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火渡り 青梅成田山 清宝院例大祭(2022年8月15日)
投稿日
2022/08/15
8月15日にある、青梅の火渡りイベントのことが、ずっと気になっていた。
青梅駅前や、駅の構内などで、そのイベントのパンフレットが貼られていた。

そしていよいよ、当日。
この日、僕は朝六時半くらいに起きた。
本来は、起きてすぐ、青梅丘陵ハイキングコースで、ハイキングをするところだが、この日は、財布の中には、四百円しか入っていなかった。
だから、ATMでお金をおろす必要があった。
で、ATMでお金を引き出す場合、何時からなら無料になるのか、わからなかったので、ひとまず、しばし家で過ごすことにした。
早朝にお金を引き出してしまうと、手数料を取られるかもしれない。
それは嫌なので、平日の、手数料のかからない時間帯に、お金をおろしたいと思った。

そしてまず、朝八時半くらいまで家で過ごし、それから駅前のATMに行って、お金を一万円だけおろしてきた。
一週間で、一万円。
その金額で、生活するようにしている。

それでお金をおろして、まず、業務スーパーで、買い物をしてきた。
三パックの納豆が、43円くらいと、激安なので、その三パックの納豆を、五個購入した。
さらに、一キロで、370円くらいの、安いキムチも購入した。

それで一度家に帰ってきて、家で読書をしたり、DVDを観たりした。
で、きりの良いタイミングで、時計をみると、12時30分だった。

で、青梅の火渡りイベントは、13時30分からなのである。

それで自然と、火渡りイベントに行ってみよう、という流れになった。

火渡りイベントは、以前に高尾山のものを、見物したことがある。
しかし今回の青梅の、清宝院での火渡りイベントは、高尾山のそのイベントに比べると、かなりこじんまりとしたものであった。
しかし、とても近くで火渡りイベントが見れて、とてもよかった。
火渡りを、させてもらうこともできた。
裸足で火渡りするのだが、足の裏に、熱さはほとんど感じなかった。
入口と出口には、塩らしきものがおかれていて、その塩を踏んで、火渡りして、そして、出口の塩も踏んで、退散する、というようなものだった。

高尾山の火渡りイベントに比べ、かなりアットホームな感じであった。
高尾山の場合だと、見物人が気軽に火渡りできるようなものではなかった。
火渡りしたいのであれば、事前に予約をして、何時間も並ばなければいけなかった。

青梅の火渡りは、お寺の住職も、すごく近くにいて、色々と解説しながら、イベントを進めていた。
それで、なかなか良い火渡りイベントであったと思う。

火渡りしたときは、足の裏はほとんど熱くなかったが、終わってから、足の裏に、熱さを感じ続けている。
やっぱりそれなりに、熱い土の上を、歩いたようである。
しかし、火傷するほどのものではなかった。

気軽に火渡りに参加できるのだが、女児なんかは、土があまり熱くなかったらしく、かつ、足の裏で、熱さをしっかり感じたかったみたいで、なんとも、とんでもなくゆっくりと、火渡りの道を歩いた。
そんなにゆっくり歩くと、危険なのではないか。
さすがに、足の裏が、火傷するのではないかと思った。
行者衆も同じように思ったみたいで、その女児の後ろから、「ほら、早く、早く」とばかりに追いかけて、ゆっくり歩く女児をせかした。
その後ろからくる女児もまた、ずいぶんゆっくり歩いていた。
せっかく火渡りを経験するのだから、足の裏を大ヤケドしてしまうくらいの、強烈な経験を、女児衆はしたかったらしい。

13時45分ごろにスタートした火渡りイベントは、もろもろ、15時くらいに終わった。
僕は終わってからも、ずっと境内で、ぐずぐずしていた。
なぜかというと、境内で、焼きそば、たこ焼きと、肉の串焼きなんかの、出店が出ていたからだ。
で、すっかり客がいなくなったので、出店の人から、「おい、あんちゃん、よかったら、食べていきな。無料でいいぜ」などと、粋な声がけをしてもらえるのではないかと、期待していたのである。

だって、出店では、焼きそばも、たこ焼きも、肉の串焼きも、余っていたのである。
で、もうすでに、ほとんどの客は、立ち去っていた。
だから、売れ残りの処分に困るだろうと、僕は思ったのだ。

それで、「あんちゃん、腐らせるのも勿体ないので、食っていきな。無料でいいぜ」と、言ってもらえるのを、ずっと待っていたのだが、しかし、いつまで待っても、そのような、粋な声かけは、してもらえなかった。
だから仕方なく、空腹のまま、その場を後にした。

家に帰ってきてから、納豆ごはんを食べた。
納豆三パックと、長ネギと、あと、大量キムチを、ごはんに載せて食べた。
とても、美味かった。

ずっと気になっていた青梅の火渡りイベントに、幸いにも行くことができた。
行くつもりはなかったのだが、運命的な流れで、行くことになった。
そのイベントを見て、いろいろと見聞して、いろいろと刺激を受けた。

行って良かったな、行って正解だったな。
そのように思っている。
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