登山サークル アウトドアチャイルド

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大菩薩嶺の登山レポート
イベント名
大菩薩嶺の登山
イベント日時
2019年7月6日(土)
報告者
MK
2019年7月6日、女性1人、男性2人で大菩薩嶺に登りました。
待ち合わせ場所は甲斐大和駅で、待ち合わせ時間は9時10分です。

私は少し早めについて甲斐大和駅の近くのコンビニで大盛りナポリタンを食べ、ウーロン茶を飲みました。
そして待ち合わせ時間が近づいてから、待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせ場所で、男性のHさん、女性のGさんと合流しました。
みなさんに本日の地図を渡して、軽く自己紹介をしあいました。

上日川峠行の9時20分のバスに乗る予定でしたが、バスはもういっぱいになってしまっていて、運転手の方が「次のバスに乗ってくれないか」と相談をされました。
通常の椅子はみんな座っており、真ん中の椅子もすべて使われていました。
もし私たち三人をバスに乗せる場合は、真ん中の椅子に座っている人に立ってもらってスペースを空けて、私たち三人がそのスペースに入ることになります。
運転手の方は乗っている人に「立ってください」とは言いにくいみたいで、私たちに「次のバスに乗ってくれませんか?」と相談に来たわけです。
そのバスは比較的小さいバスでした。

甲斐大和駅から上日川峠まで45分くらいバスに乗ります。
その間ずっとぎゅうぎゅう詰めのバスの中で立っているのも大変なので、HさんとGさんと相談して、次のバスに乗ることにしました。
運転手の方はほっと一安心されていました。

次のバスは30分後の9時50分です。
私たちはいったん近くのコンビニに移動しました。
Gさんはコンビニで何か買い物をされているようでした。

9時30分くらいになって再びバス停のほうに移動しました。
9月40分くらいまで待っていると、今度は大きいバスがやってきました。
そのバスを見て、「前のバスもこのくらい大きかったらよかったですね」と、Hさんが言っていました。

我々はそのバスの前のほうに座りました。
そのバスはガラガラでした。
隣のスペースにザックを置いても、まったく問題ありませんでした。

この日は微妙な天気でした。
一日中、曇りでした。

私は大菩薩嶺はもう10回くらい来てると思います。
この日の運転手の方も、何度もお見かけしています。

本来は人の多い上日川峠行のバスですが、この日は天気予報が晴れではなかったので、あまり人は多くないようです。
私たちの乗ったバスは、半分くらいは空席の状態で出発しました。

バスに乗って45分後くらいに上日川峠に到着しました。

その近くのトイレでお手洗いを済ませて早速登山開始です。

Gさんはこの日が初めての登山のようでしたが、二十代の若い方で、体力にはまったく問題がないようでした。
なんでもGさんは8月にお友だちと富士山に登ってくる予定のようです。
山小屋を利用せずに登るようです。
山小屋を利用せずに富士山を登るのは大変だろうとは思ったのですが、Gさんは若くてとても体力がありそうだったので、それでも問題なく登れてしまうのかもしれません。
夜に五合目を出発して、山頂でご来光を見て、そのまま下山するという強行スケジュールで富士山に登ってしまう人は、かなりたくさんいるみたいです。
私は富士山のことをいろいろと調べていましたので、「水をたくさん飲んだほうがいいですよ」とか、「ゆっくり歩いたほうがいいですよ」とか、「食欲がなくなったときのためにゼリー飲料なども持っていくと良いですよ」など、いろいろとアドバイスをさせていただきました。

上日川峠を出発して、福ちゃん荘をへて、唐松尾根を登り、雷岩に到着しました。
景色は霧で真っ白でした。
大菩薩嶺本来の見事な景色は、この日は残念ながら見れませんでした。

雷岩から10分ほど歩き、大菩薩嶺の山頂に到着しました。
HさんとGさんはそこの標柱の写真を何枚かスマホで撮影されていました。

見晴らしの無い大菩薩嶺の山頂を後にして再び雷岩のところに戻りました。
そして雷岩をすぎたところにある空いているスペースでブルーシートを敷いて、お昼休憩にしました。

Gさんはきちんと正座して食事していました。
Hさんはパンをたくさん食べていました。

それとHさんはとても美味しいチョコレートもふるまってくれました。

Hさんは最近、山ごはんにこっているようです。
登山歴はまだ一年未満のようです。
北八ヶ岳の北横岳や、蓼科山などは登られたようです。

Hさんは次の週の土曜日には会社の仲間たちと高尾山で山ごはんがメインの登山をするそうです。
小仏城山あたりで、豪勢に山ごはんを作って、みんなで楽しく食事する予定のようです。

Hさんは最近とてもよく参加してくれている方で、サークル運営にもとても協力的な方です。

この日も前日まではドリップ式の本格的なコーヒーを山頂でみんなにふるまうことを検討されていたみたいです。
家でもコッフェルでゴハンを炊いてみたりなど、山ごはんの研究をされているようです。
なんでもユーチューブの動画を見ながら、山ごはんを勉強されているとのことでした。

食事休憩が終わってから、登山を再開しました。

途中通りがかった賽ノ河原の避難小屋では、中で何人かの方たちが休憩されているみたいでした。

そういえば、ここまで来る道で、大きなグループを追い抜かしたのですが、その人たちは甲斐大和駅で9時20分のバスに我々が乗れなかったのを見てたみたいで、「もう追いついたんですか?早いですね!」と、驚いていました。

そのグループの方たちとは抜いたり抜かれりで、三回くらいお見かけしました。
そのたびに、「もう行かれたんですか!早いですね!」など、挨拶がわりの短い会話を何度か交わしたりしました。

賽ノ河原を過ぎて、介山荘に到着しました。

「早いですね!」のグループの方たちは介山荘でラーメンなどを注文して、長い休憩を取っているようでした。
我々は食事はすでに済ませてしまいましたので、軽く介山荘で売られているものを眺めてから、すぐに登山を再開しました。

そこまで来るともうゴールはすぐです。

40分ほど歩くと、福ちゃん荘に戻ってきて、さらに20分ほど歩いて、上日川峠に戻ってきました。

バスは15時からのバスがあるみたいで、そのときはまだ14時15分くらいでした。

それでロッヂ長兵衛の前のテーブル席に座って、富士山の話など、いろいろとおしゃべりをしながらバスを待ちました。

15時の15分前くらいにバスが到着しました。
そのバスに乗り込みました。

そういえば、そのときにも「早いですね!」のグループの方たちをお見かけしました。
そのグループのリーダー的な人が「〇〇さんは、もう帰るんだよね!ほかの人はみんな温泉行くよね?」と聞いていました。
そのグループは10人以上いましたが、1人を除いて、みんな温泉に入って帰るみたいでした。

我々は初対面同士でもありますし、Gさんは女性一人でしたし、あまり温泉に寄るような雰囲気でもなかったので、私は温泉のことは口にしませんでした。

きっとその大きなグループは何度も登山を一緒にして、みんな気心が知れている感じになっているに違いありません。
リーダー的な人は60近いくらいの年配の方みたいでした。
女性のほうが少し多い感じのグループのようでした。

15時にバスが出発しました。
その大きなグループの人たちは、やまと天目山温泉で下車しました。

我々は甲斐大和駅に戻ってきました。

電車は20分後くらいに来るようでした。
我々は駅のソファーに座って、電車を待ちました。

電車が来る時間が近づいたので、プラットフォームに下りました。

電車が来ると、みんなで電車に乗り込みました。

Hさんは明日の高尾山のサークル登山にも参加してくれます。
家は千葉です。
Hさんは大月駅で下車して、特急で帰るとのことでした。
それで大月駅でお疲れさまでしたの挨拶をしました。

Gさんとは、高尾駅までご一緒しました。
そして高尾駅でGさんとはお疲れ様でしたの挨拶をしました。

この日の登山はこんな感じでした。
この日は一日曇りで、大菩薩嶺の本来の良い景色は見ることはできませんでした。

Hさんは今回で4回目の参加だったと思います。
翌日の高尾山もご一緒したので、5回参加していただいたことになります。
もう立派なベテランです。
大変ありがたい話です。

Gさんも明るくて控えめで、とても良い方でした。
Gさんは今回が初めての参加になります。

今回は初心者コースで、HさんもGさんも体力があり、登山のほうはすぐに終わりました。
良い景色も見れなかったわけですが、それでも標高2000メートル付近を歩くのは、かなり快適でした。
心も体もたっぷりとリフレッシュできた気がします。

サークル登山のほうは、これまで三週連続雨で中止になってしまっていましたが、今回は久しぶりにサークル登山ができて、とても満足しました。
サークル登山をして、人と接することで、自分が見えてきます。
私は普段在宅勤務で仕事しているので、誰にも会いません。
家で一人で仕事する毎日は、自分の視野をどんどん狭くするような気がします。
サークル登山でHさんとGさんとたっぷりコミュニケーションすることで、自分という人間がよくわかります。
自分の長所や欠点、気の利かない部分とか、ワガママな部分とか、そういったものが明らかになります。
自分はもっとこうしたほうがいいという改善点もよく見えます。

そういう意味ではやはり人とのコミュニケーションってすごく大事だなと思いました。
人とのコミュニケーションの中で、人は成長していくものなのではないかと思ったりもしました。

この日はちょっとあまりにも自分の話ばかりをしすぎました。
自分の話ばかりで人の話を聞くということがあまりできませんでした。

私ばかり日ごろのうっぷんをこの日に晴らしたような感じになり、ちょっと申し訳ないなという気持ちにもなりました。

私が主催している登山サークルなので、ちょっと私自身調子に乗りすぎてしまい、好き勝手にふるまってしまいすぎるような気もしました。
みなさん私に合わせてくれるので、私は私の欠点や、改善すべて点などに、気付きにくいようにも思いました。

その点は気をつけないとなと思います。
7月や8月に富士山ツアーのアルバイトをします。
そういう場では自分主催のサークル登山のような、ワガママ放題、好き勝手が許されるはずがありません。
そういうアウェイな感じの場でアルバイトをして、自分の欠点や悪いところ、改善したほうが良いところにたくさん気づいて、たくさん成長できればなと思います。

自分がたくさん成長していくことで、よりみなさんと楽しく登山できるようになるといいなと思います。
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