変な夢
投稿日
2024/10/20
2024年10月20日。日曜日。11時48分。青梅駅。電車の中。青梅丘陵のハイキング終了。この日は青梅丘陵で、トレランの大会をしていた。(たぶん、第16回 TOKYO Jr TRAILRUN)
「無視したでしょ?」女が怒っている。
「はあ? 誤解だよ! 無視なんかしてないよ!」
みんなで旅行に行っていた。するといきなり、みんながよそよそしくなった。その原因は、ある女性を私が無視したためであった。しかし私は無視した覚えなんかない。
「じゃあ喋ろうよ。いっぱい喋ろうよ。いや喋りたい! いっぱい喋りたい!」
無視なんかしていない、それは誤解であることを、女に一生懸命説明した。
女の表情が、和らいでいく。
なんとか女の怒りは鎮まりそうである。
みんなのよそよそしい態度も、もとの親しい態度に戻りそうだ。
なんなら、
「もしまた無視したら、〝無視すんな!〟って怒鳴って、俺をひっぱたいてくれたって、構わないから!」
女の怒りを鎮めるため、そこまで言ってのけようとしたが、そこまで言うと、もう絶対に無視できなくなってしまうので、それはそれでまた困るかもしれないと思って、そこまでは言わなかった。
なんだこの夢? 夢には意味があるというが、なんだこの夢? これになんの意味があるの?
それは嫌な夢ではなかった。私は嫌な夢ばかりを見るのだが、今回の夢は決して、嫌な夢ではなかった。
なぜかというと女性は私が「無視した」ことで怒っているのである。
つまり私と話したがっているのである。
なのに無視されたから、女性は怒っているのである。
つまり私はモテているのである。
だからこの夢が嫌な夢であるわけがなかった。
朝目覚めた時は、この夢を見た直後だっただけに、全部覚えていた。
なんだこの夢?
と思って、苦笑いをしたものだ。
夢にはすべて意味があるというが、この訳の分からない夢に、一体なんの意味があるというのか。