルカー清滝駅まで歩き、さらに六号路の方向に向かって、歩いた。
そして今回は、少しひねって、六号路の道をゆくのではなく、東京高尾病院に向かう道を、進んでいく。
すると、東京高尾病院が現れる。
さらに登っていく。
この道はあまり知られていない、マイナーな道のりであるのかもしれない。
しかしもう二百回くらいは高尾山に登っているだろう私にとっては、その道を通るのは、確かで二回目であると記憶している。
高尾山のすべての道を歩く。
そのミッションは、すでに達成しているのではないかと思っている。
登っていくと、琵琶滝から上がってくる道と、合流した。
それからさらに登り続けると、霞台園地付近に、到着した。
本来は、二号路、三号路と経由して、山頂に登っていこうと思ったが、トイレに行きたくなってしまったため、霞台園地に立ち寄り、トイレを済ませることにした。
そのあと高尾山の名物、天狗焼が、なんといつもは店には長蛇の列ができているのだが、この日はなんと、誰も並んでいなかった。
そのため私は天狗焼を四つ購入して、720円を支払った。
つまり、一個180円ということになる。
そして天狗焼を食べながら、山頂に向かって歩いたが、天狗焼きの、なんと美味いことか。
天狗焼き、超絶美味くて、驚いた。
こんなに美味いかねと思って、びっくりした。
空腹でもあった私は、天狗焼き四つを、一瞬で貪り食った。
食い終わった時は、まだ浄心門の手前であったため、そこから今回は、四号路で登ることにした。
四号路の道を、歩いていく。
この日は、雨である。
そして私は、とある重大な事実に気付いてしまった。
なぜ山に登るのか。
それ理由に、突然、気付いてしまった。
それは、「山は空気が美味しいから」である。
そんな単純な理由に、突然、気づいてしまった。
よく、「山の霊気」などというが、そんな大層なものではなく、要するに、山の空気は澄んでいるのである。
例えば、家の部屋の空気は澱んでいるが、しかし山の空気はとんでもなく澄んでいて、それが「霊気」などとも表現され、それがとても美味しい空気なのである。
そうか、だからか、だから私は、山に登るか。
自分が山に登る理由が、はっきりとわかってしまった。
つまり、美味しい空気を吸いたいのである。
そして美味しい空気を吸うことは、心と体の健康に、とても良いのである。
山に登ると、ぜえぜえと息が荒くなる。
息が荒くなるということは、それだけ大量に、美味しい空気を、貪り吸うということである。
それと山には、生命がたくさん棲んでいる。
ただぼんやり棲んでいるわけではなく、バイタリティ溢れる形で、棲んでいる。
つまり山では弱肉強食が行われており、食物連鎖が行われている。
昆虫、鳥、動物、樹木、植物、たくさんの生命が、力強く生きている。
そのような世界に人間が入っていくと、その生命たちの力強いバイタリティーに影響を受けて、登山をしている人間のほうも、なぜかとても元気になってくる。
人間は、環境から影響されやすい生き物である。
力強く生きている、鳥、動物、昆虫、樹木、植物たちの世界に入っていくことで、人間も知らず知らず、元気をもらってしまうのである。
それは雨の日でも、同じことである。
雨の日も山のバイタリティーはかわらず、空気の美味しさも変わらない。
その事実に私はこのたび、はっきりと気づいてしまった。
そうこう思いながら四号路から登っていき、高尾山の山頂に到着した。
山頂の大見晴台園地からの風景は、雨のため、真っ白だった。
しかし雨だったが、山頂の三つの茶屋、曙亭、大見晴亭、やまびこ茶屋は、すべて営業していた。
で、かけそばでも食っていこうかとしばし迷っていたのだけど、それぞれのかけそばの料金は、曙亭は700円、大見晴亭は610円、やまびこ茶屋は750円、というふうになっているようだった。
つまり大見晴亭が、かけそばは一番安いようであった。
しかし結局、かけそばは、食べずに下山した。
下山では三号路で下山しようと思ったが、途中で気になる道があったので、その道を歩くと、裏道から、薬王院に出ることになった。
その道もすでに歩いたことがある道ではあったが、念の為に歩いてみた。
気になる道、知識があいまいな道は、積極的に歩いてみたいと思うのだ。
で、薬王院をへて、一号路で下山した。
雨の中、ぐいぐい歩き、比較的早く、下まで降りた。
今は高尾山、スタンプラリーをやっているらしい。
それでまた、高尾山に来る理由ができた。
スタンプラリーはすでに何度もやっているが、今年もまた、すべてのスタンプを揃えようかと思う。
さて雨に降られたため、とても寒い思いをした。
こんなに寒いのに、自動販売機では、ホットの飲料がもう売っていない状態なのが、残念だ。
帰り道で、また立川駅のコンビニで、ホットのお茶と、それとおにぎりを三つ、購入した。
そして最寄駅に帰ってきた。
駅前のセブンイレブンで、日清のカップラーメン、ビックサイズのシーフードヌードルと、ビックサイズの醤油味ヌードルを購入した。
そして家に帰ってきた。
家に帰ってきて、まずは米を四合炊いた。
そして、カレーを作った。
そしてカレーができるまでの間に、おにぎり三つを貪り食った。
さらにハムチーズクロワッサン二つも、貪り食った。
カレーができてからは、カレーライスも食った。
その後、DVDを鑑賞した。
全編後編のボクシングの映画を、一気に全部観た。
森山未來が主演のやつである。
そして今に至る。
健康状態にちょっと不安があり、体調があまり良くないので、だから仕方なく、今日も登山にいくことにした。
健康になるためには、登山が一番である。
しかし現在、仕事をしていないニート状態になってしまっており、本来であれば、勉強して、求職活動して、ということに精を出さねばならないのだが、どうもそういう、しなければいけないことを、全部放り出してしまい、やりたい放題やっている。
そんな毎日に、なりつつある。
しなければいけないことと、したいことがあり、本来はすべきことをしっかりとこなす必要があるのだが、それらを全部をおっぽりだして、ひたすらやりたい放題やるような感じの雰囲気になってしまっているのは、実に困ったものである。
昔、大学受験で浪人していたときのことを、思い出す。
そのときも浪人生なので受験勉強を最優先でしなければいけないにもかかわらず、どうもやりたいことばかり優先してしまい、つまり漫画を見続けたり、友人と酒を飲みに行ったりとか、魚釣りをしたり、キャンプをしたりとか、そんなことばかりをやってしまい、勉強はいつも、「明日からやろう」などと、うそぶいていたあの頃に、すっかり戻ってしまったような気配である。
今もまた、やるべきことは、「明日やろう」「そのうちやろう」などとうそぶいてしまい、そして実際、現在は、今は、今この瞬間は、やりたい放題やってるだけである。
だからせめて、酒は飲まないようにしたい。
コーヒーも飲まないようにしたい。
そんなふうに、思うのであった。
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