伊豆ヶ岳の登山レポート
イベント日時
2019年5月11日(土)
報告者
MK
2019年5月11日、女性2人、男性2人で秩父の伊豆ヶ岳に登りました。
待ち合わせ場所は正丸駅で、待ち合わせ時間は9時20分です。
待ち合わせ場所に集合して、軽く自己紹介をしたあとに、さっそく登山を開始しました。
今回のメンバーは千葉からこられた四十代の女性のIさん、埼玉の三十代の女性のTさん、東村山市の四十代の男性のYさんです。
Iさんとは初対面です。
登山に申し込みするのはとても勇気が必要だったとおっしゃっていました。
どんな人が来るかわからないので、不安だったようです。
しかしホームページを見て、真面目に登山をしているサークルのようだと判断して、今回来て頂けたようでした。
Tさんとはお会いするのは三回目で、Yさんとは十回くらいは登山をご一緒しています。
正丸駅から登山を開始して、ゆっくりペースでまずは正丸峠分岐まで移動しました。
最近は登山の開始前に地図をみなさんにお配りしています。
今回は、みなさんその地図をよく見てくれました。
道の分岐のたびに地図を取り出し、現在地を確認していました。
Yさんは登山アプリのヤマップを使っていました。
私は地図アプリの地図ロイドを使って、ちょくちょく現在地を確認しました。
Yさんは最近登山を積極的にされているみたいで、つい最近聖岳に登ってきたとのことでした。
この冬は、雪山登山を5回ほどしたとのことです。
Yさんが他の人としている会話を小耳にはさんだのですが、どうやらYさんは他の登山サークルにも所属されているようです。
そのサークルは活動停止中だったのですが、最近活動を復活したらしく、最近はそちらの登山サークルへの参加を積極的にされているようです。
どうやら親しいお友だちがされている登山サークルのようです。
おそらく聖岳もその登山サークルで行ったのではないかと思います。
来週には、南アルプスの、カラダケというような名前の、百名山の山に登るそうです。
Yさんのお友だちがされている登山サークルは、とても本格的な登山をされているようです。
登山の話に戻ります。
正丸峠峠分岐に到着したわれわれは、そこから延々と坂道を登り、五輪山に到着しました。
五輪山でしばし休憩して、伊豆ヶ岳の山頂にむけて出発しました。
この日はとても良い天気で、伊豆ヶ岳登山の人たちはたくさんいました。
高校生の登山部らしき人たちの姿も見かけました。
Iさんは登山経験はあまりないようですが、週に一度、七キロほどのランニングをされているとのことです。
そのため体力面はまったく問題ないみたいでした。
Tさんは中学生の頃にはテニスをされていて、その後、高校と大学ではバトミントンをされていたそうです。
最近はあまり運動をされていないとのことでしたが、なかなか体力のある方で、Tさんもまた体力面はまったく問題なしのようでした。
Yさんは北アルプスの槍ヶ岳にも登ったことがあり、そのほかにも北アルプスや南アルプスの山々にも積極的に登られていますので、登山に慣れていて、体力もとてもあるようです。
槍ヶ岳に登ったときは一泊二日で登ったらしく、上高地から槍ヶ岳山頂まで、10時間くらいかけて一気に登ったとのことでした。
登山の話に戻ります。
五輪山を出発して、伊豆ヶ岳山頂まで、歩きました。
坂道がえんえんと続く、なかなかハードな道のりでした。
伊豆ヶ岳山頂に到着すると、たくさんの人たちが腰を下ろして休憩していました。
わたしたちは山頂の標柱で写真を撮影したあとに、山頂の開いているスペースで食事休憩をしました。
ブルーシートを敷いて、30分程度の食事休憩をしました。
休憩中はのんびり楽しく会話をしました。
食事休憩のあと、登山を再開しました。
ここからは縦走です。
古御岳、高畑山と、山々を縦走しました。
中ノ沢ノ頭(イモグナの頭)というピークもあるみたいでしたが、二年前にツキノワグマが出たとのことで、ロープで道が塞がれていました。
イモグナの頭にも行ってみたかったのですが、ロープで道をふさがれてしまっていたので、そこに行くのは断念しました。
ただ二年前にツキノワグマが出たからといって、いつまでも通行止めにしておくのは、どうなのだろうかと疑問に思います。
ツキノワグマが生息しているエリアだったら、どこでもクマの出没の可能性はあります。
二年前に出没した一角だけ通行止めにしても、あまり意味がないような気もします。
しばらく歩くと、天目指峠に到着しました。
それからさらに歩き、足腰の神様を祭っている寺の、子ノ権現(天龍寺)に、到着しました。
そこには自動販売機もあり、お手洗いもあり、アイスクリームや、その他の土産物などが売られています。
われわれはお手洗いを済ませてからアイスクリームを食べたり、コーラを飲んだりなどして、登山の疲れをしばし癒しました。
その後に、子ノ権現の奥のほうに行きました。
大きなワラジの像や、大きな下駄の像が目を楽しませてくれました。
上のほうにいくと、鐘もあります。
鐘は突き放題です。
われわれは全員、鐘を突きました。
ゴーンと大きな音が寺中に鳴り響きました。
スカイツリーが見える眺望スペースもあります。
そこでスカイツリーを探しましたが、残念ながらスカイツリーを見つけることはできませんでした。
天龍寺の奥のエリアから戻り、大きな拝殿でお参りをしました。
拝殿前の広場スペースでは、小さなワラジに紙がつけられて、たくさん結ばれていました。
それを見てみると、足腰に関する願いごとがたくさん書かれていました。
足腰の病気を治したいとか、マラソンで良い記録を出したいとか、そのような願いごとを確認できました。
その小さなワラジを見てTさんは「これすごく可愛いですねー」とおっしゃっていました。
子ノ権現はやはり足腰の神様を祭っている場所であるため、足腰に関する願いごとがある人は、たくさんここを訪れているようです。
「今度足骨折したらここ来たいですね」と、Tさんが言って、「いやいや、足骨折したら来れないでしょ」という話になり、「いやでも車でも来れるみたいなので大丈夫ですよ」といったようなやり取りもありました。
子ノ権現でしばしすごしたあとに、吾野駅に向けて出発しました。
その道のりで、6月15日の高尾山ビアガーデンの話もあり、その場でYさんが6月15日の参加表明をしました。
吾野駅に向かう道の途中で、4匹くらいのサルを見かけました。
吾野駅に向かう途中で、浅見茶屋という茶屋があります。
うどんが名物のようです。
「うどん食べていきますか?」と提案してみましたが、この日は浅見茶屋は休業日のようでした。
のんびりと会話をしながら吾野駅までの道のりを歩きました。
吾野駅が今回の登山のゴールです。
吾野駅でお疲れさまでしたの挨拶をしました。
そのあと、Iさんが温泉に入って帰りたいとおっしゃっていたので、西武秩父駅の祭の湯まで、私はIさんとご一緒しました。
祭の湯の入り口までご一緒してから、そこからは別行動です。
そこでIさんとあらためて、お疲れさまでしたの挨拶をしました。
その後、温泉に入って、サウナに入って、水風呂に入って、二時間くらい祭の湯で疲れを癒したあとに、帰路につきました。
今回の登山はそのような感じでした。
なかなかハードな道のりもいくつかあったのですが、今回はのんびり、ほのぼのとした、とても楽しい登山でした。
大自然の中をたっぷり歩いて、たっぷり汗を流し、心も体もリフレッシュです。
たくさんの種類の花の姿も目にしました。
とても充実した登山と交流の一日になりました。