登山サークル アウトドアチャイルド

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高尾山(小仏峠コース)の登山リポート
イベント名
高尾山(小仏峠コース)の登山
イベント日時
2017年11月12日(日)
報告者
MK
2017年11月12日の高尾山の登山は女性1人、男性3人での登山になりました。
女性Oさんは初参加で、男性Sさんは2回目の参加、男性Yさんは6回目くらいの参加になります。

わたしはこの日は5時に起きてから支度をして、外出しました。
待ち合わせの駅の高尾駅に到着したのは、7時30分くらいだったと思います。
今回の待ち合わせは高尾駅北口の改札口付近で9時です。

高尾駅に到着してから、モスバーガーで食事をして、登山の本を読んでいました。
登山の本は、「関東で日帰りできる山」というような内容の本です。

モスバーガーでお手洗いを済ませてから、8時30分くらいに待ち合わせの場所に向かいました。

今回は、JR高尾駅北口からバスに乗り、小仏バス停で降ります。
そしてバス停から小仏峠に行き、小仏城山、一丁平、もみじ台とへて、高尾山の山頂に登るというルートです。
下りの道は特に決めていません。
高尾山がはじめての方がいれば、一号路から下ったほうが良さそうですし、高尾山が初めてではない人ばかりであれば、6号路などで下山するのも良いでしょう。
下山のコースは、みなさんとご相談しながら決めればいいかな、と思っていました。

バス乗り場は、たくさんの人が並んでいました。
紅葉シーズン真っ盛りの高尾山に登る人は、ものすごく多いようです。

ふとスマホを見ると、着信と、留守番電話が入っていました。
留守番電話を聞いてみると、今回参加予定の女性Mさんからの連絡でした。
電車に一本乗り遅れてしまい、到着は2分か3分くらい遅れる、とのことでした。

JR高尾駅北口の改札口付近はたくさんの人がいました。
わたしはなるべく人の邪魔にならない場所を見つけて、手に「アウトドアチャイルド」と書かれた紙をぶら下げて、みなさんを待ち構えていました。
来る人、来る人、「アウトドアチャイルド」の紙にチラリと目を向けてから通り過ぎていきます。

しばらく待っていると、女性Oさん、男性Sさん、男性Yさんがやってきました。
2、3分遅れると言っていた女性Mさんはなかなかやってきません。
ふとスマホを見ると、9時5分くらいに着信が入っていました。

これは、高尾山口駅と間違えた、というパターンか?

JR高尾駅の北口で待ち合わせをする場合、高尾山口駅と間違える方が、毎回必ず何人かいます。
わたしは女性Mさんに電話をしてみました。
するとやはり、高尾山口駅のほうに行ってしまわれたようでした。
そして「お待たせするのも申し訳ないので、今回はわたし一人で登ります。またの機会によろしくお願いします」とのことで、今回はMさんとはご一緒することができませんでした。

今回は女性1人、男性3人での登山です。
バスが出る間際の時刻だったので、自己紹介は後回しにして、とりあえずバス停で並びました。
しかしあまりにも人が多くて、バスに乗ることができず、結局次のバスまで待つことになりました。

そして20分後にバスに乗り、小仏バス停まで移動して、そこで下車しました。
そしてバス停のところで、一人ずつ自己紹介をしました。

女性一人になってしまいOさんには大変申し訳なかったのですが、それを気にされる様子もなく、とても上機嫌な態度を見せて頂けました。
Oさん、とても感じの良い方でした。

男性Sさんは、小学校の先生をやられている方で、とても感じの良い方です。
以前は、塔ノ岳のイベントで、Sさんと二人だけで登山をして、その後にとんかつ屋もご一緒しました。
今年の6月から登山をはじめたばかりにも関わらず、もう北アルプスの槍ヶ岳や、白馬岳などに登っているとのこと。
登山への意欲が非常に強い方で、ゆくゆくはエベレストにも登る予定とのことでした。

男性Yさんは、見た目インドア派な感じで、大人しい感じのイメージの方です。
お仕事は経理のお仕事をされています。
すごく大人しい感じの方ではあるのですが、実はけっこう山好きで、八ヶ岳とか、立山などに、よく行くのだということは、常々知っていました。
だから私は、「Yさんて、意外にも山好きだったんですねー」と、以前に思ったものです。

そして今回、久しぶりにYさんとお会いしたのですが、Yさん、とうとう北アルプスの槍ヶ岳にも登られたとのことでした。
ハシゴを登って槍ヶ岳の山頂に到着して、バンザイをして喜ぶYさんの姿の動画を、見せてくれました。
その動画は、Yさんの山友が撮影したとのことでした。

Yさん、とうとう槍ヶ岳に登ったかー。
久しぶりに見たYさんは、かなり山男になっていました。
槍ヶ岳に登った自信からか、なんかちょっとワイルドになってる気もしました。
なんか性格か、前よりも明るくなった気がします。
Yさんは確か、今は43歳くらいだと思います。

小学校の先生をされている男性Sさんはおそらく45歳ではないかと思います。

女性Oさんが今回は一番お若いと思うのですが、今回はたぶんみなさんわりと同年代なのかなと思います。

小仏バス停から、小仏峠までの道のりは、なかなかハードでした。
そして、たくさんの人とすれ違いました。
普段はその道、あまり人がいない道なのですが、紅葉シーズン真っ盛りの高尾山の人の数は、凄まじい数のようです。
バス停の混雑ぶりでも、それを伺い知ることができます。

Oさん、すごく話しやすい方でした。
わたしはついついOさんを独占して話し込んでしまいました。
普段はあまり女性と話せないタイプの男性Yさんなのですが、今回はOさんとすごく話していました。
Yさんはやはり槍ヶ岳に登って、一皮むけたような感じがします。

男性Sさんも、Oさんととても楽しそうにしゃべっていました。

小仏峠から小仏城山に到着しました。
いつもはガラーンとしている小仏城山ですが、今回はたくさんの人がいて、空いてるテーブルを見つけるのに苦労するくらいでした。
小仏城山の茶屋のテーブルに座って、ちょっと長めの休憩をしました。
Oさんがとても明るくて、話しやすい方だったので、初対面同士の山行とは思えないほどに、すごく打ち解けた感じで、みんなで楽しく話をすることができました。

小仏城山で休憩したあと、一丁平で少しまた休憩して、一番紅葉がキレイな場所と思われるもみじ台に行きました。
もみじ台はたくさんの人がいました。
わたしたちはもみじ台の茶屋で食事をしようと思ったのですが、座る場所がほとんど埋まってしまっていて、私たち四人はけっきょく一列になって座るはめになりました。
女性Oさん、男性Yさん、男性Sさん、わたし、という風に座りました。
Oさんの前に座っていた人がその場所を離れたときに、わたしはすぐにそちらに移動して、Oさんの目の前の席をゲットしました笑

茶屋でトロロそばでも食べようかと思ったのですが、注文をする人の列ができていて、そう簡単には注文できそうにはなかったので、トロロそばは諦めました。
わたしは持参したカステラを食べました。
みなさん、それぞれ用意されてきたオニギリなどを食べておられました。

男性YさんはOさんとすごくしゃべっていました。
これほどいきいきと女性と話をしているYさんの姿は初めてみました。
毎回いつもYさんは、あまり女性と話しませんし、話しても、声が小さくて、ぼそぼそと話す感じでした。
しかし今回は、すごく活き活きと話をされていました。

男性Sさんも積極的に話はするのですが、とても控えめな方です。
基本的には聞き役にまわることが多いようでした。

Sさんは大学を二回卒業されているとのことです。
法学部と、教育学部で、勉強されたようです。
そして45歳くらいの方だと思うのですが、大学院に行く予定もあるとのことです。
そして山は、ゆくゆくはエベレストにも登られる予定らしく、そのために英語も勉強しておくつもり、とのことでした。

Sさんは小学校の先生をされている方なのですが、もともとは外資系の会社でシステムエンジニアをされていたそうです。
そのため、英語はすでに、読み書きなら、できるとのことでした。
元システムエンジニアで、現在は小学校の先生。
今後大学院にも進む予定で、エベレストにも登る予定という、とてもバイタリティーのある方です。
とても控えめで、柔らかい物腰の方なのですが、その内面にはメラメラと青い炎が燃えている、という感じの方です。

高尾山の山頂は、やはりものすごい数の人がいました。
渋谷か!と、突っ込みたくなるような、すごい数の人です。
紅葉シーズンの高尾山の大人気っぷりを見せつけられました。

今回はみなさん、高尾山は何度も来られているとのことでした。
それで相談した結果、6号路で下山しようということになりました。
しかし下山を開始してみると、現在6号路は通行止めになっている、とのことでした。
おそらく人が多すぎて、狭い6号路を通ると、渋滞を起こしてしまう、というような理由なのではないかと思います。

で、わたしたちは、3号路を歩くことにしました。
3号路の終わりには、1号路に合流します。
今回は3号路を経由して、1号路で下山、という形になりました。

大事な出来事を忘れていました。
小仏城山から一丁平に向かう途中の見晴台のようなところで、わたしは女性に話しかけられました。
「MKさんですよね?わたし今日参加させていただく予定だったMです」とのこと。
待ち合わせ場所で、高尾山口駅にほうに行かれてしまって、今回はご一緒できなったMさんと、そこでばったりと出くわしました。

無事合流できましたね!

と、今回はそういうわけにはいかず、「じゃあまたご縁がありましたらよろしくお願いします!」と言って、Mさんは去って行きました。
それを見て男性Yさんは、「MKさんの顔を見て、イヤだったんじゃないの?」と、失礼なことを言ってきました笑

いやいや、イヤだったら、声をかけて頂けなかったはず。
そもそもMさんは、高尾山口駅からそこまで来たはずで、ここで合流してしまうと、また元来た道を戻ることになってしまう。
それではつまらないので、だから今回は合流をされなかったのだろう。
私の顔とは全然関係ないはずです!笑

一号路で下山して、やがてケーブルカー乗り場のところに到着しました。
そのあたりも、実に紅葉がきれいでした。
紅葉が一番キレイだとされているもみじ台に匹敵するほどに、登山の入り口であるその場所の紅葉は、とてもキレイな紅葉でした。

四人で和気あいあいとお喋りをしながらの今回の山行、3時間か、4時間程度という、とても短い道のりでした。
しかし比較的たっぷりと休憩時間を取りながら、ゆっくりとした足取りでの登山になりました。

短いコースの場合は、交流の時間も短くなってしまいがちです。
こういう場合は、たっぷりと休憩をとりながら、ゆっくりと歩くと良いかもしれません。
そしてこういう短いコースのときにこそ、登山のあとには軽いお疲れ様でした会などをすると、良いのかもしれません。

今回はとても和気あいあいとした感じで、女性Oさんもすごく上機嫌に見えました。
Oさんがとても話しやすくて、楽しい方だったので、男性陣もとても楽しめたと思います。

下山してから、「これから、軽くお食事でもしませんか?」
と、よっぽど提案しようかと思いました。

しかし女性はOさん一人だけですし、とても上機嫌には見えるものの、実はとても気を使ってらっしゃるのかもしれません。
女性のコミュニケーション能力はすごいもので、内心とても気を使っていても、見た目はとても楽しそうに見えることもあります。

あまり長々とお付き合いいただくよりも、今回はスパッと終了して、ちょっと物足りなかったかな、くらいの感じで終わったほうが、いいような気がしました。
いかんせん、女性がお一人だけになってしまったため、色々と気を使わせてしまっている可能性もあります。

最後に「食事をしませんか?」とご提案すると、「いいですよ!」と言ってくれそうな感じはしましたが、それがご負担になってしまうと申し訳ないとも思いましたので、今回は高尾山口駅に到着してから、イベントは終了、という形にさせていただきました。

今回は四人での登山で、和気あいあいとお喋りをしながらの登山になりまして、連絡先交換もみなさんされたようです。
私は今回初参加のOさんに、いつものように名刺をお渡ししました。

最後にOさんは、「今日はとても楽しかったです!」と言ってくれました。
そしてお別れしたあとのメールでも、「今日は和気あいあいと楽しくおしゃべりができて楽しかったです」と、言って頂けました。

女性一人になってしまったのですが、そう言って頂けてとても良かったです。
男性のSさんや、Yさんも、来ていただけて感謝です。

私は今回もまた、とても楽しい登山になりました。
短いコースの登山の場合は、こまめにたっぷりとした休憩を取り、最後には軽くお疲れ様でした会をすると良いのかな、と思いました。
お疲れ様でした会は、女性が負担には感じないように、30~60分くらいの、軽い感じが良いかもしれません。
あまり長くなってしまうと、ご負担になってしまうかもしれません。
そのお疲れ様でした会は、参加したくない方もいるに違いないので、自由参加としたほうが良さそうです。

これから冬になりますし、高い山に登るのは、道の凍結や、雪の問題など出てくると思うので、難しくなってくる面もあります。
冬の間は、雪山のご提案も検討しています。
あと、冬でも問題がないような、低山を中心にして、こまめにたっぷりとした休憩をして、その後にはお疲れさまでした会をするという、交流をメインとした登山をする、というのも、冬の間はアリなのかもしれません。
一度も登ったことない山などでしたら、登山自体のほうも、それなりに楽しんでいただくこともできそうです。

Oさんは御岳山にも登ってみたいとおっしゃっていたので、御岳山のイベントも検討してみたいところです。

楽しく交流しつつ、登山もしっかり楽しめるような、良い登山イベントができるように、工夫していければいいなと思います。
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